「2018年本屋大賞」が、辻村深月さんに決定しましたね。
辻村さんといえば、10代の気持ちを繊細に描いた作品に定評があります。今回の受賞作。
『かがみの孤城』(辻村深月/著 ポプラ社 2017.5)もまさにそんな作品。辻村作品の当館所蔵リストを作りましたので、この機会にぜひあれこれ手に取ってみてください!きっと、自分にぴったりの本がみつかるはず
☆本屋大賞2018辻村深月さん 所蔵リスト ところで、辻村深月さんは、人気コミック『文豪ストレイドッグス』外伝の小説で、異能特務課のエージェント「辻村深月」のモデル(?)となって登場しているのをご存知でしょうか?『文豪ストレイドッグス』という作品は、名だたる文豪が自らの作品名を冠した異能力を保有し、その能力を駆使して闘い活躍する作品です。実在の文豪たちはあくまでモデルで現実とはだいぶ違った世界ですが。コミック・小説・アニメと展開していて、この3月に公開されたアニメ映画『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』にも「辻村深月」はしっかり登場しています!
彼女が持つ異能は「きのうの影踏み」。
『きのうの影踏み』(辻村深月/著 KADOKAWA 2015.9)も、もちろん辻村さんの作品・・・怪談集です。気になる人はぜひご一読を。
エージェント「辻村深月」が登場する、小説
『文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦』(朝霧カフカ/著 KADOKAWA 2016.1)は当館でも所蔵しています。同じく現役の人気作家である綾辻行人さんと京極夏彦さんもキャラクター化して登場。大活躍します。今回の辻村さんの本屋大賞受賞で、辻村作品を読んでみようかな?と思っている人は、あわせてこちらも読んでみては?