大阪府立中央図書館 国際児童文学館 「懐かしの街頭紙芝居『少年ローン・レンジャー』とその時代」
更新日:2015年1月31日
街頭紙芝居紹介サイト開設記念「懐かしの街頭紙芝居『少年ローン・レンジャー』とその時代」を開催しました。
平成26年5月に、当館所蔵の街頭紙芝居を紹介するWebサイトを公開しました。これを記念し、街頭紙芝居の実演と講演会を行いました。
街頭紙芝居の実演では、塩崎おとぎ紙芝居博物館理事で紙芝居師でもある近藤博昭さんに、「少年ローン・レンジャー」や「チョンちゃん」実演のほか、紙芝居に描かれた絵の内容を当てるクイズをしていただきました。近藤さんは拍子木を打ちながら登場され、臨場感あふれる軽妙な語り口で参加者を惹きつけていました。また、お話の合間には街頭紙芝居に関する解説もされていたので、街頭紙芝居そのものの知識も深められる内容となっていました。
講演会では、児童文学研究者の畑中圭一さんに「街角の子ども文化 街頭紙芝居の歩みと今日的意義」と題してご講演いただきました。まず、街頭紙芝居の源流について、日本の「のぞきからくり」や「絵解き」のほか、中国やインドの「絵語り」についても、写真や絵図を示しながら分かりやすく解説していただきました。最後のまとめでは、街頭紙芝居の今日的意義として、「ふれ合いの場」や「大人社会を垣間見る場」であること等を挙げられ、ご自身の経験も織り交ぜつつその意義について述べられていました。
講演の後には、児童文学館職員が2014年5月に公開した街頭紙芝居デジタルサイトの紹介を行い、盛況のうちに終了しました。多数のご参加、ありがとうございました。

共催:一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団
日時
- 2015年1月25日(日曜日)
- 午後2時30分から午後4時45分まで
場所
- 大阪府立中央図書館2階 大会議室
内容
- 街頭紙芝居実演「少年ローン・レンジャー」等
出演・講師:塩崎おとぎ紙芝居博物館 - 講演会「街角の子ども文化 紙芝居の歩みと今日的意義」
講師:畑中圭一さん(童謡詩人、児童文学研究者、童謡と詩『こすもす』主宰) - 国際児童文学館ホームページ「街頭紙芝居」の紹介
紹介:当館職員
定員
- 80人(講演会のみ事前申込が必要です)
講演会申込方法
- 来館の場合:国際児童文学館カウンターで受付します。 (受付時間 午前9時から午後5時まで)
- ファックスの場合:名前(ふりがな)・電話番号(ファックス申込みの場合は返信先のファックス番号も)・イベント名「街頭紙芝居」を記入し、下記までお申し込みください。
ファックス番号:06-6745-0262(24時間受付) - 往復はがきの場合:往信用の裏に名前(ふりがな)・電話番号・イベント名「街頭紙芝居」を記入し、返信用の表に宛先記入の上、下記の「お申込先」までお申込みください。
- インターネットの場合:こちらよりお申し込みください。 (24時間受付)
- 締切:2015年1月23日(金曜日) 必着
- 申込者多数の場合は先着順とし、期日前でも受付けを締切らせていただきます。
- 街頭紙芝居の実演は当日参加が可能です。
お問合わせ・お申込先
大阪府立中央図書館 国際児童文学館
〒577-0011 東大阪市荒本北1-2-1
電話番号:06-6745-0170(代表)
ファックス番号:06-6745-0262
※お問い合わせおよび来館によるお申込みの受付時間は午前9時から午後5時までです。
協力
一般社団法人 塩崎おとぎ紙芝居博物館