中央図書館職員ブログ「職員の日記帳」

　カレーが嫌いな人ってあまりいないんじゃないでしょうか。私はもちろん大好物、東にうまいインドカリーがあると聞けば電車に飛び乗り、西にうまいカレーうどんがあると聞けば自転車を走らせております。とあるカレーチェーンでは、震災に際してカレーの炊き出しを実施したそうですが、一日に千数百食を被災者の皆さんにふるまい続けているという話を聞けば、カレー好きの一人としても、胸が熱くなります。
　大阪府立中央図書館のある東大阪市では、花園ラグビー場（高校ラグビー界の聖地！）の立地と結びつけて、東大阪カレーパン会が設立されました。ラグビーボールとカレーパンの形が似ているだけという、やや強引な結びつきではありますが、ホカホカ、カリカリのカレーパンをほうばるチャンスが増えたと思えば大歓迎です。
　府立中央図書館への転勤のため、行きつけのカレー屋さんに行けなくなった私ですが、これからはカレーパンの食べ歩きで楽しめそうです。食べ物とも出会いと別れがあるものですね。みなさんも、府立中央図書館へお越しのときは、東大阪の新名物、カレーパンをぜひご賞味ください。（館内では売っていませんのであしからず）

３月２７日、中央図書館の入館者が１０００万人を突破しました。
これは、平成８年５月１０日の開館から数えて１５年目、開館日数で４０９１日での達成です。
突破後には、この日のために用意していた読書をテーマとする絵はがきセットを、来館された方に皆でお配りしました。

また、たくさんのご利用の感謝を込めて、４月１０日まで記念展示を開催しています。
「大阪府立図書館のあゆみ」というテーマで、府立図書館の歴史やそのときどきで話題になった本などを展示しています。ぜひ、見にきてくださいね！

１５年前、私は高校生で、大人になったら図書館で働いているとは思ってもいませんでした。
ふり返ればあっという気もしますが、１５年間の本を並べているとたくさん思い出がよみがえってきました。
この先はどんな事が起こるのだろう。どうか多くの幸せが皆にありますように。