【講演会】「上方絵の世界」
秋の文化講演会「上方絵の世界」
浮世絵は江戸時代に生み出された日本独自の文化で、その芸術性の高さは、ヨーロッパのジャポニズムと相まって高く評価されました。浮世絵は出版された土地から「江戸絵」「上方絵」と呼ばれましたが、「上方絵」は、風景画や美人画が多い「江戸絵」と比較して、役者絵の比率が圧倒的に高い特徴があります。また、大坂と京都では、錦絵と肉筆画という差異が認められ、「浪速錦絵」は個性豊かな表現力が認められます。そのため、海外では「Osaka Prints」と呼ばれ、独自性の高い芸術として評価されました。このように、江戸時代には、京都・大坂・江戸にそれぞれの文化的特徴が認められます。今回の講演会では「上方絵の世界」と題して、「上方絵」の持つ独自性を最新の研究成果を交えてお話ししていただきます。また、「上方絵」をとおして、大阪の豊かな歴史文化に触れ、郷土大阪の魅力再発見につなげていきたいと考えています。
日時・会場など
講演日時:2016年11月5日(土曜日)14時から15時30分
講師:北川 博子さん(あべのハルカス美術館主任研究員)
講演会場:大阪府立中央図書館2階大会議室
定員:各回70名(先着順、申込み不要、受講無料)
※講演会の参加に際して、障がい等の状況により、配慮が必要な方は事前にお知らせください。
「上方絵の世界」広報チラシ(表) [PDF/356KB] 「上方絵の世界」広報チラシ(裏) [PDF/518KB]
アクセス
バスでお越しの場合は近鉄バス「東大阪市役所前(中央図書館前)」で下車すぐ
【問合わせ先】
大阪府立中央図書館 「生涯学習事業」 担当
〒577-0011 東大阪市荒本北1-2-1
Tel 06-6745-0170 FAX 06-6745-0262