統計情報を調べるには(基礎統計編)

1 どんな統計がどの資料に収録されているか
2 主な統計資料
3 『日本国勢図会』とは
4 各国の統計書



1 どんな統計がどの資料に収録されているか


e-Stat 政府統計の総合窓口(総務省統計局) [Web]
http://e-stat.go.jp/
総務省統計局の管轄するホームページ(http://www.stat.go.jp/index.htm)にあり、政府統計の全体をカバーしています。キーワードや分野から統計の検索が可能です。

『統計情報インデックス』(総務省統計局) 年刊 中・央 351-6N
「統計を探すためにその『所在源』に関する情報を編成したもの」で、政府の各府省と政府関係機関および民間機関が作成している統計の主要な刊行物を収録しています。どの統計がどの刊行物に載っているかがわかる資料です。
「キーワード索引」「書誌情報」「統計表題一覧」「編集機関別書名索引」で構成されています。「キーワード索引」は統計書に掲載されている統計表の表題からキーワードを抽出しています。まず、これを引いて統計書のあたりをつけます。統計書が分かればその統計書が中之島図書館にあるかどうか検索します。

『統計調査総覧』(総務省統計局統計基準部) 中・央 351-3N
「国(府省等)編」と「地方公共団体(都道府県・市)編」の2冊があり、各編ともに、本編、索引、附録から成っています。
収録統計は@指定統計調査、A承認統計調査、B届出統計調査で本編は統計を各分野に配し、統計名、実施機関、目的、沿革、集計と公表、調査対象、調査方法、周期・期日、調査事項を記しています。
索引は統計を実施した実施機関別のものと統計の50音順の2種類があります。

『民間統計ガイド』(全国統計協会連合会) 中・央 350.3-13N
業界団体など民間で作成される統計調査もたくさんあります。これら民間団体・民間企業が作成した統計の所在源と内容を収録した資料です。
本編では各団体の出している統計書名、調査対象と報告者とその数、作成周期・調査の時期、集計内容、発表の時期、発表の形態(印刷物の名称、ホームページ等)、問合せ先を記しています。

インターネット提供の民間統計データ(全国統計協会連合会) [Web]
http://www.nafsa.or.jp/home/index08.htm
『民間統計ガイド』から抜粋したもので、業種別に分類されています。統計作成団体のURL,統計調査の名称がわかるリンク集です。


2 主な統計資料


総務省統計局 [Web]
http://www.stat.go.jp/index.htm
トップページには統計データ、最新の主な指標、新着情報などが並んでいます。統計データでは『日本統計年鑑』『日本の統計』『世界の統計』『日本統計月報』などの最新の公表資料を見ることができます。
統計データは分野別一覧、50音順一覧などがついています。

『日本統計年鑑』(総務省統計局) 中・央 351-15N
過去の『日本帝国統計年鑑』の流れを汲む国レベルの統計です。ホームページでも閲覧可能です(http://www.stat.go.jp/data/nenkan/index.htm)。
「国土・気象」「人口・世帯」「財政」「農林水産業」など広い範囲で日本の状況を統計で知ることができます。各章の冒頭にはそれぞれの調査や語句の経緯や説明がついています。

『民力』(朝日新聞社) 中・央 351-2N
民力とは「生産・消費・文化などの分野にわたって国民がもっているエネルギー」と定義されています。この民力指数を各種統計データとともにエリア・都市圏・市町村別にコンパクトにまとめた資料で、地域の経済圏に即して加工されており、マーケティングにつかえます。
毎年のトピック、各都市圏の紹介、エリア・都市圏・市町村別の指標の他に都道府県の指標や参考資料−例えば主要指標(人口、事業所数など)の伸び率、生活満足指標など−、資料の解説で構成されています。
「資料の解説」では『日本統計年鑑』と同様に主要な統計調査の概要がわかりやすく解説されており、この解説を折にふれて読んでいると統計データの性格がわかってきます。

『大都市比較統計年表』(大都市統計協議会) 中・央 351-7N
東京都区部、札幌市、仙台市、千葉市、川崎市、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、北九州市、福岡市の統計で、土地及び気象、人口、事業所、工業、財政など21に分類されています。

『大阪府統計年鑑』(大阪府総務部統計課) 中・央 351.6-3N
大阪府に関する統計で毎年刊行されています。Webでも公開されています(http://www.pref.osaka.jp/TOUKEI/nenkan/index.html)。

大阪の統計(大阪府総務部統計課) [Web]
http://www.pref.osaka.jp/toukei/
上記「大阪府統計年鑑」を始め、大阪府がWeb上で公開する統計を集めています。

『大阪市統計書』(大阪市計画調整局企画調整部統計調査課) 中・央 351.6-6N
大阪市に関する統計で毎年刊行されています。Webでも公開されています(http://www.city.osaka.jp/keikakuchousei/toukei/G000/G000.html)。

大阪市の統計(大阪市計画局) [Web]
http://www.city.osaka.jp/keikakuchousei/toukei/index.html
上記「大阪市統計書」を始め、大阪市がWeb上で公開する統計を集めています。

府内市町村の統計
調査ガイド府内市町村の広報・市勢要覧・統計書リスト」をご覧ください。

統計リンク集(愛媛大学法文学部総合政策学科佐藤研究室) [Web]
http://cpmserv.cpm.ehime-u.ac.jp/sato/link/
同研究室作成のリンク集です。


3 『日本国勢図会』とは


『日本国勢図会』(矢野恒太記念会) 中・央 351-1N

統計情報に行きあたっても、それをどう読み取ったらよいのか難しいものです。専門家でも不慣れな分野の数字は読み違えることがあるそうです。
いろんな分野の数値の概略のイメージがあれば思わぬ勘違いを防げるかもしれません。
『日本国勢図会』は1927年創刊され、改良を重ねています。様々な統計データをコンパクトにまとめてあります。

各国通貨の名称と為替相場、前年の10大ニュース、主要経済データというトピックのあと、世界の国々、気候、国土利用と国土開発、人口の動き、府県と都市、労働から、各産業分野の章をはさんで、災害と事故、犯罪、国防と自衛隊など全部で51章にわたって概説と統計表・グラフで構成されています。

各統計表から出典にあたる1次統計書がわかりますので、その統計書にあたるか、改めてインターネットで探すこともできるでしょう。

統計の数値表はそれ自体が意味を持つこともありますが、多くは経年変化などをグラフで表してはじめて意味があります。『日本国勢図会』のグラフは図表に表すときの参考にもなります。

『日本国勢図会』で大きな数字を把握していると細かい数字を読み違えることが少なくなります。


4 各国の統計書


「世界の統計」(総務省統計局) [Web]
http://www.stat.go.jp/data/sekai/
総務省統計局サイトにあります。冊子は府立中央図書館が所蔵しています(350.9-4N)。

『国際連合世界統計年鑑』(国際連合統計) 中・央 350.9-5N
「世界および地域の総括」「人口および社会統計」「経済活動」「国際経済関係」の4部構成で、人口、教育、保険、文化、経済、金融、貿易などに関する統計を網羅しています。「世界、地域および国レベルでの社会・経済事情および活動に関する国際的に可能な統計を、おおよそ10年間カバーするように編集」したものです。

『中国統計年鑑』(中華人民共和国国家統計局) 中 352.2-4F
中国語で書かれた中国の総合的な統計です。

『ベトナム統計年鑑』(日越貿易会) 中 352.3-2N
『ASEAN統計データ』(NNA) 中 352.3-3N
『ヨーロッパ統計年鑑』(ヨーロッパ連合) 中・央 353-2N
『現代アメリカデータ総覧』(合衆国商務省センサス局) 中・央 355.3-1N
以上の4つは日本語の資料です。