大阪府立図書館

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情報収集の基本

更新日:2024年1月12日

先生のための図書館活用ガイド

2024年1月作成

はじめに

ここでは、大阪府立中央図書館の所蔵資料の調べ方を中心に、基本的な情報収集の方法をご紹介します。

目次

1.図書を調べる
1-1. 蔵書検索を使う
1-2. テーマの本棚で探す
1-3. 参考図書を使う
2.雑誌の論文・記事を調べる
3.新聞の記事を調べる
4.インターネットを調べる


1.図書を調べる

1-1. 蔵書検索を使う 「大阪府立図書館蔵書検索

蔵書検索では、書名で検索するのが一般的ですが、この場合、書名に検索ワードが含まれている図書しか探すことができません。
特定の書名の図書を探すのではなく、関連図書を一覧したいというときに使う主な検索方法として、「全項目検索」と「分類検索」というものがあります。
入力方法等に多少の違いはあるかもしれませんが、基本的には全国の図書館で使える検索方法です。

【例】府立図書館にある「教育関連の図書」を検索する
<全項目検索>
(1)詳細検索画面を開く(左上の「資料検索▼」から選択)
(2)検索条件のフリーワードに「多文化教育」「授業研究」等、お探しの図書に関する言葉(キーワード)を入力
(画面イメージ)

(3)絞り込み条件の「図書」をクリックする

<分類検索>この方法を使うと、書名に関係なく、関連図書を検索することができます。
※NDC分類は、左上の「資料検索▼」から「ジャンル検索」を選び、次の順に進んで探している分野に近いものをお探しください。
例)教育史に関する分類を探す場合
「ジャンル検索」>「→NDC日本十進分類法」>大分類「3 社会科学」>中分類「37 教育」>小分類「372 教育史、事情)」
(1)詳細検索画面を開く(左上の「資料検索▼」から選択)
(2)検索条件のNDC分類に「372」(教育史、事情)等、お探しの分野に関する分類番号を入力する
(3)絞り込み条件の「図書」をクリックする(前記<全項目検索>の(3)参照)
(画面イメージ)

※注意
雑誌の論文・記事、新聞の記事は、この蔵書検索では探せません。
後述の「2.雑誌の論文・記事を調べる」「3.新聞の記事を調べる」をご覧ください。

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1-2. テーマの本棚で探す

図書館に来館したら、テーマに関する本を集めている本棚へ行って探すのも1つの方法です。検索と違って思わぬ収穫があるかもしれません。
例えば教育分野だと、関連テーマの図書は以下の棚に並んでいます。
詳しくは、図書館のカウンターでお尋ねください。

・学習指導: 生活指導「375.2」、国語科「375.8」(3階・棚番号18、19)
・読書法: 読書指導「019.2」(4階・棚番号01)
・作文: 論文作法「816.5」、文例集「816.8」(4階・棚番号26)       等

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1-3. 参考図書を使う

図書館では、必要な事項をピンポイントに調べるための図書(例:辞書、事典、白書、統計、法令集等)を「参考図書」として、
一般の図書とは別の棚に並べています。
参考図書で基本的事項を確認することによって、検索キーワードや関連分野の幅が広がることもあります。

※多くの方にご利用いただけるよう、参考図書は貸出不可としています。図書館内での閲覧・複写でご利用ください。

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2.雑誌の論文・記事を調べる

図書として出版されていない速報的な情報や学術論文等は、雑誌に掲載されている場合があります。論文情報を調べるときには、
Webサイト「CiNii Research(サイニーリサーチ)」が便利です。学術雑誌や研究紀要の論文情報が収録されています(一部本文の閲覧も可能)。
そのほか、当館では、以下の雑誌の記事・論文検索データベースを当館内でご利用いただけます。

<雑誌記事・論文検索データベース>
MAGAZINEPLUS(マガジンプラス) : 総計2000万件以上にのぼる雑誌・論文情報を収録
Web OYA-bunko(大宅壮一文庫) : 1988年以降の大衆紙を中心とした雑誌記事情報を収録
雑誌記事索引集成データベース : 明治以降の全国誌・地方誌の雑誌記事情報を収録

※当館で所蔵していない雑誌(巻号)は、所蔵館へ尋ねていただくか、あるいは所蔵館からコピーを取り寄せることになります(有料)。
コピーの取り寄せ方法等について、詳しくは職員にお問い合わせください。

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3.新聞の記事を調べる

過去の出来事・ニュースを調べる際に便利です。 当館では大手5紙について、古いものでは明治時代のものから所蔵しています。
所蔵資料や利用方法等、詳しくは当館ホームページ「新聞コーナーのページ」をご覧ください。
また、以下の新聞記事検索データベースも当館内でご利用いただけます。

<新聞記事検索データベース>
朝日新聞クロスサーチ : 『朝日新聞』『AERA』『週刊朝日』の記事を収録
日経テレコン : 日経4紙の記事や、企業・人事に関する情報を収録
ヨミダス歴史館 : 『読売新聞』(地域版含む)の記事を収録
毎索 : 『毎日新聞』『エコノミスト』の記事や「世論調査」を収録
ELNET : 1988年以降の全国新聞・雑誌記事情報を収録

 
ここまで、大阪府立中央図書館での情報収集の方法としていくつかご紹介しましたが、全国の多くの公共図書館では、本の分類方法等で共通のルールを
採用しています。そのため、当館での情報収集の方法を覚えていただければ、それを他の図書館でも応用していただくことができます。

最後に、図書館の外でも情報収集で利用することが多いインターネットについて、少しご紹介します。

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4.インターネットを調べる

あらゆる情報を調べる際に便利な反面、情報の信頼性や正確性の判断が必要とされるため注意が必要です。
具体的には以下の点をチェックして、情報の精度を高めます。

誰が書いたのか?…その情報を書いたのが、公的機関・専門家であれば信頼性は高くなります。一方、匿名で書かれたものは注意が必要です。
いつ書かれたか?…ホームページの更新日などを確認し、情報として古いものでないかを確認します。
どうやって書かれたか?…そのページに書かれていることに根拠があるか、妥当な調査手法を用いているか等を確認します。

当館の「分野別情報リンク集」をはじめ、図書館等のホームページでは調べものに役立つWebサイトを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

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