大阪府立中央図書館・大阪府公文書館共催事業「明治時代と大阪-近代の黎明」
『維新錦絵帖』より「本願寺御門跡大坂津村御坊所仮皇居之図」(大阪府立中之島図書館所蔵)
明治時代と大阪
平成30年(2018)は、明治元年(1868)から起算して満150年の年にあたります。大阪府もこの年に置かれ、7月には大阪港が開港し川口居留地や大阪城を中心とする地域では「御雇外国人」が技術指導を行うなど欧米の技術や文化が流れ込み、我が国の近代化に多大な影響を与えました。やがて国内産業が成熟し、最大級の内国博となる第五回内国勧業博覧会が、明治36年(1903)大阪で開催されるに至ります。
今回、基調講演として、橋爪紳也さん(大阪府立大学教授)に「博覧会都市大阪-第五回内国博覧会から1970年万博、2025年国際博覧会誘致まで-」と題してお話ししていただきます。また、大阪府公文書館所蔵資料の展示を下記のとおり行います。加えて、6月以降、大阪府公文書館専門員による出張講座も開催予定です。
展示期間・展示会場
- 展示期間: 平成30年5月15日(火曜日)から6月10日(日曜日)
- 展示会場: 大阪府立中央図書館1階展示コーナーA・B
※火曜日から金曜日は9時から19時まで(土曜日、日曜日、祝日は9時から17時まで)
5月21日(月曜日)、28日(月曜日)、6月4日(月曜日)は休館日
基調講演会
- タイトル: 「博覧都市大阪-第五回内国博覧会から1970年大阪万博、2025年国際博覧会誘致まで」
- 講師: 橋爪紳也さん(大阪府立大学教授)
- 講演日時: 6月9日(土曜日)14時より15時30分まで
- 講演会場: 大阪府立中央図書館2階多目的室
- 定員: 80名(申込不要・先着順・受講無料・開場は13時30分より)
大阪府公文書館出張講座
(1)6月8日(金曜日) 「公文書に見る明治18年淀川大洪水の頃」(前半部) 講師:専門員 的場 茂さん
「明治18年洪水以降の琵琶湖・淀川の治水対策」(後半部) 講師:淀川河川事務所調査課 森田 一彦さん
(2)7月13日(金曜日) 「『江戸時代』から『明治時代』へ-明治初期の史料をひもとく」 講師:専門員 市原 佳代子さん
(3)8月14日(火曜日) 「明治の大阪 ~『天下の台所』から『東洋のマンチェスター』へ」 講師:専門員 謝 政徳さん
- 会場: 大阪府立中央図書館2階多目的室
- 定員: 80名(申込不要・先着順・受講無料)
- 時間: 14時00分から15時30分まで(開場は13時30分より)
広報チラシ: 「明治時代と大阪-近代の黎明」 [PDFファイル/1.2MB]
※基調講演会と大阪府公文書館出張講座の参加に際して、障がい等の状況により、配慮が必要な方は事前にお知らせください。
アクセス
近鉄けいはんな線(地下鉄中央線)荒本駅下車 1番出口より北西に約400m
バスでお越しの場合は近鉄バス「東大阪市役所前(中央図書館前)」で下車すぐ
(中央図書館へのアクセス地図はこちらをクリック)