【講演会】大阪府立中央図書館第3回府民講座 「大坂の陣と真田幸村‐江戸文学と上方講談‐」のお知らせ
非運の武将が歴史的ヒーローになったわけとは・・・
真田幸村 颯爽登場!
戦国時代最後の武将「真田幸村」が大活躍した大坂の陣から400年。知略にたけた軍師「真田幸村」の物語は、江戸時代に”講談”や”本”によって広まり、誰もが知るヒーローとなりました。今回の講座では、「真田幸村」を題材として、語り物の芸能である講談が、歴史的事実をどのようにとらえ、実在の「真田幸村」を悲劇のヒーローに仕上げていったかを探ります。
今回の府民講座は三部構成。第一部は大阪大谷大学の高橋圭一教授に国文学の立場から、「難波戦記」を読み解き、真田幸村像成立の謎に迫ります。第二部は上方講談の泰斗、旭堂南陽さんに「難波戦記」の一節をダイナミックに語って頂きます。第三部はお二人に、大坂の陣と真田幸村について縦横に語って頂きます。
実在の武将であった真田幸村(信繁)が講談から小説へ(さらにゲームからアニメへ)と変遷していく姿を通じて、歴史的事実とは異なる文芸の「虚構(つくりもの)」の歴史を楽しんでいただきたいと思います。
講演
「こうして軍師・真田幸村は創られた」
高橋 圭一 さん(大阪大谷大学文学部教授)
講談
難波戦記から 「幸村最後の計略‐平野の地雷火」
旭堂 南陽 さん(講談師)
対談
「真田幸村の語られ方」
高橋圭一さん 旭堂南陽さん
会 場:大阪府立中央図書館 ライティホール
(ライティホールへのアクセス地図はこちらをクリックしてください)
・近鉄けいはんな線(地下鉄中央線)荒本駅下車 1番出口より北西に約400m・バスでお越しの場合は近鉄バス「東大阪市役所前(中央図書館前)」で下車すぐ
日 時:平成26年8月2日(土曜日) 14時00分から16時40分
受講経費:500円
(当日受付にてお支払いいただきます。つり銭のいらぬよう、ご協力をお願いいたします)
※受付にて身体障がい者手帳等を提示されたご本人とその介助者は無料です。
※講演には手話通訳を準備しております。
※配慮が必要な方はお申し込み時にお書きください。
定員:380人
定員に達しましたので、受講のお申し込みを終了いたしました。
【問合せ先】
大阪府立中央図書館 「生涯学習事業」 担当
〒577-0011 東大阪市荒本北1-2-1
Tel 06-6745-0170 FAX 06-6745-0262