【中央図書館】 秋の講演会「浪速御民 菅楯彦の画業と人生」と「大阪府立中央図書館の菅楯彦展」のご案内
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年8月26日更新
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大阪を愛し、大阪人に愛された画家、菅楯彦
大大阪の時代、上方画壇の雄として、東の横山大観と並び称されていたのが、菅楯彦でした。大阪を愛し、大阪の人々に愛された菅楯彦は、大和絵の伝統のもと、卓抜した描写力によって、確かな考証にもとづいた歴史画から、詩情豊かな風俗画まで数多くの作品を残しました。
当館では、菅楯彦没後50年を記念して、大阪商業大学商業史博物館の明尾圭造さんの特別講座を開催いたします。あわせて、当館が所蔵する菅楯彦の作品を特別展示いたします。
菅 楯彦(すが たてひこ) 明治11年(1878年)鳥取生まれ。大和絵の伝統の下、四条派や狩野派などを研究し、軽妙洒脱と評される独自の画風を確立した。大阪を活動の中心とし、浪速情緒あふれる風景画や歴史画、祭礼画を残している。また、谷崎潤一郎の「細雪」の装丁や吉川英治「私本太平記」の挿絵などでも親しまれている。大阪市名誉市民第一号。日本芸術院恩賜賞受賞。昭和38年(1963年)没。 |
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講演:「浪速御民 菅楯彦の画業と人生」
講師:明尾圭造 (大阪商業大学商業史博物館主席学芸員)
日 時:平成26年10月26日(日曜日) 14時00分から15時30分
会 場:大阪府立中央図書館 2階大会議室
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・近鉄けいはんな線(地下鉄中央線)荒本駅下車 1番出口より北西に約400m・バスでお越しの場合は近鉄バス「東大阪市役所前(中央図書館前)」で下車すぐ
受講経費:無料
定員:70人
【申込方法等】
【問合せ先】
大阪府立中央図書館 「生涯学習事業」 担当
〒577-0011 東大阪市荒本北1-2-1
Tel 06-6745-0170 FAX 06-6745-0262
一日限りの特別展示
大阪府立中央図書館の 菅 楯彦 展
大阪府立中央図書館が所蔵する、菅楯彦の作品を秋の講座に合わせて特別展示いたします。この機会を逃せば、鑑賞することのできない作品です。ぜひとも楯彦はんの傑作をお楽しみください。
日時:平成26年10月26日(日曜日)10時から16時まで
場所:大阪府立中央図書館2階大会議室前ロビー
展示作品: 菅楯彦「浪速文人図」「出魯去衡」 菅真人「風景図」
※菅楯彦が装丁した「細雪」など関連図書資料も公開します。見学無料です。