【イベント】平成28年3月12日(土曜日)鍋島直樹さん(龍谷大学文学部教授)講演会「亡き人とともに生きる-東日本大震災と臨床宗教師」を開催します
「震災展」特別講演会のお知らせ
臨床宗教師とは、信徒にかかわらず人々の悲しみに寄り添い、医療機関や福祉施設などで公共的役割を果たす宗教者のことです。東日本大震災ののち、被災者への心のケアに携わる専門職を育成するため、2012年に東北大学で実践宗教学寄付講座「臨床宗教師研修」が創設されました。日本版チャプレンとして、宗派や宗教を超えて宗教者が集い、心のケアの方法を身につけています。その動きが全国の大学に広まり、2014年に、龍谷大学でも「実践真宗学研究科臨床宗教師研修」を開設しました。講演では、臨床宗教師として、宮城県南三陸町で実践した心の支援活動を中心にお話ししていただきます。
講師・演題・著書等
- 講 師 : 鍋島 直樹氏 (龍谷大学文学部真宗学科教授 実践真宗学研究科・臨床宗教師研修主任)
演 題 : 「亡き人と共に生きる-東日本大震災と臨床宗教師」
著書等 : 『死別の悲しみと生きる』(本願寺出版社)、『アジャセ王の救い』(方丈堂)、
『親鸞の生命観 縁起の生命倫理』(法蔵館)、『生死を超える絆 親鸞思想とビハーラ活動』(方丈堂)など
日本医師会生命倫理懇談会委員、Encyslopedia of Science and Religion,Macmillan Reference,New York,2003
日時・会場
日 時 : 2016年3月12日(土曜日)15時から16時30分(開場は14時30分より)
会 場 : 大阪府立中央図書館2階大会議室
申込方法・費用
申込方法 : 申込不要(先着70名)
受講費用 : 無 料
「震災展」のお知らせ
大阪府立中央図書館では、2011年の東日本大震災発生後、大震災をテーマにパネル展示や府民講座を行ってきました。今回の「震災展」では、大阪府政策企画部危機管理室防災企画課の協力を得て、近年、地震発生が危惧されている「南海トラフ巨大地震」による、大阪府内に想定される津波浸水被害や、予想震度分布などハザードマップを中心にパネル展示します。
展示期間:2016年3月1日(火曜日)から3月21日(月曜日)まで
展示場所:1階展示コーナー
【問合せ先】
大阪府立中央図書館 生涯学習事業 担当
〒577-0011 東大阪市荒本北1-2-1
電話 06-6745-0170 ファクシミリ 06-6745-0262