【イベント】第5回府民講座「『源氏物語』と『枕草子』」
主催 大阪府立中央図書館指定管理者 長谷工・大阪協立・TRCグループ
第5回府民講座「『源氏物語』と『枕草子』」
今回の講演会では、「『源氏物語』と『枕草子』」と題して講演します。紫式部の手による長編物語『源氏物語』と、「春は、あけぼの」で知られる清少納言の随筆『枕草子』。この全く異なる二つの作品は、実は深いつながりを持っていました。両者に関わるのは実在の一人の人物、当時の天皇の寵愛を一身に受けながら悲劇的な人生を歩まざるを得なかった后です。また、紫式部が『紫式部日記』で清少納言を酷評した理由についてもお話ししていただきます。講師の山本淳子京都学大学人文学部教授は、平安文学研究者として著名で、「歴史秘話ヒストリア」や「世界ふしぎ発見!」などテレビ番組でも活躍され、茶の間でも大変おなじみです。 第5回府民講座広報チラシ [PDFファイル/315KB]
講師:山本 淳子先生(京都学園大学人文学部教授)
講師紹介:石川県金沢市生まれ、京都大学文学部卒業。石川県立図書館・石川県立高校国語科教諭を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科に入学、同修了。博士(人間・環境学)。2008年より現職。『源氏物語』『枕草子』などを生んだ一条朝の時代像を、文学と歴史の両方の視点から研究しています。2007年、『源氏物語の時代 一条天皇と后たちのものがたり』(朝日新聞社)により、サントリー学芸賞(芸術・文学部門)を受賞されました。著書は受賞作の他、研究書『紫式部集論』(和泉書院)、『私が源氏物語を書いたわけ 紫式部ひとり語り』(角川学芸出版)など多数。また2014年の『平安人の心で源氏物語を読む』(朝日新聞出版)が、翌2015年古代歴史文化賞優秀作品賞を受賞しました。さまざまな歴史資料や文学作品を研究されてきた先生から語られる物語の解釈は、登場人物の関係性など、より立体的に感じさせ、『源氏物語』や『枕草子』の新たな一面を知ることが出来ます。
日時:平成28年3月26日(土曜日) 開場13時30分 開演14時00分から
会場:大阪府立中央図書館 ライティホール
※(中央図書館へのアクセス地図はこちらをクリックしてください)
・近鉄けいはんな線(地下鉄中央線)荒本駅下車 1番出口より北西に約400m ・バスでお越しの場合は近鉄バス「東大阪市役所前(中央図書館前)」で下車すぐ
受講料:500円(定員380人)
(当日受付にてお支払いいただきます。つり銭のいらぬよう、ご協力をお願いいたします)
※受付にて身体障がい者手帳等を提示されたご本人とその介助者は無料です。
※講演には手話通訳を準備しております。
【申込方法等】
お申込みは、往復ハガキ、FAX、インターネット、来館のいずれかでお申込みください。その際、必ず参加される方の「お名前・ふりがな」と「第5回府民講座」をご記入ください。FAX申込の場合は返信先のFAX番号も記入のうえ、下記までお申し込みください。往復はがき申込の場合は、返信はがきにご自身の「お名前・ご住所」も記入してお送りください。来館申込は1階受付カウンターで受付しています。※配慮の必要な方(車いすでご来館など)は、お申込みの際にその旨をお書きください。 ※インターネット申込みの方はこちらをクリックしてください
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【申込み・問合せ先】
大阪府立中央図書館 指定管理者 事業担当
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