3歳になると簡単なスト−リ−を理解できるようになり、大いにお話を楽しめるようになります。4歳、5歳と実体験が増えるにつれて、子どもの世界はどんどん広がってゆき、絵本の世界もたっぷり楽しめるようになります。そんな子どもたちを対象にした絵本のガイドブックは実にたくさんあるのです(絵本リストアラカルト)。 ここで取り上げた作家以外にも、優れた作家、人気のある作家はたくさんいます。リストもたくさん出ています。どのリストにも取り上げられている作品もあれば、あるリストでしか紹介されていない人や作品があります。どのリストにも取り上げられている作品には普遍性があるということです。ある特定のリストにしか取り上げられていないから、あるいは、どのリストにも取り上げられていないからと言って、作品の価値が下がるわけではありません。その作品の価値を決めるのは読み手だからです。人には個性と好みと感性があります。ある一部の限られた人からだけ熱狂的に支持される作品も少なくありません。本の値打ちを決めるのはあなたとあなたのお子さんです。 5歳にならないと無理かなと思われる本には#マ−クを付しました。 年齢の基準も個人差がありますので、およその目安であるとお考えください。 |