中央図書館職員ブログ「職員の日記帳」

4月になり、新生活を始める人も多いのではないでしょうか。
実家を出て初めて1人で暮らすとき、
自由でわくわくする一方、不安にもなりますよね。

今回は初めての1人暮らしに役立つ本をご紹介します。
まだ先のこと、と思っている人もぜひ将来に備えて手に取ってみてください。

『これが正解！ひとり暮らしスタートブック』（主婦の友社/編　主婦の友社　2013.2）
トイレやキッチンの掃除、洗濯や部屋干しの方法、クローゼットの収納の仕方、食材の下準備や節約術まで、1人暮らしがもっと楽しくなる知識がたくさん！ゴキブリが出たとき、地震のとき、訪問セールスにどう対応するの？可愛いカラーイラストで教えてくれます。

『ゼロからはじめる自炊の教科書』（きじまりゅうた/著　大泉書店　2010.2）
食材の基本や調理器具のことを知って、あんまり面倒くさくなく、美味しい食事を作ろう！ハンバーグやオムライス、グラタンや豚汁などたくさんのレシピが載っています。

図書館には、料理の本や1人暮らしの本がまだまだあります。
引っ越した先で図書館を探してみるのも楽しいですよ！

毎年、数多くのアニメーション映画が公開されていますが、昨年は、世代を超えて大ヒットした「君の名は」を始め、耳の聞こえない少女と聞こえる少年をめぐるストーリーを描いた「聲の形」や、戦時下の広島を舞台とし、第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞にも輝いた「この世界の片隅に」等、世間の注目を集めた作品が多かったように思います。これを読んでいる人の中にも、実際に映画館へ行って観たという人がいるのではないでしょうか。

そんなアニメーション映画が日本で初めて公開されたのは1917年。今からちょうど100年前のことです。
これに関連して、全国でさまざまなイベントが開催されていますが、
現在、中央図書館でも「日本のマンガ：100年の歴史」
としてマンガやアニメに関する本を展示しています。

原作の絵がたくさん載っている本や、
歴代の『週刊少年マガジン』の表紙を見比べることができる本など、
見ているだけでわくわくするような本がいっぱいです。
「マンガは好きだけど本はあまり読まないな〜」という人にも、
きっと楽しんでもらえると思います。

展示は4月30日（日曜日）まで、
1階の小説読物室（こども資料室前）で行っています。

また、国際児童文学館でも展示「マンガを楽しもう！ウェブサイト『マンガのひみつ大冒険！』公開記念」を行っています。ウェブサイト「マンガのひみつ大冒険！」で紹介しているマンガの一部を展示していますので、こちらもぜひ見に来てください。

　中高生のみなさま限定のイベントを実施します！

　4月23日（日曜日）の図書館が閉館した17時から、館内を見学する『夕暮れの図書館見学 in 大阪府立中央図書館』を開催します。
　閉館後の図書館というのはとても静かで、独特の雰囲気があります。案内役の司書とみなさまだけで、地下書庫をはじめ館内のいろいろなところを見て回ります。
　地下書庫はとても広いので、自転車に乗って本を取りに行きます。図書館で働く人以外でこの自転車に乗れる機会はほとんどありませんが、今回の見学イベントでは、なんとその自転車に乗ることができます。貴重な経験ができるかもです！

　定員は10名という少人数で実施します。事前に申し込みが必要ですので、詳しくは以下のページをご覧ください。

「夕暮れの図書館見学 in 大阪府立中央図書館」

　みなさまのふるってのご参加をお待ちしております！