図書館を使いこなす
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レファレンスって何だ?
1.図書館は、本を借りるだけのところではありません!
図書館はなんでも相談できる窓口で、情報や資料を求めている利用者を支援する「レファレンス・サービス」を行なっています。本を借りるだけではなく、とにかく、なんでも結構ですので疑問に思ったことを相談してください。
2.レファレンス・サービスとは
- 「レファレンス・サービス」
何らかの情報あるいは資料を求めている図書館利用者に対して、図書館員が仲介的立場から、求められている情報あるいは資料を提供ないし提示することによって援助すること、およびそれにかかわる諸業務。(『図書館情報学用語辞典』より)
つまり、情報の専門家、調べ物のエキスパートである司書が、図書館の資料やインターネット、CD−ROM等のデータベースなど、あらゆる情報源を駆使して利用者の疑問解決をサポートするサービスです。仮にその図書館で答えが出なかったとしても、他の図書館に問い合わせて答えを探したり、より適切な機関を紹介したりするなどして、質問者を支援します。
3.例えば、こんなことが調べられます
- 論文や履歴書などの書き方
タイトルやキーワード、分類をもとに検索する。たとえば大阪府立図書館蔵書検索で“件名”に「論文」と入力して検索すると、論文の書き方に関する本がヒットする。その中から目的に合わせてさらに絞り込むことができる。
- ペットの飼い方
動物ごとに調べるか、ペット全般で調べる。
- 30年前の新聞に載っていた詩
新聞記事データベースや詩集などを使って調査。
- 難しい単語の意味や読み
図書館にある多くの辞典を利用。
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4.答えられない質問もあります
- 学校の宿題やクイズ(懸賞)
- 医療、健康相談などについて
- 法律、特許相談
- 人生、身上相談
- 古書、美術品などの鑑定
- 仮定や将来の予想に属する問題
このような質問には図書館が判断して直接答えることは出来ません。しかし、参考になるような資料やそれぞれの分野に関係のある団体や機関などを紹介することはできます。たとえば、「次の漢文の意味を答えなさい」や「サミット(主要国首脳会議)について述べよ」といった宿題が出されたときや、「こんな病気にはどこの病院がよいか」と聞かれたとき、図書館では答そのものを教えることはできません。しかし、どのような資料を見たらよいのか、どのように情報を探したらよいのかなどをご案内することができるのです。
5.図書館に来なくても質問できます!
大阪府立図書館を含め、多くの図書館では、はがきや手紙、電話でも調査相談を受け付けています。お気軽にどうぞ。
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〒577-0011 大阪府東大阪市荒本北1-2-1
電話 06-6745-0170(代表)
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〒530-0005 大阪府大阪市中之島1-2-10
電話 06-6203-0473(大阪関係資料について) 06-6203-4150(ビジネス関係資料について)
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