【第5回(7/11)講演会は定員に達しました】【連続5回講演会】「ユーラシア文明・心の大地 インドの歴史と文化」(後編)
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、延期しておりました第5回講演は、7月11日に開催させていただきます。
(写真左から「エローラ石窟」・「カジュラホ遺跡」・「ヒンドゥー教の聖地バラナシ」・「ガンジー終焉の地」 提供:児島建次郎さん)
古代インドをテーマにした連続5回講演会
多様性で象徴されるインドは、「神々と信仰の国」といわれ、聖と俗、喧騒と静寂、貧困と富裕という両極が垣間見える国でもあります。インドの歴史遺産を代表するエローラ石窟は、ヒンドゥー教・仏教・ジャイナ教の寺院が並び、3つの宗教が共存したことを示しています。
インドに生まれたジャータカ(ブッダの前世の物語)は500あまりあり、シルクロードを経て、日本の法隆寺に伝えられています。6世紀から7世紀ごろ、インドではヒンドゥー教が台頭し、仏教も飲み込まれてしまいます。
生と死を見つめる母なる河ガンガーには、82のガート(沐浴場)があり、早朝から沐浴する人の姿であふれています。火葬場からは炎が燃え上がり、遺灰はすべて河に流されます。生あるものすべてを飲み込む姿こそ、インドの原風景といえます。
近代のインドはガンジーで始まります。非暴力運動に取り組み、独立の父といわれたガンジーは1948年に暗殺されます。その後、国民会議派を率いてネールが初代の首相になり、娘、孫へと政権が引き継がれます。ところが、10数年ほど前から、ヒンドゥー教至上主義のインド人民党が台頭し、現在は、この党が政権を握っています。古代から現代までのインドの歴史や文化を取り上げます。
前編に続いて、後編の講座でも、講師に元NHKチーフアナウンサーで、なら・シルクロード博覧会の企画を担当した児島建次郎さん(白鳳短期大学名誉教授)を迎え、ユーラシア文明と古代インドに焦点をあて,講演いただきます。
講演日・タイトル
- 第5回 令和2年7月11日(土曜日)「インドの現代社会・ガンジーからネール、そしてインド人民党」
講師・会場・定員など
- 講師 : 児島 建次郎さん(元NHKチーフアナウンサー・白鳳短期大学名誉教授)
- 会場 : 大阪府立中央図書館2階多目的室
- 定員 : 35名(事前申込、先着順、受講無料、座席指定)
- 時間 : 14時から15時30分(開場13時30分)
広報用チラシ: 「ユーラシア文明・心の大地 インドの歴史と文化」(後編)延期分 [PDFファイル/697KB] -
申込方法 : FAX、インターネット(当館ホームぺージより申込み)のいずれか。※申込は締切りました。
受講日・名前(ふりがな)・電話番号(FAX申込みの場合は返信先のFAX番号も)・メールアドレスを
ご記入のうえ、下記までお申込みください。※グループでの申込は不可となりますので1名ずつ
お申込みください。
- 申込期間:6月30日(火曜日)9時から7月7日(火曜日)19時まで ※申込は定員に達しましたので締切りました。
先着順とし、申込者多数の場合は、締切日以前でも申込みを締め切らせていただきます。ご了承ください。
受講していただけるかどうかは、受講票等にてお知らせいたします。(お申込後、10日を過ぎても受講票等
が届かない場合は、確認のため、お電話ください)
講演会の参加に際して、障がい等の状況により、配慮が必要な方は事前にお知らせください。
※ 受講当日、発熱等の症状がある場合には参加を控え、咳エチケット、マスクの着用、手洗い、手指の消毒
のご協力をお願いいたします。
※万一、館内で新型コロナウイルス感染が発生した場合には、来館者の安全確保のため、申込時に記入していただいた
連絡先等の情報を必要に応じて、保健所等の公的機関へ提供させていただくことをご了承ください。
アクセス
近鉄けいはんな線(Osakametro中央線)荒本駅下車 1番出口より北西に約400m
バスでお越しの場合は近鉄バス「東大阪市役所前(中央図書館前)」で下車すぐ
(中央図書館へのアクセス地図はこちらをクリック)
お問合せ
大阪府立中央図書館 「生涯学習事業」担当
〒577-0011 東大阪市荒本北1-2-1
Tel 06-6745-0170 FAX 06-6745-0262