ほんだな 2019 音声対応版

赤ちゃん絵本

書名 著者名 出版社 出版年 請求記号 書評
まんまるだあれ いまもりみつひこ 文・切り絵 アリス館 2018.4 E0/20075N/イ  ページいっぱいのまる。「まんまるだあれ」ととなえると、もようが出てきたり、足が出てきたり。ページをめくると、まんまるがてんとう虫やカエルなどの生き物へと変化していく切り絵の絵本です。  これがだれか分かるかな? と語りかけるような文章で、クイズを出したり、あてっこをしたりして遊べます。
ねーずみねーずみどーこいきゃ? (わらべうたでひろがるあかちゃん絵本) こがようこ 構成・文 降矢なな 絵 童心社 2018.9 E0/20516N/フ  1匹のこねずみがどこへ行こうか、迷っています。こうさぎも、こぐまも、はなちゃんもみんな同じ。大好きなお母さんの待つ家へとまっしぐら。  「ねーずみねーずみどーこいきゃ わがすへちゅっちゅくちゅ」とリズミカルなわらべうたを口ずさみながら、赤ちゃんと繰り返し遊んでみてください。

絵本

書名 著者名 出版社 出版年 請求記号 書評
あかちゃんがどんぶらこ! アラン・アールバーグ 文 エマ・チチェスター・ クラーク 絵 なかがわちひろ 訳 徳間書店 2018.6 E0/20170N/ク  うばぐるまに乗った赤ちゃんが、お姉ちゃんたちと海へお出かけしました。ところがお姉ちゃんたちが目を離したすきに、赤ちゃんはうばぐるまごと海へ流されてしまいました。けれどだいじょうぶ。いっしょに乗っていたウサギとパンダ、ぼうしの女の子のお人形が、赤ちゃんのお世話をしてあげます。彼らはあらしをこえ、大きな魚に出会い、大冒険をします。
あむ (こどものとも絵本) 小風さち さく 山口マオ え 福音館書店 2018.4 E1/6894N/ヤ  ある日、かっちゃんは犬のあむを置いて、友だちと海へ行ってしまいました。あむは大好きなかっちゃんにいつも言われている約束を思い出しながら、波の音を頼りに海へと向かいます。疲れて心細くてたまらなくなった時、やっとかっちゃんと会うことができました。 あむのひたむきさと真っ直ぐな気持ちが伝わってきます。
チトくんとにぎやかないちば アティヌーケ 文 アンジェラ・ブルックスバンク 絵 さくまゆみこ 訳 徳間書店 2018.3 E0/19971N/ブ  チトくんはおかあさんにおんぶされて市場にやってきました。チトくんはお店の人たちからくだものなどを次から次へもらうと、1つだけ食べて残りはおかあさんの頭の上のかごに、ぽいっ! おかあさんはそれに気づかず買い物を続けますが、だんだんと重くなってきます。 チトくんと市場の人たちのやりとりが楽しい、カラフルなアフリカの絵本です。
ソフィーとちいさなおともだち パット・ジトロー・ミラー 文 アン・ウィルスドルフ 絵 二宮由紀子 訳 光村教育図書 2018.8 E0/20321N/ウ  ある秋の日、ソフィーは夕ご飯のために買った小さなかぼちゃが気に入って、友だちになりました。バーニスと名付け、いっしょにお出かけしたり、ベッドに寝かせてあげたり、お母さんが料理に使おうとしても守ってあげます。ところが日が経つにつれてしおれて元気がなくなってきたので、ソフィーはバーニスを庭の土で寝かせてやりました。
スタンリーとちいさな火星人 サイモン・ジェームズ 作 千葉茂樹 訳 あすなろ書房 2018.8 E2/2163N/ジ  かあさんがとまりがけの仕事に出かけた日、スタンリーはダンボールの宇宙船に乗って火星へ向かいました。戻ってきた船の中から出てきたのはスタンリーそっくりの火星人(?)。とうさん、にいさんといっしょに夜をすごし、学校でも火星人でいつづけるスタンリーですが、友だちから「おまえはスタンリーだ」と言われてケンカしてしまいます。
かんけり 石川えりこ 作 アリス館 2018.9 E0/20405N/イ  「かんけり」という遊びを知っていますか。ちえちゃんは、缶をけるのが怖くてまだ誰も助けたことがありません。一緒に隠れていたりえちゃんがみんなを助けに行き、鬼に捕まってしまいました。りえちゃんを助けるため、ちえちゃんは初めて缶をける決意をします。 引っ込み思案だった女の子が勇気を出す瞬間を生き生きと描いています。
あめだま ペクヒナ 作 長谷川義史 訳 ブロンズ新社 2018.8 E0/20320N/ペ  いつもひとりであそんでいるドンドンは、お店で6つのあめだまを買いました。1つ食べると、「リモコンがはさまってて、いたいねん」というソファの声が聞こえ、もう1つ食べるとペットの犬の言葉が分かります。次のあめだまを食べると何が聞こえてくるでしょうか? 手作り人形の写真絵本で、ひとりぼっちの男の子が少しずつ成長する様子を描きます。
クマと少年 あべ弘士 作 ブロンズ新社 2018.5 E0/20086N/ア  アイヌでは、クマは神だと考えられています。  少年は、子グマのキムルンと本当の兄弟のように仲良く育ちました。成長したキムルンは、イオマンテ(クマおくり)という大切な儀式で殺されるはずでしたが、姿を消してしまいます。やがて再会し、少年の矢で神の国へかえしてほしいとキムルンに語りかけられ、少年は心をこめて矢を放ちます。
くろいの 田中清代 さく 偕成社 2018.10 E1/7148NX/タ  女の子がいつもの道を一人で帰っていると、真っ黒な生きものに出会います。初めは塀の上、次はバス停で。気がつくと「くろいの」は女の子のそばにいますが、ほかのみんなには見えていないみたいです。「くろいの」に誘われて古びた家に行き、押し入れの中で一緒に遊び楽しい時を過ごします。不思議な生きものとの温かな交流を描いた絵本です。
せん スージー・リー 作 岩波書店 2018.10 E0/20493N/リ  真っ白な氷の上を、一人の女の子がスケートで滑ってきました。くるくる回ったり、ジャンプしたりしているうちに、氷の上にはたくさんの線が残ります。女の子が転んでしまうと、初めに一人の男の子が、その後から次々と子どもたちがやってきて一緒に遊び始めます。  1本の線からおはなしができていく喜びが伝わる、文字のない絵本です。

昔話絵本

書名 著者名 出版社 出版年 請求記号 書評
スサノオ -日本の神話- 飯野和好 文・絵 パイインターナショナル 2018.5 E0/20125N/イ  はるか昔、神さまのスサノオは、乱暴(らんぼう)すぎて天上界から地上へ追い出されてしまいました。地上を歩いていると、ある家で美しい娘が8つの頭と8つの尾を持つ怪物のいけにえにされようとしていることを知ります。スサノオはその怪物を退治(たいじ)することに決めました。  古事記に伝わるヤマタノオロチとの戦いが、迫力ある画で描かれています。
まめつぶこぞうパトゥフェ -スペイン・カタルーニャのむかしばなし- 宇野和美 文 ささめやゆき 絵 BL出版 2018.10 E2/2178N/サ  豆つぶほどの小さな男の子パトゥフェは、なんでもやりたがり、どこへでも行きたがります。ある日、パトゥフェはおかあさんのおつかいでおとうさんのお弁当を届けに出かけますが、雨宿りをしていたキャベツの葉っぱごと牛に飲み込まれてしまいます。パトゥフェは無事に外に出られるでしょうか。 カタルーニャ地方のおはなしです。

知識絵本

書名 著者名 出版社 出版年 請求記号 書評
にゅうどうぐも (かがくのとも絵本) 野坂勇作 さく 福音館書店 2018.5 E3/4126N/ノ  ある夏の日、朝はくもっていた空がお昼には青空へ変わり、わた雲が出てきたと思ったら、むくむくと盛り上がってきて、入道雲が現れました。入道雲が近づいてくるとピカっ!と雷が鳴り、怖いぐらいの大雨が降ってきます。雨がやんだ後には美しい虹がかかっていました。  夏の空の移り変わりを、たてに開いたページでダイナミックに描きます。
せかいでさいしょのポテトチップス アン・ルノー 文 フェリシタ・サラ 絵 千葉茂樹 訳 BL出版 2018.5 E0/20096N/サ  おいしいと評判のクラムさんのお店に、ポテトだけを食べさせてほしいというお客さんがやって来ました。何度出しても分厚すぎると文句を言うので、紙のように薄く切ったポテトを揚げて出すと、お客さんはやっと満足。人気が出てお店の看板メニューになりました。 おなじみのポテトチップスがどうやってできたのかが分かります。
もぐらはすごい アヤ井アキコ 著 川田伸一郎 監修 アリス館 2018.5 E3/4122N/ア  公園や学校の中庭で見つかる盛り上がった土。それは、モグラのしわざです。モグラは力強い手で公園や地面の下にトンネルを掘り、すみかを作って子育てもします。鼻先にある「アイマー器官」でえさを見つけたり、危険を感じとったりします。巻末では、モグラ博士がモグラの謎について教えてくれます。   モグラについてよく分かる1冊です。
はらぺこゾウのうんち 藤原幸一 写真・文 偕成社 2018.11 E3/4213N/フ  南アジアのジャングルにいるゾウはたくさんの草を食べて、黒くて大きなうんちをします。けれども干ばつが起きて食べものが少なくなると、はらぺこのゾウは人間が捨てたゴミを食べてしまいます。するとうんちにレジ袋が混ざったり、病気になったりすることもあります。  自然の中での生き生きとした姿と、ゾウにせまる危機について見せてくれる写真絵本です。

低学年向きよみもの

書名 著者名 出版社 出版年 請求記号 書評
ホイホイとフムフム -たいへんなさんぽ- マージョリー・ワインマン・シャーマット 文 バーバラ・クーニー 絵 福本友美子 訳 ほるぷ出版 2018.5 J933/5482N/シ  ホイホイは一度も散歩に行ったことがないフムフムを散歩にさそいます。家でのんびりするのが好きなフムフムといっしょに、ようやく散歩に出かけますが、フムフムはつかれてばかり。ホイホイはフムフムのおなかをさすったり、スカーフを冷やしたりと大忙しです。二人の散歩はどうなるでしょうか。
ぼうけんはバスにのって いとうみく 作 山田花菜 絵 金の星社 2018.9 J913/16094N/イ  夏休み、タク(小2)はねーちゃんが塾でいっしょに行けなくなったので、一人で高速バスに乗って山梨のばーちゃんちに行くことになります。隣の席のお兄さんに声をかける勇気がでなかったり、トイレ休憩のサービスエリアで戻るバスがわからなくなったりします。ドキドキ・ハラハラのバス旅へタクといっしょに出かけましょう。
つっきーとカーコのけんか (おはなしみーつけた!シリーズ) おくはらゆめ 作 佼成出版社 2018.11 J913/16166N/オ  ねこのつっきーとカラスのカーコは仲良し。お互いの足の裏をあわせて「イエーイ」というのがお気に入りのあいさつです。ある日、つっきーのあいさつに元気がなく、つっきーのお母さんが病気だと知ったカーコは、いっしょに神社にお参りしますがケンカが始まります。ケンカをしたり仲直りしたりの二人の4つのお話が読めます。
クルルちゃんとコロロちゃん 松本聰美 作 平澤朋子 絵 出版ワークス 2018.10 J913/16157N/マ  広場で手のひらの長さを測ってもらったクルルちゃんとコロロちゃん。クルルちゃんの手のひらの長さを1クルル、コロロちゃんのを1コロロとすると、荷車の車輪の大きさは2クルルで、にじ色のリボンは1クルルと6コロロ。二人で協力していろいろなものを測るうちに、だんだん仲良くなります。もっと大きなものを測るにはどうしたらいいでしょうか?

中学年向きよみもの

書名 著者名 出版社 出版年 請求記号 書評
しろくまジローはすもうとり (福音館創作童話シリーズ) ななもりさちこ 作・絵 福音館書店 2018.9 J913/16131N/ナ  動物園のしろくま・ジローは食べることが大好き。ある日まきずしを頭にのせて“しこ”をふむと、立派なお相撲さんに変身。まきずしをくれた力士の小太郎と一緒に、ちゃんこを食べたり出稽古に行ったりと、元気いっぱいに相撲に取り組みます。負け続きで自信をなくしていた小太郎も、動物園の動物たちと特訓し、ライバル力士との勝負に挑みます。
パイパーさんのバス エリナー・クライマー 作 クルト・ヴィーゼ 絵 小宮由 訳 徳間書店 2018.2 J933/5460N/ク  一人で暮らしていることがさみしくなっていたバスの運転手パイパーさんの家に、犬、猫、ひよこがやって来ました。でも大家さんに動物を飼うのはダメと言われ、緑色の古いバスを買って、動物たちを引き取ってくれる人を探しに出かけます。引き取り先が見つかり別れたはずが、仲間を連れてバスへ戻ってくる動物たちと、パイパーさんとのふれあいを描きます。
おれからもうひとりのぼくへ (おはなしガーデン 53) 相川郁恵 作 佐藤真紀子 絵 岩崎書店 2018.8 J913/16069N/ア  自転車に乗っていた4年生の智は、自分そっくりの子とぶつかりそうになります。その時から親友二人はなぜかよそよそしくなり、家族の態度もどこか変で、サッカー好きの自分の部屋は本だらけ。パラレルワールドの自分と入れ替わってしまったようです。元の世界に戻りたいと思う智ですが、こっちの世界のクラスメイトたちとも次第に打ち解けていきます。
子ぶたのトリュフ ヘレン・ピータ ース 文 エリー・スノードン 絵 もりうちすみこ 訳 さ・え・ら書房 2018.1 J933/5450N/ピ  農場に住むジャスミンは、近くの農場で生まれたひときわ小さくて弱っている子ぶたを、こっそり家に持ち帰って必死に世話します。元気になった子ぶたは「トリュフ」と名付けられ、大きくなるまでは面倒を見てもよいことに。クリスマスイブの強風の日、友達から預かっていたモルモットがいなくなり、今度はジャスミンを助けるためにトリュフが活躍します。
わんこのハッピーごはん研究会! (スプラッシュ・ストーリーズ 33) 堀直子 作 木村いこ 絵 あかね書房 2018.10 J913/16133N/ホ  最近飼い犬・ラッキーのおなかがゆるいことが心配なあゆ(小4)は、同じクラスのモモエから手作りごはんのことを教わります。犬を飼っているマイカやシオンたちと、夏休みの自由研究で犬の手作りごはんについて調べることになりますが、うまくいきません。無愛想なモモエも後からメンバーに加わり、いろんな食材を使って犬のための手作りメニューを考えます。
消えた時間割 (ジュニア文学館) 西村友里 作 大庭賢哉 絵 学研プラス 2018.5 J913/15925N/ニ  墨汁の黒いしみがついてしまった時間割が配られた4年生のクラス。奈々子、翔太、涼人はそれぞれ、墨で消えた自分の時間割の授業に偶然出られなかったことに気が付きます。そんな中、すみれが事故にあったと聞き、彼女の時間割の来月の予定が墨で全部消えてしまっていることを知ったみんなは、なんとかしようとします。学校で起こった少し不思議なお話です。
秘密基地のつくりかた教えます (ノベルズ・エクスプレス 41) 那須正幹 作 黒須高嶺 絵 ポプラ社 2018.8 J913/16056N/ナ  4年生の保は、隣のクラスの省吾と野良猫の世話を通じて仲良くなり、猫と過ごすため2人でキャンプ道具などを持ち寄り、資材置き場のパイプの中に一晩泊まります。夏休みにはカブトムシを捕まえたり、6年生の保の兄の指導のもと、子どもだけで山の中に秘密基地を作って泊まろうと計画したり。夏休みのわくわくする体験が楽しめる1冊です。
チャルーネ ホーコン・ウーヴレオース 作 オイヴィン・トールシェーテル 絵 菱木晃子 訳 ゴブリン書房 2018.7 J949/568N/ウ  友達のアトレと作った小屋をいじめっこに壊されたルーネは、夜中に茶色の衣装を着たヒーロー「チャルーネ」に変身して、いじめっこの自転車を茶色にぬります。ルーネが自転車事件の犯人と疑われ、ドキドキ。仕返しを終えたチャルーネの前に現れる最近亡くなった祖父や、他のヒーロー仲間の登場に助けられます。
4ミリ同盟 高楼方子 著 大野八生 画 福音館書店 2018.3 J913/15879N/タ  「食べ時」が来れば誰もが一度は食べるフラココノ実。48歳のポイット氏は、その実をまだ食べたことがない人が、自分も含めて皆4ミリほど浮いていることを知ります。そこでポイット氏は、4ミリ浮いた仲間である主婦のエビータさん、画家のバンボーロ氏、本好きなおばあさん・コロリータさんと一緒に、イカダを作ってフラココノ実の成る島へ向かいます。

高学年向きよみもの

書名 著者名 出版社 出版年 請求記号 書評
大坂オナラ草紙 谷口雅美 著 イシヤマアズサ 画 講談社 2018.6 J913/15966N/タ  小学5年生の平太は、おじいちゃんの納戸で古い冊子をながめているうちに、江戸時代へタイムスリップ! 同い年くらいのお篤ちゃんと知り合い、町を案内してもらいますが、なぜかオナラで現代へ戻ってきます。平太は時空を行き来しながら、江戸では人助けの似顔絵描き、現代では転校先の学校で学級新聞係として得意な絵で活躍します。
兄ちゃんは戦国武将!(くもんの児童文学) 佐々木ひとみ 作 浮雲宇一 画 くもん出版 2018.6 J913/15999N/サ  春樹(小5)は、大学をやめて家を出て行った11歳違いの兄ちゃんが、宮城県や仙台市をPRするおもてなし隊のリーダー・伊達政宗として活躍していると知ります。兄をとっちめるために仙台市へ向かった春樹。おもてなし隊は東日本大震災からの復興を盛り上げようという活動であると知り、兄のファンだという美咲とその活動を見守ることにします。
ガーティのミッション世界一 ケイト・ビーズリー 作 井上里 訳 岩波書店 2018.2 J933/5470N/ビ  ガーティ(小5)は、父と自分を置いて家を出た母が、再婚して近所から引っ越すことを知り、「世界一の小学生になる」というミッションを自分に課します。心配性のジュニアと勉強のできるジーンが助けてくれますが、ささいなことからジーンとすれ違います。さらに、転校生メアリー・スーの登場でミッションクリアは難しくなります。
ビター・ステップ (ノベルズ・エクスプレス 42) 高田由紀子 作 おとないちあき 絵 ポプラ社 2018.9 J913/16089N/タ  5年生のあかりが大好きだった大阪のおばあちゃん。病気の後から気むずかしくなり、一緒に生活することになってからはギクシャクしてぶつかります。友達にグチも言えずあかりはイライラしますが、クラスメイトのおじいさんにギターを習うなどするうち、自分の思いを伝える大切さに気づき、おばあちゃんの気持ちに寄り添おうとします。
世にもおそろしいフクロウおばさん デイヴィッド・ウォリアムズ 作 三辺律子 訳 平澤朋子 絵 小学館 2018.1 J933/5468N/ウ  12歳のステラは、代々続く名家の一人娘。両親を亡くした後、フクロウをペットにしているおばさんと暮らすことになります。実は、おばさんはステラの遺産を狙っていて、あれこれといじわるをしかけてきます。そんなステラを助けてくれたのは不思議な少年の幽霊ススでした。はたして、ステラは遺産と自分を守れるのでしょうか。
野生のロボット ピーター・ブラウン 作・絵 前沢明枝 訳 福音館書店 2018.11 J933/5553N/ブ  嵐のあと、無人島に流れ着いたロボットのロズ。まわりの野生動物のまねをして、生き方を学んでいきます。ガンの卵を拾い、母親のかわりをしながら育てていく中、はじめはロズを怪物と呼んで近づいてこなかった動物たちも嵐を一緒に乗り越えたりして親しくなっていきます。ロボットと動物たちの友情、家族の愛情を描いた物語です。
その魔球に、まだ名はない エレン・クレイジス 著 橋本恵 訳 あすなろ書房 2018.11 J933/5551N/ク  1950年代のアメリカ。10歳の少女ケイティ・ゴードンは、野球が大好き。独自の魔球で無敵のピッチャーとして活躍し、リトルリーグのテストに合格しますが、女子という理由で断られます。納得できないケイティが母の助けも借りながら規則に対抗しようと調べ始めると、アメリカには女性野球選手が活躍した時代があったことを知ります。
明日のランチはきみと (フレーベル館文学の森) サラ・ウィークス 作 ギーター・ヴァラダラージャン 作 久保陽子 訳   フレーベル館 2018.10 J933/5513N/ウ  インドから転校してきた自信家のラビ。一方、自分の欠点を知っているため、いろいろ諦めている消極的なジョー。そんな正反対なふたりですが、支援教室で一緒になり、その交流の中でそれぞれ自分の良さや間違いに気づき、共通の敵であるいじめっこのディロンに立ち向かいます。ふたりが友達になるまでの1週間を描きます。
となりの火星人 (講談社・文学の扉) 工藤純子 著 講談社 2018.2 J913/15852N/ク  空気が読めなくて火星人みたいといわれるかえで。気持ちがおさえられなくて暴れてしまう和樹。心につまった何かを吐き出したくて叫びたい美咲。人との間に壁が見え、うまく伝えられない湊。学校ではうまく交流できない小学6年の四人が、偶然一緒になった富士登山ツアーの夜、星を観測しながら、お互いの気持ちを打ち明け、理解しあいます。
さよ ‐十二歳の刺客‐ (くもんの児童文学) 森川成美 作 槇えびし 画 くもん出版 2018.11 J913/16169N/モ  壇ノ浦の戦いから、ひとり生き残った平家の姫・さよ。平泉の清原家に引き取られた彼女は、一族を滅ぼした源氏の大将・源義経に復讐するという野望を持っていました。男として参加したやぶさめの席で義経の息子の遊び相手に選ばれ、義経の妻が平家の出であることや父が望んだ「戦のない世界」という考え方を聞き、決意がゆらぎ始めます。
ガラスの梨 ‐ちいやんの戦争‐ (ノベルズ・エクスプレス 38) 越水利江子 作 牧野千穂 絵  ポプラ社 2018.7 J913/16017N/コ  昭和16年、大阪。小学3年生の笑生子は父、母、しっかり者の姉、優しい兄、弟、子犬のキラと幸せにくらしていました。ところが、戦争がはじまり、兄は戦死。キラを飼うことも難しくなり、空襲で家が焼け、家族はバラバラになってしまいます。作者の母親をモデルに描かれた、太平洋戦争時の大阪大空襲の物語。平和について考えさせられます。

昔話・詩

書名 著者名 出版社 出版年 請求記号 書評
カテリネッラとおにのフライパン -イタリアのおいしい話- (こぐまのどんどんぶんこ) 剣持弘子 訳・再話 剣持晶子 絵 こぐま社 2018.9 J973/148N  ドーナツを作ってもらうために鬼からフライパンを借りたカテリネッラは、お礼にドーナツを10個持って返しにいきます。いいにおいのドーナツを「ひとつくらいなら」と食べ始めると全部食べてしまいます。他に、お腹をすかせた家族の食事のために悪魔と取引をした男の話など、食べ物に関するイタリアの昔話が4つ入っています。
漢字はうたう 杉本深由起 詩 吉田尚令 絵 あかね書房 2018.5 E0/20121N/ヨ  「外」という漢字から「トトトと こころがかけてゆく」「タタタと からだがおいかける」などリズミカルな言葉が飛び出します。これ以外に「字」や「波」など漢字のイメージから生まれた詩が18編紹介されています。詩の世界をあたたかく表現した絵で、漢字の1つ1つに興味がわいてきます。

知識の本/社会

書名 著者名 出版社 出版年 請求記号 書評
大好き!おじさん文庫 (文研ブックランド) 深山さくら 著 文研出版 2018.9 J017/11N  山形県の小さな小学校では、毎月「鶴岡のおじさん」から本を買うお金と手紙が届きます。子どもたちは感謝の気持ちをこめて想像でおじさんの似顔絵を描き、学校に何度も招待しますが、おじさんは現れません。閉校が決まると、42年間寄付を続けたおじさんが、ついに来てくれることになりました。子どもたち、先生、家族、みんなで期待がふくらみます。(中学年~)
「牛が消えた村」で種をまく -「までい」な村の仲間とともに- (それでも「ふるさと」) 豊田直巳 写真・文 農山漁村文化協会 2018.2 J543/27N  「までい」(ていねい)な村と呼ばれた福島県飯舘村の人たちの、原発事故後の暮らしを伝える写真絵本シリーズ(全3巻)の1冊。酪農家の長谷川さんは、飼っていた牛を手放し、村から避難しました。7年がたち、美しかった村は、汚染土をつめた黒い袋だらけに。長谷川さんは村の未来のために、仲間とともに畑を耕し、ソバの種をまくことにしました。(中学年~)
おもしろ謎解き『縄文』のヒミツ -1万3000年続いたオドロキの歴史- こんだあきこ 著 スソアキコ 著 武藤康弘 監修 小学館 2018.7 J210/481N  約1万5000年前に始まったとされる縄文時代は、文字がなかったため当時の人が書き残したものがありません。発掘された骨や土器を手がかりに、食べていた物やどんな植物があったかを知るのです。様々な方法で縄文の謎にせまる研究者たちの話を、マンガをまじえて、わかりやすく説明します。土偶図鑑や粘土で土偶の顔を作る方法も載っています。(中学年~)
ゲンバクとよばれた少年 (世の中への扉) 中村由一 著 渡辺考 聞き書き 宮尾和孝 絵 講談社 2018.7 J361/64N  著者の中村さんは、長崎の原爆被害を受けたため、小学校の先生や友だちから「ゲンバク」と呼ばれ、ひどいいじめにあいました。中学を卒業する際は、就職で差別をうけ、自分の出身地が被差別部落であることを知り、その後長い間隠してきました。自分のつらい体験を通して、戦争と平和について、いじめと差別について考えることの大切さを伝えます。(中学年~)
ギャングを抜けて。 -僕は誰も殺さない- 工藤律子 著 合同出版 2018.6 J367/190N  中米の国ホンジュラスで若者ギャング団が支配する貧しい町に生まれ育ったアンドレス。17歳の時に殺人を命じられ、国外へ逃げることを決意します。北へ向かうバスに乗り、危険な目にあいつつ、メキシコへたどり着きます。アメリカ合衆国の国境地帯に押し寄せる子どもたちを取材してきた著者が書いた本。移民難民問題について理解が深まる1冊です。(高学年~)
ギヴ・ミー・ア・チャンス -犬と少年の再出発- 大塚敦子 著 講談社 2018.9 J327/17N  千葉県の少年院での「GMaC」と呼ばれる取組みでは、非行を犯した少年と動物愛護センターの保護犬がペアを組んで、訓練の日々を過ごします。初めは大きな声で指示すら出せなかった少年たちが、やがて心を開き、犬との信頼関係を築いていきます。訓練後はセラピー犬として活躍する犬もいて、少年にも犬にも新しい道へつながる良い機会となっています。(高学年~)
モスクへおいでよ (ノンフィクション・いまを変えるチカラ) 瀧井宏臣 著 小峰書店 2018.11 J167/5N  本を開くとキラキラした美しい装飾の礼拝堂の写真に目をうばわれます。ここは東京にあるイスラームのモスク・東京ジャーミイ。1日5回の礼拝はなんのため? なぜ女性はヒジャーブで髪をおおうの? 案内人をつとめる下山さんが、自身もイスラーム教徒となったいきさつを交えながら、イスラーム世界についてわかりやすく話をしてくれます。(高学年~)

知識の本/生物・科学

書名 著者名 出版社 出版年 請求記号 書評
はるのくさばなあそび (しぜんにタッチ!) 佐野高太郎 写真 ひさかたチャイルド 2018.2 J470/111N  春になると草が伸び、花が咲き始めます。この草や花で何ができるかな?集めて花束を作ってもきれいだけれど、花冠を編んだり、フキの葉っぱの仮面で変装するのも楽しそう。タンポポは茎や花、綿毛も丸ごと遊びに使えて、「わたげのびんづめ」なんて不思議なものも作れます。どれも簡単なので、思わず野原に出て挑戦したくなります。(低学年~)
石はなにからできている? (ちしきのぽけっと 23) 西村寿雄 文 武田晋一 写真 岩崎書店 2018.9 J458/23N  河原や海辺にある石をよく見ると、色や形がそれぞれ違います。この違いで、マグマから生まれた石か、水の流れによって生まれた石かわかります。つぶつぶが見えるかどうか、そのつぶがキラキラ光るかどうか。石の名前を知らなくても仲間分けすることで、石の種類を知ることができるので、集めて調べるのが楽しくなりそうです。(低学年~)
きのこレストラン (ふしぎいっぱい写真絵本 34) 新開孝 写真・文 ポプラ社 2018.9 J474/20N  森や林に生えているきのこをよく見てください。かさの裏には小さな虫がたくさん。固いきのこや腐ったきのこも虫たちにはごちそうです。切られた木にもきのこが生えて、いろんな虫が集まり大賑わい。きのこが生えて虫たちのレストランになるまでをたくさんの写真で紹介しています。(低学年~)
カラスのジョーシキってなんだ? (おもしろ生き物研究) 柴田佳秀 文 マツダユカ 絵 子どもの未来社 2018.1 J488/267N  カラスは人間の言葉を覚える。追い払ってきた人間を覚えていて復讐する。さわぐと地震がくる。私たちがカラスに対して抱いている「賢くて怖くて不吉な鳥」といったイメージは果たして正しいのでしょうか。身近なのに実は知らないカラスの「ジョーシキ」を、ハシブトカラスのカーキチや仲間たちが教えてくれます。自由研究のヒントも書かれています。(中学年~)
なぜこうなった?あの絶景のひみつ 増田明代 文・構成 山口耕生 監修 講談社 2018.5 J450/96N  幻想的な光のカーテン・オーロラや、真っ赤に染まる湖、大きな結晶の柱が所狭しと立つ洞窟など、世界には不思議な景色があります。実は、これらは地球の磁力やマグマや雨などの自然の力と、何千年、何万年という長い時間が作り出したのです。  美しい写真と分かりやすいイラストで、数々の絶景の成り立ちがわかります。(中学年~)
クルミの森のニホンリス (小学館の図鑑NEOの科学絵本) ゆうきえつこ 文 福田幸広 写真 小学館 2018.6 J489/451N  ニホンリスたちが大好きな、栄養満点で保存食にもなるクルミ。夏には、熟していない柔らかい実をそのまま食べたり、熟した実は土や木の穴に隠したりしながら一年中食料にしています。時には掘り出すのを忘れて、クルミの芽が育ってしまうこともあります。  クルミの森にすむ、冬眠しないニホンリスの一年を写真で紹介しています。(中学年~)
星空を届けたい  -出張プラネタリウム、はじめました!- 高橋真理子 文 早川世詩男 絵 ほるぷ出版 2018.7 J440/189N  高橋さんは科学館のプラネタリウムで働いていました。その中で、星空を見たくても見ることができない人にも星空を届けたいと考え、入院中の子どもたちのために、出張プラネタリウムをはじめました。  好きなことを大切にし、仕事につなげてほしいという著者のメッセージが伝わってきます。(高学年~)
ぼくは恐竜探険家! 小林快次 著 講談社 2018.7 J457/424N  「ハヤブサの目」と呼ばれ、鋭い目で多くの化石を見つける恐竜ハンターの小林さん。少年時代から化石探しに打ち込み、アメリカにも留学し、何度も挫折しながら学者になり、続々と新発見を重ねます。  小林さんの人生を追うことで、学者という仕事や恐竜の発掘についての理解が深まります。(高学年~)

知識の本/技術・産業

書名 著者名 出版社 出版年 請求記号 書評
きみは宇宙飛行士! -宇宙食・宇宙のトイレまるごとハンドブック- ロウイー・ストーウェル 文 竹内薫 監訳 竹内さなみ 訳 偕成社 2018.12 J538/126N  大人になったら宇宙飛行士になる! という「キミ」に向けた本です。宇宙へ行くまでに、無重力に慣れるためのたくさんの訓練が待っています。やっと出発してもロケットの機内は狭くてうるさくて、たどり着いた宇宙ステーションのトイレはすいこみ式!? 宇宙飛行士になった自分を想像しながら読むうちに、宇宙について詳しくなっていきます。(中学年~)
昭和のお店屋さん 藤川智子 作 ほるぷ出版 2018.12 J672/1NX  戦時中の生活はドラマなどでよく目にするけれど、意外と知らない戦争前の日本の姿。明治から昭和の日本は西洋の様々な文化を取り入れ、洋風の生活に変わっていきました。デパートにはショールなど洋服に合う小物が並び、ソーダ水を作って売るお店も。お店屋さんの様子から、現代にも通じる昭和初期の生活が見えてきます。(中学年~)
キリンの運びかた、教えます -電車と病院も!?- 岩貞るみこ 文 たら子 絵 講談社 2018.6 J680/14N  畑から農産物を運んだり、工場から家電を運んだりと、私たちの生活を支える「運ぶ」プロフェッショナルたち。時にはどうやって運べばいいのか分からないものも工夫して運びます。キリンのような大きな生きものや、もっと大きな電車、患者さんが沢山入院している病院。それぞれのプロジェクトを通じて、「運ぶ」人たちの思いが伝わってきます。(高学年~)
ふしぎなカビ オリゼー -千年の物語- (ノンフィクション・生きるチカラ 24) 竹内早希子 著 岩崎書店 2018.10 J588/69N  醤油やみそ、お酢やみりんなどの調味料や日本酒。みんなカビ・オリゼーの発酵を利用して作ります。オリゼーはそれぞれの食品を作っている蔵の味の決め手で、数百年同じ種のカビを守り続けた蔵もあります。このカビを保管している「もやし屋さん」も、そのお手伝いをしてきました。オリゼーがどう活用され、次世代に伝えられてきたのかがわかります。(高学年~)
コーヒー豆を追いかけて -地球が抱える問題が熱帯林で見えてくる- 原田一宏 著 くもん出版 2018.3 J617/17N  研究者の著者は、コーヒーを栽培するアジアの国々を調査します。その中で、農場を作るための自然破壊や、農家の低収入など問題が出てきます。著者は森との共生を試み、フェアトレードコーヒーとして栽培して価格を安定させる挑戦など、自然を守りながら、人も豊かにする方法を探します。コーヒーの現在が見える1冊です。(高学年~)

知識の本/芸術

書名 著者名 出版社 出版年 請求記号 書評
花・木の実・藍・野菜・葉っぱのかんたん染めもの 春田香歩 [著] 偕成社 2018.11 J753/1NX  身近な植物の色で、布をいろいろな色に染めることができるのを知っていますか? この本では、きれいな色に染めるための具体的な方法が、写真やイラストでくわしく紹介されています。「どろ」は淡い土色に染めることができます。「タマネギの皮」はどんな色になるのかな? 布の小物の作り方や、染め色見本が載っていて、好きな色に挑戦してみたくなります。(中学年~)
伝説のオリンピックランナー“いだてん”金栗四三 近藤隆夫 著 汐文社 2018.9 J782/46N  100年以上前、初マラソンで世界記録を出し、日本人初のオリンピック選手となった金栗四三。国の期待を背負ったものの、競技の途中で倒れゴールに姿を見せず帰国してしまいます。それからも努力を重ね、54年後、マラソン史上誰にもまねできない伝説の記録を残すことになります。「いだてん(足の速い神)」にたとえられた彼の走り続けた想いを描きます。(高学年~)

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