暑い夏になると、高い山に登って涼みたくなりませんか?
6月には日本で一番高い山である富士山(3776m)が、世界文化遺産に登録されましたね。
私も一度は登ってみたいと思いつつも、人が多いだろうなと、つい敬遠してしまい、いまだに行けずじまいです。
そんな時は、二番目に高い山に行ってみるのはどうでしょうか?
二番目の山、それは山梨県南アルプス市の赤石山脈にある北岳(3193m)です。
『日本百名山』(深田久弥著)で、北岳は「いつも前山のうしろに、つつましく、しかし凛とした気概をもって立っている。奥ゆかしい山である。」と表現されています。
富士山ほどではないにしろ、3000mを越える高山ですので、景色は雄大です。
こちらには私は登ったことがありますが、夏だと山頂付近にはキタダケソウという高山植物が咲いていましたし、早朝に山頂に行き、朝日に照らされる富士山の姿を見たときは、なんとも、心が洗われるようでした。
直接富士山に登るのもいいですが、二番目の山から富士山を臨むのもおすすめです。
どちらに行くにしても高い山ですので、事前の準備と計画は綿密に!図書館で、分類記号786.1あたりの棚を見たり、地形図で下調べするのもいいですね。
余談ですが、北岳は9年前(2004年)に80cm高くなったんですよ!
参考:「日本第二の高山「北岳」を詳細に測量 標高3,193mに改定します」(国土地理院)
http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2004-1015.html