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大阪府立中之島図書館蔵「織田文庫目録」-web版-

更新日:2024年1月12日

 織田作之助は大正2(1913)年10月26日に大阪の天王寺区に生まれました。 代表作「夫婦善哉」や「わが町」など、大阪と大阪に生きる人々を描いた作品で知られる、大阪を代表する作家のひとりです。 昭和22(1947)年1月10日に、33歳という若さで惜しまれながら亡くなりましたが、“織田作”の愛称で今でも多くの人々に愛され続けています。 作之助が生前中之島図書館によく通った縁もあり、実姉・竹中タツさんから作之助の関連資料を寄贈いただきました。資料を寄贈いただいたのが昭和52(1977) 年のこと。 その後、資料の整理、目録の作成を経て、昭和54(1979)年1月に「織田文庫」が誕生しました。 織田作之助旧蔵の図書、雑誌、書簡、草稿など約1,500点の資料が収録されています。

 平成29(2017)年3月には、作之助の姪で養女でもある織田禎子さんより、新たに織田作之助の資料約650点を寄贈いただいたことを受け、平成30(2018)年4月にweb版の目録を一新しました。

 この目録が、研究家、愛好家を含め多くの方々が、織田作之助に、そして織田文学に触れる一助となることを願っています。

 資料のご利用については、中之島図書館大阪資料・古典籍室までお問い合わせください。

第1期(昭和52年度寄贈)

目次

図書の部

分類順

タイトル順

雑誌の部

書簡の部

草稿の部

日記・創作ノート他

凡例

  1. この目録には、故織田作之助氏旧蔵の図書698点、雑誌218点、書簡423点、草稿170点、日記・創作ノート他7点を収録した。
  2. 全体を図書、日記・創作ノート、雑誌、書簡、草稿の5部で構成し、 図書の部については分類順とタイトル順を作成した。
  3. 図書の部の分類順では、大阪府立中之島図書館分類表に従って分類し、同一分類としてまとめたものの中を書名の50音順に排列した。
  4. 図書に書入れのあるものについては、各記入の末尾にそれを付記した。 書入れ(前)は擦題紙等図書の前部に、書入れ(後)は奥付等図書の後部に書入れがあることを示す。
  5. 雑誌の部は、雑誌名の50音順に排列し、記入の末尾に織田作之助の掲載作品名および掲載巻号・年月を付記した。
    ただし、現物が欠落のものについては、※印を付して区別した。
    なお,パンフレット・小冊子の類もこの部に収めた。
  6. 書簡の部は、「織田作之助差出書簡」「織田一枝差出書簡」「織田昭子差出書簡」および「織田作之助宛書簡」に区分し、 「織田作之助宛書簡」はそれを個人・出版社等・差出人不詳に分けた。 また、それぞれの中を宛名人・機関名または差出人・機関名の50音順に排列し、さらにその中を差出年月日の日付順に排列した。 差出年月日不詳の分については、それぞれの中の末尾に配した。 なお、差出人および差出年月日を推定したものについては、 [ ]印を付した。 封筒を欠くものについては「封欠」、ペン書以外の書簡については「墨書」・「タイプ印刷」等の区別を特に記した。
  7. 草稿の部は「小説」「戯曲・シナリオ・ラジオドラマ」「評論・エッセイ・雑記」「あとがき類」「その他」および「作品名不詳」の 項に分け、その中を作品名の50音順に排列し、各草稿の枚数を記入した。
  8. 書簡・草稿の請求記号(コールナンパー)はそれぞれの頭書の数字によってそれを示した。

追加資料(平成19年度から平成26年度寄贈)

目次

図書《台本》

図書《プログラム》

図書《その他》

雑誌

書簡

草稿

その他

凡例

  1. この目録は、平成19年度に西澤慎二氏(織田作之助のご親戚)より寄贈頂いた111点の資料を整理し、「織田文庫目録 昭和53年」 の追加とした。
  2. 以降、平成24年度に3点(西澤慎二氏)、平成26年度に1点(大下要一氏)の寄贈を頂いた。
  3. 項目立て・排列は、前回の目録にならった。
  4. 請求記号は、織田文庫の記号を継承した。

第2期(平成28年度寄贈)

目次

草稿の部

書簡の部

図書の部・雑誌の部・その他資料類

凡例

  1. この目録には、平成29年に織田禎子さん(織田作之助の養女)より寄贈頂いた草稿377点・書簡(電報含む)189点・図書24点・雑誌 7点・その他57点を収録した。
  2. 全体を草稿・書簡・図書・雑誌・その他資料類の5部で構成し、それぞれの中は請求記号順に排列した。
  3. 草稿の部は「小説」「(戯曲、映画等)シナリオ」「文学論・評論、エッセイ等」「あとがき、創作メモ等」「作品名不詳草稿」の項 に分け、各草稿の枚数・請求記号を記入した。
  4. 書簡の部は、「織田作之助差出書簡」「織田作之助宛書簡」「竹中國次郎差出書簡」「竹中國次郎宛書簡」「織田家宛書簡」「その他 書簡」「宛先、差出人不詳」「電報」に区分し、「織田作之助宛書簡」はそれを個人・出版社等に分けた。なお、差出人および差出年 月日を推定したものについては、 [ ]印を付した。
  5. 図書の部・雑誌の部・その他資料類の部は、それぞれ分量が少ないため、同一ページでの構成とした。
  6. 第2期(平成28年度寄贈)では、基本的には織田文庫の請求記号を継承したが、第1期(昭和52年度寄贈)および追加資料 (平成19年度-平成26年度寄贈)と区別するため、各請求記号にIIを付与した。 例)織田文庫-草稿II-1
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