大阪府立中央図書館 国際児童文学館 概要
更新日:2024年8月9日
大阪府立中央図書館国際児童文学館は、大阪府立国際児童文学館(吹田市千里万博公園内)より約70万点の資料を引き継ぎ、平成22年5月5日に開館いたしました。大阪府立中央図書館、大阪国際児童文学振興財団、大阪府教育委員会の3者が協力しつつ「子どもの読書支援センター」、「児童文化の総合資料センター」としての機能を推進・強化してまいります。
館内案内
国際児童文学館 東側入口 |
閲覧室![]() |
新刊コーナー (直近1年間に出版された児童書・児童文化関連資料が置かれています) |
研究資料 (児童文学、絵本、マンガ等の事典や研究資料を揃えています) |
展示コーナー(当館資料を紹介する企画・展示を随時実施しています) →イベント情報(展示・講演会など) ![]() |
地下書庫(所蔵資料の多くは地下書庫に置かれています) →資料の検索 閲覧の予約について |
資料の収集
国際児童文学館では、国内で子ども(中学3年生まで)を対象に発行された資料(以下、「児童向けの」という)と、それを研究するための関連資料を収集しています。
主な収集資料
- 児童向けの図書:一般に流通している出版物のみならず、限定出版物、地方出版物、自費出版物のほか、景品や菓子のおまけ絵本など
- 児童向けのマンガ単行本:児童向けマンガ雑誌に掲載された作品など
- 児童向けの印刷紙芝居
- 児童向けのマンガ雑誌、新聞
- 古書:昭和30年までに国内で発行された児童向けの資料
- 児童文学、児童文化に関する一般図書、一般誌
- 洋書:外国で出版された児童向け図書、一般図書、児童文学研究誌
資料の活用事業
資料の閲覧提供、複写、レファレンス、資料展示以外にも、国際児童文学館の貴重な資料を活用した、様々な事業を展開しています。
新刊紹介講座
毎年、前年1年間に出版された児童書のなかから、特徴的なもの、印象に残るものを選び、「新刊紹介講座」を開催しています。
→令和6年度実施「講演と新刊紹介 2023年に出版された子どもの本」
学校図書館支援
主に学校活動や学校図書館で活用できる貸出セットを用意しています。
- 特別貸出用図書セット
大阪府における子どもの読書活動を推進するため、 学校等の諸活動に資するよう、テーマ別や貸出対象別に特別貸出用図書セットを設置し、貸出しています。
→特別貸出用図書セットについてのご案内 - アジアの絵本貸出セット
インド、韓国、タイ、中国語圏(台湾、中国)の絵本のなかから厳選した作品を、 翻訳がある場合には日本語訳もあわせて貸出しています。 専門家による解説と各作品の内容要約を掲載したパンフレットも用意しておりますので、 図書館での小展示、学校での国際理解や言語取得の教材として利用できます。
→アジアの絵本貸出セットのご案内(団体向け)
特別研究者制度
所蔵資料を利用した調査研究を行う大学または研究機関・団体に属する研究者等を支援するため、資料を利用しやすい条件を整備しています。また、「特別研究者」にその研究成果を発表してもらうことで、国際児童文学館の付加価値向上および情報発信の強化もめざしています。
→国際児童文学館「特別研究者」について
各種データベースへの情報提供
国立国会図書館サーチ(国立国会図書館)
メディア芸術データベース(文化庁)
絵本ギャラリー(国立国会図書館国際子ども図書館)
刊行物
リーフレット「子どもと楽しむはじめての絵本」(大阪府教育庁)
研修等への講師派遣
見学・視察
施設の見学・視察については、大阪府立中央図書館「見学・視察のご案内」のページをご覧ください。
統計等
沿革・統計・予算等は「大阪府立図書館の概要」のページの要覧をご覧ください。