大阪府立図書館

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基本方針と重点目標(平成25-27年度) 重点目標評価シート<基本方針3>

更新日:2024年2月21日


基本方針と重点目標(平成25-27年度) 重点目標評価シート<基本方針3>

掲載日:2015年6月24日更新

<基本方針 3 >
大阪府立図書館は、府域の子どもが豊かに育つ読書環境づくりを進めるとともに、国際児童文学館の機能充実に努めます。

重点目標3-1 図書館利用が困難な環境におかれた子どもへのサービスを広げます。
重点目標3-2 児童サービスの実践および情報収集の成果を広く発信し、子ども読書活動の推進に寄与するとともに、児童サービスに携わる人材の育成と交流を進めます。
重点目標3-3 学校のニーズ把握を進め、市町村立図書館と協力しながら、学校支援サービスを推進します。
重点目標3-4 国際児童文学館機能の充実に向け、資料の有効活用を図り、外部機関との連携を進めます。

重点目標
3-1
図書館利用が困難な環境におかれた子どもへのサービスを広げます。
評価
(25年度)

【評価の理由】

乳児院・児童養護施設への出前おはなし会は計画的に実施し、年度末には施設側と意見交換を行った。また、ボランティアとの連携も模索中である。なお、『はらっぱ』にて事業内容を紹介し、課題をとりまとめるなど、他館の参考となるよう情報提供にも努めた。
日本語を母語としない利用者に対しては、外国語資料の利用促進を図るとともに、外国語によるおはなし会をNPOとも協働して実施するなど、より充実したものとなるよう努めた。

重点指標 24年度末実績 目標 25年度末実績 進捗([]は中間結果)
関連事業の取組み件数 54 毎年54 54
外国語資料の貸出冊数 2,946 毎年3,000 3,138

【アクション・プラン】

取組み 達成状況
平成25年度
  1. 図書館利用が難しい子どもたちへのサービスの提供
     乳児院・児童養護施設への出前おはなし会の実施
     手話を用いたおはなし会の実施
     外国語によるおはなし会の実施
  2. 外国語資料の収集と利用の促進
  1. 乳児院・児童養護施設への出前おはなし会は各施設へ月1回実施。
    手話を用いたおはなし会および外国語によるおはなし会は、定例プログラムに加え、特別プログラムを実施
  2. 外国語資料の棚レイアウトを改善、書庫内資料を見直し開架
平成26年度
  1. 図書館利用が難しい子どもたちへのサービスの提供
     乳児院・児童養護施設への出前おはなし会の実施
     手話を用いたおはなし会の実施
     外国語によるおはなし会の実施
     上記に加え他のサービスも検討
  2. 外国語資料の収集と利用の促進
平成27年度

【アクション・プランのねらい】(25年度当初に記入)

  • 府域の全ての子どもたちの豊かな読書環境づくりを推進するためには、来館が難しい子どもや、利用に際して何らかの援助が必要な子どもへのサービスの充実が必要である。来館が難しい児童養護施設への出前おはなし会、聴覚障がいを持つ子どもへの手話によるおはなし会、日本語を母国語としない子どもへの多言語によるおはなし会等を実施し、府域図書館等に成果をフィードバックする。

重点目標
3-2
児童サービスの実践および情報収集の成果を広く発信し、子ども読書活動の推進に寄与するとともに、児童サービスに携わる人材の育成と交流を進めます。
評価
(25年度)

【評価の理由】

新規に「児童サービス中級研修」を実施するなど、受講者のレベルや立場にあわせた研修を実施した。「公立図書館と学校との合同研修」の満足度がやや低く、26年度に向けて内容を精査する必要がある。
「子どもの読書推進に関わる人のページ」の新設については、図書館情報システムのリプレイスによるCMSへの移行等の影響により進捗が遅れたが、26年度早期の公開をめざす。
25年度は、初の試みとして、こども資料室行事に協力していただいているボランティア団体との意見交換会を行った。今後もこれらのボランティア団体と協働して様々な事業を行い、子どもの読書活動を推進する。

重点指標 24年度末実績 目標 25年度末実績 進捗([]は中間結果)
実施した研修の参加者満足度 9.4 毎年9.0以上 8.9
児童サービスホームページアクセス数 74,888 毎年75,000 93,134

【アクション・プラン】

取組み 達成状況
平成25年度
  1. 児童サービスに関する研修の実施
    「子どもの読書推進活動支援員養成講座」
    「公立図書館と学校との合同研修」
    「児童サービス基本研修」
    「児童サービス実務研修」
    「児童サービス担当者連絡会」
  2. 児童サービスホームページの拡充
    「子どもの読書推進に関わる人のページ」の新設
  1. 前年に引き続き児童サービスに関する研修を実施、「児童サービス中級研修」を新規で実施
  2. 大人対象の児童サービス関係の情報発信を目的としたホームページの内容について、検討・調整
平成26年度
  1. 受講者の立場やレベルに合わせた受講対象、実施時期、内容などを設定した児童サービスに関する研修を実施
  2. 前年度の検討を受け、子どもの読書推進に関わる人を対象にしたページを公開
平成27年度

【アクション・プランのねらい】(25年度当初に記入)

  • 平成24年度に実施し好評であった「支援員養成講座」の内容を精査し、最終的には府域のボランティア養成を市町村が受け持つことのできるよう、より趣旨に沿う形でプログラムを考え実施していく。
  • 平成25年度に「子どもの読書推進に関わる人のページ」を新設し、研修の案内・資料・報告などを掲載していく。

重点目標
3-3
学校のニーズ把握を進め、市町村立図書館と協力しながら、学校支援サービスを推進します。
評価
(25年度)

【評価の理由】

府立学校への協力貸出冊数については、目標冊数に向け少しずつ増加している。府立高校対象アンケートの結果から学校のニーズの把握につとめ、目標達成に向け努力したい。学校団体利用数は目標を達成できなかった。提供メニューを再検討し、26年度は目標達成をめざしたい。
貸出セットは、セット数の増加や広報に努めた結果、25年度から送料利用者負担となったにもかかわらず、目標を達成することができた。

重点指標 24年度末実績 目標 25年度末実績 進捗([]は中間結果)
協力貸出冊数(府立学校) 2,477 最終年度に3,000 2,546
学校団体利用数 26 毎年40 29
各種図書セットの貸出セット数 52 毎年55 69

【アクション・プラン】

取組み 達成状況
平成25年度
  1. 特別貸出セットの利用方法の実態調査、セット内容の検証
  2. 府立学校での図書館活用事例の情報収集
  3. 小学校との連携によるモデル事業の検討、ニーズの把握
  1. 利用機関を対象に、利用方法アンケートを実施、新規セット追加
  2. 府立高校対象のアンケートを実施
  3. 小学校の希望テーマに沿った資料選定のアドバイスや、学校に出向いた読み聞かせ等を実施
平成26年度
  1. 特別貸出セット利用方法の実態調査、セット内容の検証
  2. 府立学校での図書館活用事例を基に、新規モデル事業の検討
  3. 小学校との連携によるモデル事業の検討を継続すると共に、具体化をめざす
平成27年度

【アクション・プランのねらい】(25年度当初に記入)

  • 学校での公共図書館資料の利用の実態について調査、情報を収集することにより、学校図書館支援方法について検証を行い、拡充の方向性を見極める。特別貸出セット内容の充実や貸出方法を見直すことにより、より利用されやすい環境を整えることとする。
  • 小学校との連携によるモデル事業を検討する。平成25年度は、学校との調整を行い、実施可能なプログラムから開始。平成26年度以降は、学校カリキュラムに取り込んでもらえるよう働きかけ、調べ学習へと発展させる。また、府域図書館へとモデル事業として情報提供する。

重点目標
3-4
国際児童文学館機能の充実に向け、資料の有効活用を図り、外部機関との連携を進めます。
評価
(25年度)

【評価の理由】

外部資金等を活用し、様々な事業を推進した。特に移転資料の再整理を大幅に進めることができたのは大きな成果であった。そのほか英語版ホームページの作成や街頭紙芝居のデジタル化を行ったが、26年度にその成果をホームページ上で公開することにより、アクセス数のさらなる増加が見込まれる。
外部機関との連携については、資料展示にあたり関係機関の後援を受け、関連イベントでも他機関との共催や協賛が実現したほか、児童英語コース専攻の学生による英語のおはなし会を実施し、大学との新たな連携を試みた。

重点指標 24年度末実績 目標 25年度末実績 進捗([]は中間結果)
連携事業をホームページで紹介 毎年1回更新 2回
国際児童文学館ホームページアクセス数 55,685 毎年56,000 81,433
移転資料の再整理 最終年度までに3万点の移管完了 78,971冊を再整理

【アクション・プラン】

取組み 達成状況
平成25年度
  1. 研究者、専門機関等との外部ネットワークの構築
  2. 大学、研究機関等との連携事業の促進
  3. 資料を利活用する事業の推進
  4. ホームページの充実
  5. 移転資料の再整理
    • ・ 2.

    • 外部ネットワーク構築、および大学・研究機関等との連携事業促進のため、大学教員・研究者等への訪問聞取りを実施
    • 利用ニーズ把握のためのアンケート調査を大学教員・研究者等に対して実施
  1. 資料展示とギャラリートーク等関連イベントのほか、新刊紹介講座・児童文学館企画講演会を実施
  2. 街頭紙芝居をデジタル化し、ホームページで公開。また、英語版ホームページを作成
  3. 雑誌資料ほか78,971冊を再整理

※2.、4.、5.は外部資金(緊急雇用創出基金)の活用による

平成26年度
  1. 平成25年度の調査結果をもとに研究者、専門機関等との外部ネットワークの構築
  2. 大学、研究機関等との連携事業の促進
  3. 資料を利活用する事業の推進
  4. ホームページの充実
  5. 移転資料の再整理
平成27年度

【アクション・プランのねらい】(25年度当初に記入)

図書館協議会の下部組織である国際児童文学館のあり方検討部会において指摘されたことを、実現に導く。

  • 研究者,専門機関等との外部ネットワークを構築し、国際児童文学館の専門性確保につなげる。
  • 大学や研究機関等との連携事業を促進する。
  • 資料を利活用する事業(展示貸出や特別撮影を含む)を促進する。
  • これらの事業や取組みの成果をホームページで公開し、周知する。
  • ホームページを充実させて、海外からのアクセスもあるようなコンテンツを作成する。平成27年度までに英語で発信するページの作成をめざす。
  • 再整理については、移転資料をより利用しやすくするため、照合点検とバーコードラベル・背ラベル貼付を予定。徐々に作業を進め、平成27年度末までに3万点の照合点検と移管の完了をめざす。

「基本方針と重点目標(平成25-27年度)」およびそれに基づく活動評価について

平成25年度

  • 重点目標評価シート
  • 活動評価 平成25年度のまとめ
  • 基礎指標(平成22-25年度)
  • 外部評価報告
  • Adobe Reader

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