中央図書館・国際児童文学館 FAQ利用者の声
更新日:2023年9月28日
利用者のみなさまから寄せられた、大阪府立中央図書館の管理・運営やサービスについてのご質問・ご提案から、代表的なものとそれに対する回答を掲載しています。 (FAQ=Frequently Asked Question よくある質問)
施設・運営全般
Q.図書館の開館日を事前に確認したいのですが、どうすればいいですか。
A.開館日、開館時間は次の通りです。
- 火曜日~金曜日:午前9時~午後7時(こども資料室・国際児童文学館は、午前9時~午後5時)
- 土・日、祝・休日:午前9時~午後5時
休館日は次の通りです。
- 毎週月曜日(その日が祝・休日のときはその翌日を振替休館)
- 毎月第2木曜日(7・8月をのぞく)
- 年末年始(12月29日~1月4日)
詳しくは大阪府立中央図書館開館日カレンダーでご確認ください。
また、図書館内には開館日がわかるポケットカレンダーをご用意しています。ご活用ください。
Q.館内に自習室はありますか。
A.イベント等で利用のない開館時間中に2階多目的室を学習スペースとして開放しています。開放予定日・時間は、多目的室等の開放についてからご確認ください。
Q.館内で写真撮影をしてもよいですか。
A.館内での写真撮影は、ほかの利用者への配慮等からご遠慮いただいております。なお、ホームページのフロア案内等に掲載されている館内の写真は、出版掲載の申請手続きでご利用になれます。詳しくは出版掲載・放映申請についてをご覧ください。
Q.館内で飲食をしてもよいですか。
A.ペットボトルなどキャップ付の飲みものでしたら、どこでも飲んでいただけます。持ち込みの食事ができるのは、1階エントランスやセルフカフェスペース、3・4階の休憩コーナー、屋上庭園です。
Q.館内に無線LANはありますか。
A.全フロアでご利用いただけます。詳しくは利用案内 館内無線LANサービスをご覧ください。
Q.インターネット端末を使って調べものがしたい。
A.調査用端末は1台ずつ3・4階に設置しています。官公庁や教育関連施設のホームページの閲覧専用です。
Q.図書館としては照明が暗いところがあるのはなぜですか。
A.2階に読書に疲れた目を休めていただくためのくつろぎのコーナーとして一部照度を落としている場所があります。閲覧スペースについては充分な照度を確保しています。
Q.本棚の間隔が広く移動するのがたいへんです。無駄なスペースが多すぎるのではないですか。
A.ゆとりある空間を皆様に提供することを考えて建てられています。また車椅子で利用しやすいように本棚の間隔や通路を広くとり、段差をなくすためにゆるやかなスロープをつくるなど、障がいのある方の利用にも配慮しています。多くの方々がさまざまな形で図書館を利用されていますのでご理解をお願いします。
Q.本や雑誌を持ち出したわけではないのに、入口でブザーが鳴りました。なぜですか。
A.カバンの持ち込みに制限をもうけていません。このため、出入り口にBDS(Book Detection System 図書検出装置)を設置しています。BDSが誤作動しないように注意していますが、どうしても一部の金属等に反応して誤作動を起こすことがありますので、ご理解とご協力をお願いします。
Q.夏や冬の館内は何度に設定していますか。
A.当館では関西夏のエコスタイル、関西冬のエコスタイルの推奨室温にあわせて設定しています。ただし、窓側の席は外気の影響を受けやすく、閲覧室内の場所による違いもあります。
Q.蔵書点検中は何をしているのですか。
A.蔵書点検では、次の作業等を行っています。ご不便をおかけしますが、的確・迅速に資料を提供するために不可欠な作業のため、ご理解をお願いします。
- 館内資料の配列を正しくし、破損資料やラベルの更新等の資料のメンテナンス
- 資料と蔵書データを結びつけ、配架場所の誤りや不明資料の発見
- 資料の増加にともなう調整のための大規模な移動
貸出・返却・資料の利用
Q.貸出の冊数は何点までですか。また、期間は何日でしょうか。
A.貸出冊数は12点です。貸出期間は3週間です。詳しくは「利用案内」をご覧ください。
Q.貸出期間の延長はできますか。
A.貸出いただいた資料のうち、他の人が予約していない資料は、期間内に、連絡いただくか、インターネットで申請すると、その日から3週間の延長が1度だけ可能です。
※インターネットで延長を申し込む場合は、パスワードが必要です。パスワードはセルフパスワード発行画面から発行できます。
※パスワードをお持ちの方は、利用者のページにログインし、貸出状況一覧から延長をお申し込みください。
Q.図書館に移動する時間がありませんが、郵送での貸出はできますか。
A.着払いの郵送貸出を行っています。すでに大阪府立図書館の利用カードを作成いただいている方のみですが、予約した資料が準備できた段階で電話等の連絡をいただければ発送させていただきます。詳しくは「予約資料の着払いによる郵送貸出」をご覧ください。
Q.代理で貸出できますか。
A.図書を紛失等された場合、責任の所在があいまいになるため代理の貸出はお断りしています。
(→本人が予約した資料の代理受取については「利用案内 資料を予約するには」をご覧ください)
なお、こども資料室では、保護者がお子さまのカードでお子さまのためにこども資料室の本を貸出することができます。また、障がいや病気などで来館困難な方については、郵送貸出や代理での貸出も行っていますのでお問い合わせください。
Q.雑誌は貸出できますか。
A.当館は、府立図書館として「資料の保存」を基本的機能のひとつと位置づけて運営し、雑誌についても図書と同様に永く保存することにしています。雑誌は、本のように頑丈なつくりではなく、傷みやすいこと。損傷や紛失が発生した場合補充が困難であること。調査研究等のために、バックナンバーをまとめて利用されることが多いこと。論文単位、記事単位での複写が容易であること等から、個人への貸出ができない資料としています。
ただし、お近くの図書館内で閲覧いただけるよう
1.中央図書館の一部の雑誌について中之島図書館への取り寄せ
2.中央図書館の一部の雑誌について府内市町村図書館(公民館図書室)への取り寄せ
3.中之島図書館の一部の雑誌について中央図書館への取り寄せ
を実施しています。
Q.府内の最寄りの図書館で貸出図書の返却ができるようになりませんか。
A.大阪府立図書館(中央・中之島)でお借りいただいた資料を次の市町村図書館(室)でご返却いただける、遠隔地返却を実施しています。
<遠隔地返却受付館>
・能勢町生涯学習センター図書室・豊能町立図書館・島本町立図書館・太子町立図書館・河南町立図書館・千早赤阪村くすのきホール図書室・岬町立淡輪公民館図書室・阪南市立図書館・泉南市立図書館・田尻町立公民館図書室
ご利用方法は「大阪府立図書館 遠隔地返却のご案内」をご覧ください。
Q.本の配置がわからない時はどうすればいいですか。
A.図書館での配置の方法については「分類記号と図書館の本の並べ方」をご覧ください。また、版型の大きな本については各本棚の一番下の段に集めています。各階のエレベーター、階段付近には配置図を掲示しています。複数の置き場所にまたがるテーマに関する本が、どのフロアのどの棚にあるかを地図でご案内する「どこにあるの?」という広報物を作成しておりますのでご活用ください。利用に際してわからない点がありましたら、お気軽に職員にお尋ねください。
Q.どうすれば書庫の本を利用できますか。
A.蔵書検索の結果配架場所に「庫」がついている資料は書庫にあります。各カウンターにてご請求ください。
当館の地下書庫は広く、職員が1冊ずつ資料を集め、搬送機で各カウンターに送ります。
準備完了の際は、各カウンターの上部に設置したサインに番号を表示してお知らせします。
また、貸出できる図書は事前に予約いただければ貸出カウンターで受け取ることができ、貸出できない図書は電話でお申し付けいただくと事前に準備いたします。
Q.借りた本を汚してしまいました。どうすればいいですか。
A.返却時にカウンターでお伝えいただければ、確認のうえ汚損・破損の程度により弁償いただいております。また、返却時に確認し、著しく汚損している場合はお声掛けさせていただくことがありますのであらかじめご了承ください。
Q.調べものの相談をするにはどうすればいいですか。
A.当館は、資料を分野別に配置しています。社会科学・自然科学は3階で、人文科学は4階で、絵本や児童文学などについてはこども資料室や国際児童文学館のカウンターでお気軽にお尋ねください。
また、電話、手紙、ホームページのe-レファレンスでもお尋ねいただけます。詳しくは「大阪府立図書館(中央・中之島)調査相談(レファレンス)サービス」をご覧ください。
複写
Q.セルフコピー機が設置されていますが、どんな資料でも、セルフコピー(利用者ご自身での複写)できますか。
A.府立図書館は資料保存の役割も担っていますので、セルフ不可のラベルを貼っている古い資料や破損しやすい資料などは、係員が行うコピー(有人複写 白黒1枚25円)をお願いしています。
Q.市町村図書館を通じて借りてもらった府立図書館の本をその図書館でコピーできますか。
A.
- 図書館における複写について定めた「著作権法」第31条では、自館の蔵書でない、他の図書館から借り受けた資料の複写はできませんでしたが、平成18年1月に策定された「図書館間協力における現物貸借で借り受けた図書の複製に関するガイドライン」<注>に基づき、限定的な条件の下、他の図書館からの借受図書を借り受けた館で複写を行なう運用が始まりました。注:ガイドラインは、権利者団体と図書館団体が構成する「図書館における著作物の利用に関する当事者協議会」での協議の結果、権利者団体の理解のもと、図書館団体が策定。
- 府立図書館から他の図書館への貸出図書については、 1)著作権法の遵守 2)同ガイドラインに基づく運用 3)資料保存に配慮して a.傷み等で複写禁止の資料は複写しないこと b.複写作業は図書館職員等が行なうこと c.資料は丁寧にあつかうこと、を条件に、平成18年5月から、借り受けた館での複写を認めるようにしています。
- 資料の種類、傷み具合、また借受館からの指定によって、複写できない場合がありますのでご了承ください。
※当館蔵書の複写申込みは、来館される以外にホームページ・文書でも受け付けていますので、ご利用ください。
(→利用案内・資料を複写するには)
(社)著作権情報センターのホームページの「著作権データベース」に法の全文掲載
・「図書館と著作権」ケーススタディ著作権第3集 [平成25年6月改訂発行] (社)著作権情報センターのホームページに掲載
・図書館間協力における現物貸借で借り受けた図書の複製に関するガイドライン
(社)日本図書館協会のホームページの「図書館に関する資料」にガイドライン全文掲載
Q.令和5年6月から施行された複写データをメール等で送信する図書館等公衆送信サービスに対応していますか。
A.対応していません。
資料収集
Q.育児や料理、趣味の本を増やしてほしい。
育児や料理などの実用書、趣味の本などは、府内の市町村図書館において積極的に収集・提供されていることが多いため、当館は府立図書館として、府内市町村図書館ではあまり購入できない専門書などの収集に重点をおいています。府立図書館と府内市町村図書館が収集する資料を分担し、相互に資料を貸し借りすることによって、できるだけ多くの資料を皆さまに提供できるように努めていますので、ジャンルによっては地元の市町村図書館の図書もご活用いただければと考えております。
Q.専門書の新刊を入れてほしい。
A.工学、技術関係の新しい分野の専門図書、法律や制度、基準が改訂されたものについての解説書などは所蔵するように努めています。しかし予算の関係上、多くの類書を購入することができないため、新刊は貸出中で本棚には残っていないという状況もあるかと思われます。なお、当館で所蔵していない資料を大学や国立国会図書館など他の図書館から借りることができる場合もありますのでお尋ねください。ただし、送料が発生する場合はご負担いただきます。
Q.外国語の図書、雑誌、新聞を増やしてほしい。
A.資料購入予算の縮減にともない国内発行図書の購入できる比率が低下傾向にあるなかで、外国語の図書や雑誌、新聞を今以上に増やすことは残念ながら困難です。よろしければ必要とされる外国語図書等を所蔵している図書館をお調べし、ご案内させていただきますので、カウンター職員にご相談ください。
Q.予約の多い本は購入冊数を増やしてほしい。
A.市町村図書館が貸出に重点をおいた収集をおこなっているのに対し、府立図書館では学術専門図書や高額図書、あるいは官庁出版物や団体出版物など市町村図書館では入手しにくい資料の収集に重点をおき、永く保存することに努めています。そのため、限られた予算で同じ本を複数購入するよりは1冊でも多くの異なった種類の本を揃えて提供したいと考え、予約の多い本であっても2冊目の購入は控えています。予約の多い本については小説読物室(1階)でタイトルを掲示し、図書館へ寄贈してくださるよう呼びかけを行っています。ご協力いただける方はカウンター職員にお申し出ください。
Q.不要になった本の寄贈はできますか。また、寄贈する本は取りにきてもらえますか。
A.すでに所蔵している場合は、基本的に2冊目は受け入れておりませんので、あらかじめ当館ホームページの「蔵書検索」で検索してください。また、例えば学習参考書、問題集などの「収集方針」に合わないものや、線引きや書き込みなどがある状態の悪いものは受け入れないこともあります。詳しくは「資料の寄贈について」のページをご覧ください。また、直接ご持参いただくか、送料をご負担の上、郵送・宅配便等で送付をお願いしています。
Q.個人や団体が発行した本を、府内の市町村図書館にもまとめて寄贈したいのですが、どうすればいいですか。
大阪府立中央図書館(06-6745-0170・代表)協力振興課にお問い合わせください。
図書館情報システム
Q.インターネットで本の予約ができますか。
A.利用者カードをお持ちの方は、大阪府立図書館で所蔵していて貸出可能な資料については、インターネットで予約することができます。所蔵の貸出できない資料や、所蔵していない資料については、カウンターまたは電話でお尋ねください。また、子ども(小学生以下)の利用者カードではインターネットで予約できません。カウンターまたは電話でお申し出ください。詳しくは「利用案内」をご覧ください。
Q.インターネットで貸出している図書の延長ができますか。
A.貸出いただいた資料のうち、他の人が予約していない資料は、貸出期限までであれば、利用者のページから、申請した日から3週間の延長が一度だけ可能です。詳しくは「利用案内」をご覧ください。
Q.ホームページで蔵書を調べて中央図書館に来館すると、中之島図書館にあることがわかった。蔵書確認がしっかりできるようにしてほしい。
A.ホームページでの蔵書検索にあたっては、次の点にご注意ください。
- お調べの資料が府立2館のいずれに所蔵しているかを示す<所蔵館>欄は検索を実行して最初の「検索結果書誌一覧」画面ではなく、求める資料名をクリックして展開される次の「検索結果書誌詳細」画面で表示されます。必ず「検索結果書誌詳細」画面を開いて所蔵館を確認してください。
- 資料は整理中であったり貸出中であったりすることがありますので、「検索結果書誌詳細」画面の「当該資料情報」の<状態>欄が「在籍」になっているか確認ください。
- 確実に資料を利用するには、電話で現物確認を行ってください。資料は常に利用される可能性があり、また開架資料は館内で別の利用者が閲覧中でも「在籍」のままとなっています。来館時に資料を確実にご利用になりたい場合は、来館前に電話で資料の現物確認と確保を依頼されることをおすすめします。
インターネットや携帯電話からのセルフ予約もできますので、ご活用ください。なお、インターネット等からの予約は、申込みから図書が確保され連絡のあるまで、日数がかかります。お急ぎの場合は、電話での確認をお願いします。
中央図書館と中之島図書館の間では、毎日1回(月曜日・休日を除く)、シャトル便を運行して資料の搬送を行っていますので、利用しやすい館へ届けることもできます。
国際児童文学館
Q.国際児童文学館の資料も貸出できますか。
A.児童文学関係資料を将来にわたり、適切に保存していくため、館内での閲覧利用のみとなります。
Q.どの資料もすぐに利用できますか。
A.貴重書等の指定資料の閲覧については1週間前までにお問合せください。
また、マンガ、マンガ雑誌等の準指定資料は、前日までに予約が必要です。指定資料(貴重書等)、準指定資料(マンガ、マンガ雑誌)の利用については「指定資料の閲覧について」・「準指定資料の閲覧について」をご覧ください。それ以外の本は当日ご覧いただけますが、大量に閲覧を希望される場合は、事前にご相談ください。
Q.子ども(小学生以下)だけでも、国際児童文学館に入館できますか。
A.小学生以下の方は、保護者等の方の付き添いの上で、ご利用いただくことができます。
Q.国際児童文学館の資料は複写できますか。
A.著作権法の範囲内で複写は可能ですが、資料保護のため、セルフ複写ではなく、係員による複写となります。また、破損の恐れのある資料については、複写をお断りする場合があります。