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第168回大阪資料・古典籍室小展示「古典籍資料のいろはの『い』」

大阪府立図書館 > 大阪資料・古典籍 投稿 > 中之島 > 第168回大阪資料・古典籍室小展示「古典籍資料のいろはの『い』」

更新日:2023年3月20日

展示内容

「古典籍資料のいろはの『い』」イメージ画像

(上段)  『漢書評林』(凌稚隆/輯校 松栢堂 明暦3年(1657))【334/84/#】
(下段左) 「漢書 27下之下-28」(『十七史』より) 班固/選 顔師古/注 [順治12年](1655) 【石崎332/3/#】
(下段中央)『漢書』  班固/選 顔師古/注  【韓334/144/#】
(下段右) 『北斎漫画』 葛飾北斎/画 永楽屋東四郎 【朝日914/8/#】

中之島図書館では洋装本だけではなく、古典籍も多く所蔵しています。「古典籍」とは一般的に江戸時代以前に作られた書物のことをさしますが、当館ではこれに加え、明治時代以降の和装本や古文書などの資料も古典籍と同じ取り扱いをしてきました。今回の展示では当館が所蔵するこうした資料を総称して「古典籍資料」として、その入口をご紹介します。
さて、ひとくちと古典籍と言っても、作られた国によって大きさや材質が異なります。また、装訂の形態も様々なものがあります。
今回の展示では和装本・唐本・朝鮮本のほか、装訂の異なる資料の実物を展示します。

開催期間

令和5年3月20日(月曜日)から令和5年5月20日(土曜日)まで

※平日9時から20時 土曜日9時から17時 入場無料
※期間中の休館日は、毎週日曜日、祝日です。

場所

大阪府立中之島図書館 3階 大阪資料・古典籍室1

展示資料一覧

大きさの異なる本

今回の展示ではまず中国の歴史書である『漢書』を3種類展示します。日本、中国、朝鮮と作られた国によって本の特徴や大きさが変わります。

和装本

>>「おおさかeコレクション」で閲覧する(※展示資料とは異なる石崎文庫のものです)

唐本

>>「おおさかeコレクション」で閲覧する

韓本

>>「おおさかeコレクション」で閲覧する

>>詳しく知りたい方は「古書の話」も併せてご覧ください。

装訂の違いを見る

本の技術が発達するにつれて、和装本の綴じ方も変わっていきました。ここでは本の装訂に注目して資料を展示します。

巻子本

折本

袋綴じ

畳物

>>詳しく知りたい方は「古書の形態」も併せてご覧ください。

参考文献

●本の話 [Web] 大阪府立中之島図書館 https://www.library.pref.osaka.jp/site/osaka/about-book.html

●和書のさまざま [Web] 国文学研究資料館 https://www.nijl.ac.jp/etenji/washo/

■『西尾市岩瀬文庫常設展示案内』(西尾市岩瀬文庫/編集 西尾市岩瀬文庫 2003.4) 【018/107N/】

■『日本古典籍書誌学辞典』(井上宗雄/[ほか]編 岩波書店    1999.3)【020.2/28N/】

■『和本入門 千年生きる書物の世界』(橋口侯之介/著 平凡社 2005.10)【022.3/36N/​】

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