大阪府立図書館

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平成23年度第2回大阪府立図書館協議会の概要(平成24年3月28日)

更新日:2016年3月13日


平成23年度 第2回 大阪府立図書館協議会 議事録

日時:平成24年3月28日(水)午後2時~午後4時
場所:大阪府立中央図書館 大会議室

1 開会
2 委員紹介
出席委員:(8人)岩崎委員、北委員、高崎委員、谷川委員、秦委員、村上委員、森委員、山崎委員
欠席委員:(2人) 安保委員、尾崎委員
3 挨拶
4 議事(質疑要旨)

【議題1】 大阪府立図書館活動評価について
○平成23年度の総合評価(仮評価)及びアクションプランについて⇒事務局から説明
○「外部評価(仮評価)」について部会長から報告
<委員>
・外部評価は、平成24年度に引継ぎが終了する国際児童文学館、現契約が最終年度となる市場化テスト、
この2項目に他の項目を加えて行った。

<委員>
方針1の府立高校への協力貸出について。府立高校全体の物流は少ないが、成果が高校内で共有されていないのではないか。
ニーズは根強いものがあると思うので、次年度は高校の実態把握をしていく必要がある。
発展を期待したい。取り組んでいる高校は地理的にみてどうなのか。

<事務局>
堺農芸高校、花園高校など、協力車の搬送は地元と連携しているところが実施しやすい。
信田高校、四条畷高校などはよく活用されている。
良さを理解していただくことが大事であり、高校でも話題にしていただければと思う。

<委員>
社史がブームになっているが、大阪や経済に関する過去の資料は貴重であり、ぜひ活かしてほしい。
また、アンケート結果で満足度が92%あるのはいいことだ。方針2のレファレンスサービスについては、個人的にも興味がある。
レファレンス事例データベースに関しては、検索してヒットして、回答がでると次々検索したくなる。
一方、「該当ありません」とでると、これは使えないという印象になるので、順次レベルアップしていくことが肝要だと思う。

<事務局>
中之島図書館では、次年度の5~6月に、社史のコンテストを企画している。
神奈川県立川崎図書館のほか、西日本では大阪府立図書館が多数、所蔵している。
CSRは600点程度しかないが、貸出可能であり、会社の状況を確認できる貴重な資料である。

<委員>
方針4の大阪に関するレファレンス事例の公開について。
件数が蓄積しないとヒットしないので、量的な拡大が重要である。
個人的には、簡単な事実調査ものせてもいいと思う。

<委員>
方針3の子どもの読書環境づくりについて。児童文学館が行う新刊紹介は、学校の先生の参加が多い。
ニーズがあれば、教委と連携して出張研修を行うなど、先生が参加しやすい形で実施し、学校図書館を充実したものにしてほしい。
読書活動に関する評価の仕方は難しいが、読書は学びたいという意欲につながるものであり、図書館がどうサポートしていくかが課題である。

<委員>
方針5については、府立図書館の取組みをもっとアピールしてもよいのではないかと思う。
広報紙への掲載やネットでの情報発信など、様々なチャンネルで発信していくことが大切である。

<委員>市場化テストに関しては、次期の事業者選定にあたって、インセンティブの導入が検討されてもよいのではないか。

<事務局>
規約に付与するインセンティブ条項としては、2つの考え方がある。1つは、委託金額の金銭的増減。
もう1つは、次期3年間の事業者選定にあたって、プラスまたはマイナスの持ち点を付けること。
質・量の側面で明確な指標が必要であり、事前に公表していきたい。今は仮評価の段階なので、最後はきちんと書いていきたい。
なお、事業者選定方法には、価格重視の入札のほか、総合評価方式やプロポーザル方式がある。
行政改革課は、類型化してコスト削減したい方向である。インセンティブをすぐに導入することは難しいが、
図書館運営業務は質が大事であり、ご提案の趣旨を伝え、よりよい選定ができるよう工夫していきたい。

<会長>
価格が安ければいいというものではなく、質的側面からの評価が大切である。
サービス向上につながる視点が重要であり、協議会から意見があったことを伝えてほしい。
⇒事務局提案の23年度総合評価(仮評価)を承認

<事務局>
24年度には、単年度の評価に加え、今期3年間の評価の総括と、25年度以降の次期方針・アクションプランの
策定にも取りかかる必要がある。輻輳した作業となるが、より効果的で適切な評価のために、委員の皆様の
ご意見を伺いたい。

【議題2】 レファレンスサービスのあり方について
大阪府立図書館におけるレファレンスサービスの取組みについて⇒事務局から説明

<委員>
パンフレット「図書館の力!」は、大変わかりやすい。
これを活用するため、商工会議所や経済団体に持ち込むなど、広報活動に力を入れてはどうか。
事業をされている人も調べたいニーズはあると思う。

<委員>
楽しいパンフレットになっている。
キャラクターは、男女のペアや動物キャラなどを使うとさらに親しみやすくなるのでは。
最終頁に民間会社の広告を掲載してもいいかもしれない。

<事務局>
よい提案をいただいたので、できる限り活かしていきたい。
府立図書館全体の運営コストは、府民1人あたり158円である。
府内総生産額が35兆円の中、図書館にどれくらいの経費をかけるべきか、次のアクションプランを考える際にご意見を伺いたい。

<委員>
近畿や東京、また、カリフォルニア州、上海、ニューヨーク、パリ、ロンドン等国際都市がどれくらいの経費をかけているか比較してはどうか。

【議題3】 国際児童文学館のあり方について
○国際児童文学館のこれまでの取組みと自己評価について⇒事務局から説明
○部会の設置について
⇒事務局から、国際児童文学館の今後のあり方に係る課題と方向性について検討をすすめるため、図書館協議会の下に部会を設置することを提案。
<会長>
国際児童文学館の今後の展開については、大きな視点で過去にとらわれず検討をすすめるのがよいのではないか。

⇒事務局提案の国際児童文学館の今後のあり方等について検討を行う部会の設置を承認。
会長から、部会委員として岩崎れい委員、秦健吾委員、村上泰子委員の3名が指名された。

資料1-1 大阪府立図書館 平成23年度 総合評価(仮評価)
資料1-2 大阪府立図書館 平成23年度 総合評価について(仮評価) [pdf 262KB]
資料1-3 大阪府立図書館 平成23年度 活動評価のまとめ(重点目標レベル)
資料1-4 平成23年度 総合評価(仮評価) 国際児童文学館について
資料1-5 平成23年度 総合評価(仮評価) 市場化テストについて
モニタリング評価シート(評価期間 平成23年4月1日~9月30日)[pdf 299KB]
平成23年度 大阪府立図書館の活動評価(仮評価)について(外部評価報告)[pdf 145KB]
資料2 大阪府立図書館におけるレファレンスサービスの取組み
資料3 大阪府立図書館予算案

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