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大阪府立中央図書館 国際児童文学館 資料展示「関西マンガ界の伝説 酒井七馬とその時代」を開催しました

大阪府立図書館 > 国際児童文学館 投稿 > 国際児童文学館 > 大阪府立中央図書館 国際児童文学館 資料展示「関西マンガ界の伝説 酒井七馬とその時代」を開催しました

更新日:2015年12月26日


資料展示「関西マンガ界の伝説 酒井七馬とその時代」

関西マンガ界の伝説とされ、マンガ家・アニメーター・街頭紙芝居作家と様々な顔を持つ酒井七馬。
その生誕110年を記念し、資料展示と街頭紙芝居実演・講演会を開催しました。

展示では、酒井七馬の仕事を中心に、関西のマンガ文化を育んだ児童文化史上の貴重な資料を146点、また中央図書館所蔵のマンガ関連資料を450点紹介しました。

鞍馬小天狗1巻表紙
左久良五郎/作『鞍馬小天狗』第1巻表紙
新宝島表紙
『新宝島:冒険漫画物語
(完全復刻版)』
(小学館クリエイティブ刊)表紙
酒井七馬/画

会期

2015年10月9日(金曜日)~12月20日(日曜日)

場所

大阪府立中央図書館 展示コーナー・企画展示エリア

入館は無料です。

開館時間

午前9時-午後7時(土日祝は午後5時まで)

休館日

毎週月曜・第二木曜

ただし、月曜日が祝日の場合は開館し、翌日の火曜日が休館

共催・協力

【解説】

【展示資料】

【関連資料展示】

「江戸のいやし絵~江戸漫画あれこれ~」
大阪府立中之島図書館 3階 大阪資料・古典籍室 展示ケース
平成27年12月1日(火曜日)から平成28年1月30日(土曜日)まで

 関連イベント 街頭紙芝居実演・講演会

街頭紙芝居の実演と講演会を行いました。たくさんの御来場、ありがとうございました。

街頭紙芝居の実演では、塩崎おとぎ紙芝居博物館理事で紙芝居師でもある近藤博昭さんに、酒井七馬が左久良五郎のペンネームで描いた作品から、幕末の京都で黒頭巾の少年が活躍する「鞍馬小天狗」と、地球で育った宇宙人の少年ヒーローもの「宇宙少年」の2作のほか、漫画紙芝居「チョンちゃん」と紙芝居を用いたクイズをしていただきました。参加者からは「上品にユーモアも交えながら懐かしい紙芝居の空気を再現されていて癒された」といった感想が寄せられました。

講演会では、『謎のマンガ家・酒井七馬伝』の著者で京都精華大学マンガ学部客員教授の中野晴行さんが、酒井七馬の戦前・戦中・戦後の活動内容や関わりのあった人、影響を受けたと思われる作品などについて、資料展示の見どころを交えながらお話されました。ライターならではの立場で、取材から見聞した具体的なエピソードが語られました。講演のあと、来場されていた七馬の御遺族が思い出を語られ、小学生の時似顔絵を描いてもらった方が経験談を披露され、また、研究者からの質問で議論が引き出されるなど、興味深い内容となりました。

日時

場所

大阪府立中央図書館2階

多目的室(街頭紙芝居実演)

大会議室(講演会)

内容

  1. 街頭紙芝居実演「鞍馬小天狗」等講師:塩崎おとぎ紙芝居博物館 紙芝居師
  2. 講演会「レジェンド 酒井七馬と昭和の大阪まんが」

講師:中野晴行 京都精華大学客員教授(著書『手塚治虫と路地裏のマンガたち』筑摩書房・1993、『謎のマンガ家・酒井七馬伝』筑摩書房・2007等、著書・受賞歴多数)

定員

80人

※講演会の参加には事前の申込みが必要です。(紙芝居実演のみ参加の場合は申込不要)

講演会申込方法

共催・協力

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