大阪府立中央図書館 国際児童文学館 資料展示「ふしぎの描き方 -あまんきみこ&富安陽子の世界-」
更新日:2018年12月28日
*この展示は終了しました。たくさんの方のご来場、ありがとうございました。
日本を代表する2人の児童文学作家にはふしぎな世界を描くという共通点があります。例えば、あまんさんの『車のいろは空のいろ』はタクシードライバーの松井さんがふしぎな乗客を乗せて走る物語。富安さんの『クヌギ林のザワザワ荘』はふしぎな住人たちが暮らすアパート「ザワザワ荘」の物語。どちらも日本児童文学者協会新人賞を受賞したふしぎな世界を描くお話です。
けれどもそのふしぎの描き方は少し違います。当展示では「ふしぎ」をテーマに、2人の作家の足跡や魅力的なキャラクター、作品世界をたどります。
左『車のいろは空のいろ』(あまんきみこ/著 ポプラ社) |
会期
2018年11月9日(金曜日)から12月28日(金曜日)まで
場所(開館時間)
- 大阪府立中央図書館 展示コーナーA・B(午前9時から午後7時まで)*土日祝、および展示最終日は午後5時まで
- 国際児童文学館内(午前9時から午後5時まで)
入館は無料です。
休館日
毎週月曜・第2木曜。ただし12月24日(月曜日・祝日)は開館、翌25日(火曜日)が休館。
協力
一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団
ここが見どころ!
「ふしぎ」な世界観を資料と共に解説
館内の展示コーナーA・Bでは、ふたりのファンタジー作家の世界観を、「キャラクター」や「できごと」などの様々な観点からたどりながら、国際児童文学館が所蔵する資料と豊富な解説と共にご紹介します。
直筆原稿や原画を展示!
おふたりから直接お借りした、お宝資料を公開。
絵本『ちいちゃんのかげおくり』(あまんきみこ/作 上野紀子/絵 あかね書房 1982.8)の表紙原画や、『サラとピンキー パリへいく』(富安陽子/作・絵 講談社 2017.6)の挿絵が収められたスケッチブックほか原稿なども展示。
直筆の文字・絵から、作家の息遣いを感じてください。
アンケートに回答いただいた方へのプレゼント
展示をご覧いただき、アンケートにお答えいただいた方に、オリジナルしおり(全2種の内どちらかひとつ)をプレゼント。
おふたりの直筆のサインやイラストがあしらわれた、この展示限定のしおりです。
また、小学生以下のお子様には、『子ども向けブックリスト』もプレゼント。
(ブックリストは大人の方も希望者にはお渡ししていますので、お申し出ください)
さらに国際児童文学館内でも
国際児童文学館内では、展示している本の複本を手に取ってご覧いただけるほか、おふたりの「単行本になっていない作品」が掲載された雑誌を展示しています。
また、おふたりのエッセイや特集記事が掲載された雑誌もあわせて展示しているため、「2人のことをもっと詳しく知りたい!」という方はぜひお越しください。
さらに、国際児童文学館小展示コーナー内では、神奈川県の鎌倉文学館からお借りした「富安陽子キャラクター衣装」を置いています。自由に着て写真を撮っていただけますので、ぜひお子様とご一緒にお越しください。(国際児童文学館は、小学生以下の方は保護者同伴での入室となります)
【解説】
【展示資料】
関連イベント
講演会「ふしぎの描き方-あまんきみこ&富安陽子の世界-」
日時
2018年11月10日(土曜日)
午後1時45分から午後4時15分まで
場所
大阪府立中央図書館2階 大会議室
定員
子どもの本に関心のある方ならどなたでも 80人(申込先着順)
参加費
1000円
申込方法
詳しくは大阪国際児童文学振興財団のホームページをご参照ください。
主催
一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団
後援
大阪府立中央図書館 国際児童文学館