「はらっぱ」 No.38 おはなし会プログラム ~その14~
大阪府立中央図書館 こども資料室
令和6(2024)年1月~12月までの期間に、当館で行ったおはなし会のうち、子どもたちが特に楽しんでくれたプログラムをご紹介するコーナーです。
開催日 令和6年6月中旬
対象者 小学3年生
テーマ いろいろな国のおはなし
大型絵本『ともだちや』
内田麟太郎/作 降矢なな/絵 偕成社 2006.3
絵本『お月さんのシャーベット』
ペク・ヒナ/作 長谷川義史/訳 ブロンズ新社 2021.6
絵本『おひさまがおちないように』
チュ・チョンリャン/絵 クオ・ツェンユアン/文 青山大樹/訳 廣部尚子/訳 ライチブックス 2021.12
ストーリーテリング「あめはどく」
『子どもに語る日本の昔話 3』 稲田和子/著 筒井悦子/著 こぐま社 1996.8
学校との見学打ち合わせの際、外国ルーツの子どもの国を聞き取り、韓国、中国の絵本を選び、いろんな国のおはなしで組んだ。ストーリーテリングを希望されたこともあり、日本の昔話の語りを追加。語った話自体を知っていると言っている子もいて、楽しんで聞いてくれた。
開催日 令和6年9月中旬
対象者 5歳児
テーマ 月
てあそび「はじまるよ」
大型絵本『おつきさまはまあるくなくっちゃ!』
ふくだじゅんこ/文・絵 大日本図書 2013.9
絵本『月のみはりばん』
とりごえまり/作・絵 偕成社 1996.10
手話ソング「きらきらぼし」
絵本『オレ・ダレ』
越野民雄/文 高畠純/絵 講談社 2002.12
大型絵本『パパ、お月さまとって!』
エリック=カール/さく もりひさし/やく 偕成社 2015
てあそび「さよならあんころもち」
前日が中秋の名月、当日は満月だったので選んだテーマ。前の晩に月見をした子もいて、子どもの生活とつながるプログラムとなった。絵本の物語の展開をよく理解している様子で、感想を聞きながら進めることも。手話ソングは覚えが早く、1回練習しただけで、2回目には全員できるようになった。
開催日 令和6年11月初旬
対象者 支援学校小学部
テーマ おいしい秋
てあそび「はじまるよ」
大型絵本『いもほりバス』
藤本ともひこ/作・絵 鈴木出版 2012.5
てあそび「やきいもグーチーパー」
大型絵本『れいぞうこ』
新井洋行/作・絵 偕成社 2015.10
パネルシアター「カレーライス号」
大型紙芝居『おおきくおおきくおおきくなあれ』
まついのりこ/脚本・画 童心社 2002.9
てあそび「ミックスジュース」
エプロンシアター「おむすびころりん」
てあそび「さよならあんころもち」
秋の遠足に合う内容としてテーマを「おいしい秋」とし、手遊びや歌が大好きな生徒が多いと事前に聞いたので、それらを数多く取り入れたプログラム。当日は手遊びを繰り返すなどリクエストにも応えながら賑やかな雰囲気で進んだ。エプロンシアターの「おむすびころりん」は長めのおはなしだったが、日本の昔話で身近に感じられたことと、しかけに興味津々で、集中して楽しんでくれていた。