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大阪府立中央図書館 国際児童文学館 資料展示「メディアを横断する『賢治』-ガラス絵、絵本、マンガにみる宮沢賢治-」

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更新日:2017年1月5日


宮沢賢治の生誕120年を記念し、資料展示と関連イベントを開催しました。
展示では、賢治の生前に出版された唯一の童話集『注文の料理店』(大正13年)や「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」などを原作とする絵本、マンガ、紙芝居など72点を紹介しました。また、泉啓一による賢治作品のガラス絵作品34点のほか、こども資料室や人文系資料室からも関連資料374点を展示しました。

ガラス絵

ガラス絵「賢治曼陀羅」

(泉啓一 作)

会期

2016年10月14日(金曜日)から12月25日(日曜日)まで

場所

大阪府立中央図書館 展示コーナー

入館は無料です。

開館時間

午前9時から午後7時まで(土日祝は午後5時まで)

休館日

毎週月曜・第二木曜

共催・協力

  • 共催:大阪府立中央図書館指定管理者 長谷工・大阪共立・TRCグループ
  • 協力:一般財団法人大阪国際児童文学振興財団

 関連イベント

講演会&トークと子ども向け講座を行いました。たくさんの御来場、ありがとうございました。

講演会では、講師の宮川健郎さんが冒頭で賢治作詞作曲の歌を美声で披露され、参加者の心をやわらげた後、「風の又三郎」に登場する性別不明の先生を例に挙げ、文章に書かれていない部分を絵やマンガで表現する際の再話者による「解釈」についてお話されました。また、茂田井武が「セロ弾きのゴーシュ」を絵本化した際、当初は簡略化されていた文章が後に原文へと戻された例を挙げ、賢治作品を絵本化することの難しさなど、再創造された賢治作品について様々な角度から紹介されました。

トークでは、大阪国際児童文学振興財団メールマガジンで「イーハトヴ周遊 宮沢賢治の童話を読破する」を連載中の宮川さんと遠藤純さんのお二人が、賢治作品の解釈等について軽妙なトークを繰り広げました。後半の質疑応答では、賢治作品との出会いなどに質問が及び、各々にとっての賢治の魅力が語られました。最後には、宮川さんが紙芝居『キツネノゲントウ-宮沢賢治「雪渡り」より』(昭和17年 復刻版)を実演され、参加者は熱心に見入っていました。

子ども向け講座では、講師の国際児童文学館職員が最初に「雨ニモマケズ」を朗読し、賢治の生涯や作品などを紹介した後、賢治に関するクイズを出題しました。講座終了後には希望者を展示コーナーに案内し、展示の解説を行いました。

講演会&トーク

日時

  • 2016年11月13日(日曜日)
  • 午後1時30分から午後4時まで(受付は午後1時から)

場所

大阪府立中央図書館2階 多目的室

内容

  1. 講演会「メディアを横断する『賢治』-絵本、マンガ、紙芝居-」講師:宮川 健郎さん(児童文学研究者、武蔵野大学教授、大阪国際児童文学振興財団理事長、『宮沢賢治、めまいの練習帳』ほか、著書多数)
  2. トーク「宮川さんに聞く 賢治の世界の魅力」

聞き手:遠藤 純さん (児童文学研究者、京都華頂大学准教授、大阪国際児童文学振興財団理事)

定員

中学生以上80人(申込先着順) ※参加費無料

申込方法

定員に達したため受付を終了しました。

子ども向け講座

日時

    • 2016年10月30日(日曜日)
    • 午後2時から午後2時30分まで

場所

    • 大阪府立中央図書館1階 こども資料室おはなしのへや

内容

    • 小学生を対象に、賢治の作品や人生について紹介します。
    • 講師は国際児童文学館職員です。

定員

    • 小学生12人(申込不要)  ※参加費無料

【解説】

【展示資料】


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