平成28年度 大阪府立中之島図書館 講演会「装こう師の私が出会った国宝たち」
更新日:2016年7月1日
大阪府立中之島図書館では、所蔵する古典籍資料を活用し、府民の皆様に古典に親しんでいただけるよう講演会を実施しています。
国宝『鳥獣人物戯画』の修理を担当した株式会社岡墨光堂の大山昭子さんは、修理の途中で元は巻紙の表裏両面に異なる戯画が描かれていたということを発見されました。何百年という時の流れを経てもなお、新しい発見のある国宝。今回は大山昭子さんをお迎えして、今まで出会った数々の文化財修理のお話しと装こう師の仕事の魅力についてお話しいただきます。
また、会場では当館所蔵『鳥獣戯画巻』(複製)等を展示します。
講師 大山 昭子さん (株式会社岡墨光堂)
日時 平成 28 年7月30 日(土曜日) 14時から15時30分(開場 13時30分)
会場 大阪府立中之島図書館 別館2階 多目的スペース3 会場へのアクセス
〒530-0005 大阪市北区中之島1-2-10 地下鉄御堂筋線/京阪 淀屋橋駅下車約5 分
定員 60名 申込先着順
参加費 500円 (当日、受付にお持ちください)
申込
定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきました。たくさんのお申込み誠にありがとうございました。
講演会「装こう師の私が出会った国宝たち」のちらし [PDFファイル/637KB]
お問合先:大阪府立中之島図書館 大阪資料・古典籍課 電話06-6203-0474(代表) 担当:梶原(かじはら)
※ 装こうとは、書画を表装することをいいますが、株式会社岡墨光堂が加盟する国宝修理装こう師連盟は、国宝。重要文化財を中心とした文化財(美術工芸品)の保存修理を専門的に行っている修理技術者集団で、主に日本・アジア地域で製作された「絵画」「書跡・典籍」「古文書」「歴史資料」などを修理されています。(装こうの「こう」はさんずいに黄)