大阪府立図書館

English 中文 한국어 やさしいにほんご
メニューボタン
背景色:
文字サイズ:

中之島図書館 新書庫建設工程

更新日:2024年3月29日


書庫建設工事の概要

工期

令和4年11月から令和7年1月まで(予定)

経緯

平成28年度、当館非重要文化財部分について耐震補強工事による耐震化を検討した際、

当初は、既存建物を活用した耐震補強工事が進められる予定でしたが、建築物寿命の延伸効果が望めず、補強工事により庫内面積が縮小し収蔵能力が低下することなどから、本館東側にある書庫(「2号書庫」「3号書庫」)を改築することとなりました。​

*重要文化財部分は、平成 25 年 3 月末から平成 26 年 12 月にかけて耐震補強工事を行い、施工を完了しています。

特長

新書庫入口にエレベーターを設置し、本館と南館の接続部分である南連絡棟への渡り廊下を新設することで、バリアフリー化を図ります。

工事の様子

 
撮影日 工事風景 概要
        令和4年11月24日      東側から見た新書庫棟建設予定地更地の様子 東側から見た当館です。正面奥にある切妻屋根の建物が本館と1号書庫です。

手前の更地に新書庫を建てます。

令和5年1月23日​​​ 東側から見た山留工事の様子

山留工事

掘削工事に先立ち、道路が崩れてこないように仮説の山留壁を打ち込んでいます。

令和5年4月10日 北側から撮影した杭打ち工事の様子

杭打ち1

工事風景を北側から撮影した写真です。

短い杭を回転させながら地面に埋め込んでは、杭を継ぎ足し、一本の長い杭にしながら、地中深くに埋め込んでいきます。叩いて杭を打ち込むよりも、騒音や振動が少なくできるそうです。ダイナミックですが、繊細な作業です。

令和5年5月10日 東側から撮影した新書庫棟渡り廊下部分杭打ちの様子

杭打ち2

本館と南翼を繋いでいる渡り廊下の東側に杭を打っています(写真左側)。ここには、新書庫と本館をつなぐ渡り廊下が設置される予定です。

令和5年6月1日 北側から撮影した掘削工事の様子​​ 堀削1新書庫の基礎構造部を作るために掘削工事を始めるところです。
令和5年6月5日 東側から撮影した1号書庫前掘削工事の様子

堀削2

新書庫の基礎構造部を作るために地盤を削っています。

南館前まで掘り進めていきます。

令和5年7月19日 北側から撮影した基礎工事(足場組立)の様子

基礎1

掘削完了後、足場が組まれ、掘削前の地面の高さ(本館等が建っている地面の高さ)を行き来できるようになりました。

令和5年7月31日 北側から撮影した基礎工事(足場組立)の様子

基礎2

コンクリートをミキサー車2台で運び、ポンプ車を経由して基礎部分に流し込んでいます。

令和5年8月10日 東側から撮影した1号書埋め戻し工事の様子

埋め戻し

基礎部分ができたので、土をかけて再び埋めていきます。

令和5年9月5日 工事を当館敷地外東側から撮影した埋め戻し作業の写真

基礎3

基礎部分がすっかりコンクリートで隠れ、1階の床が出来ました。ここで使用したコンクリートの量は、左上に写っているミキサー車19台分だそうです。埋められず縦に並んでいるのは、新書庫に設置される集密書架のレーンの一部です。

令和5年10月24日 当館敷地内北側から撮影した3階床コンクリート打設前の写真

3階床鉄筋工事

コンクリート打設前の3階床です。左右の壁やフロア中央部から伸びている鉄筋は柱の役割をしています。

令和5年11月7日 画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 20231204-1.jpg

4階床型枠工事

鉄筋工事前の4階床です。これまで見えていたみおつくしプロムナード​が隠れるほど書庫棟が高くなりました。

令和5年12月4日

5階床型枠工事

鉄筋工事前の5階床です。これまで見えていた土佐堀川が隠れるほど書庫棟が高くなりました。南館も屋根が見えるだけになりました。

令和6年1月31日

機械基礎コンクリート打設

屋上に、空調機器や受変電設備を置くための基礎を作っています。資料の劣化や虫菌害を抑制するためには、低温低湿かつ変動のない環境で資料を保存するとよいとされており、書庫の温湿度管理のために重要な設備の土台となります。

 

令和6年2月7日

 

 

 

施工中の書庫内部①
2階北側から南側を眺めた写真です。南側はガラス張りになる予定のため、建物を囲むブルーシートが見えています。

施工中の書庫内部②
新書庫棟と本館をつなぐ廊下となる開口部です。向こうに本館書庫の扉が見えます。

施工中の書庫内部③
外壁用の石材です。本館外壁と見間違えるほどよく似ている石が使用されます。

参考

PAGE TOP