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平成30年度大阪府立図書館協議会活動評価部会の概要(平成30年7月4日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年9月7日更新

平成30年度第1回大阪府立図書館協議会活動評価部会議事録

日時 平成30年7月4日(水曜日)午後3時から5時まで
場所 中央図書館2階多目的室

1 開会

2 委員紹介
出席委員:村上委員(部会長)、岸本委員、佐藤委員(専門委員)

3 中央図書館副館長挨拶

4 議事(質疑要旨)

(1)平成29年度 大阪府立図書館の活動評価について

<基本方針1について>

[委員]研修についての満足度が高いとのことだが、引き続き研修内容レベルをどう高めていくかが課題。研修内容等で工夫や意識していることなどはあるか。

[事務局]研修時のアンケートにて受講生に希望や要望を聞いており、研修メニューに取り込むよう意識している。また、図書館界の動向も参考にしている。

[委員]基本方針1の1-2は府域図書館職員の研修、1-3は基本的には府立図書館職員の研修、さらに1-3に調査研究の実施という項目がある。次の課題として、府域図書館の職員と府立図書館職員とが共同で取り組みながら調査研究を行うことを考えてはどうか。府域図書館の職員と府立図書館職員の人材育成をもう少し一体的にとらえていくという形を、研修が成果を挙げてきた中、次のステップで検討していただければと思う。

[事務局] 今後の取り組みの参考にさせていただきたい。

[委員]28年度協議会にて、研修満足度について、少し時間をおいて調査する、或いはアンケートの聞き方を工夫するなど、実際のアウトカムを測定できるようなことを工夫してはどうかという意見があった。29年度は満足度の実質をさらに高めるための取組みを行ったか?

[事務局]満足度について、その時すぐに役立つ実務的、実践的なものに加え、モチベーションが向上するようなもの等も取り入れることができるよう、テーマ設定、講師選定の際に留意している。また30年度の取組予定として成果発表を行う事例研修会を考えている。今後とも、すぐに役立つものでなくとも、有用と思えるような研修を探っていきたい。

[委員]研修後すぐではなく、しばらく時間がたってから研修参加者に聞くと、本当に役に立っているのかというところが見えてくるのではないかという観点から、手間がかかるかもしれないが、過去に参加した方について、研修参加したことが現在の仕事に役立っているかということをアフターフォロー調査として聞くのはどうか。

[事務局]その案も検討しているが、多数の研修を実施している他の図書館と情報交換する中で、本音の意見を引き出すこと等が実際にはなかなか難しいという意見もあった。

[委員]以前の評価部会の中で、インフォーマルな情報交換のような場ももっと持った方がいいのではないかという意見が出ていたが。

[事務局]30年度は、司書セミナー基本編終了後に、交流会という名称で希望者を対象に実施し、インフォーマルな情報交換の場の提供に努めている。大阪公共図書館協会からの依頼を受けて実施しているOLA(大阪公共図書館協会)研修でも、交流会のような場の提供に努めている。

[委員]気軽に事務室でお茶でも飲んでいこうか、という関係性も大切。ちょっと寄って誰かと話していこうかと思える事務室の雰囲気と、府立図書館職員が市町村図書館職員を迎える気持ちがあるかどうかが重要。今、交流会の話があったが、そういった関係性があると、研修に参加しただけではない形でのつき合いが生まれてくる。引き続きの取り組みをお願いする。

<基本方針2について>

[委員]重点取組業務2-1の連番10の府域図書館の蔵書満足度について、この満足度の母数は何件になるか。

[事務局]大阪府域の43自治体が対象である。

[委員] 88.4%ということは5館だけ満足でないという状態。

[事務局]非常に満足、やや満足、どちらとも言えない、やや不満、非常に不満という5段階でアンケートをとっている。その内の非常に満足やや満足を足した数値を43で割った数字である。

[委員]この水準になってくるとほとんど相手の印象的な出来事次第等でずれてしまい、どれだけここにリソースをかけるか、過度に頑張る必要はないのではないか。どちらとも言えない、あるいは不満とされている5館に対して具体の理由を聞いた方がいいのかもしれない。

[委員]ここは数値よりも、不満の原因に対してどう対応するのかということが課題。内訳はどうなっているか。

[事務局]非常に満足が15、やや満足が23、どちらとも言えないが4、やや不満が1、非常に不満が0。非常に不満は毎年0。前年と同じく88.4%と申し上げたが、内訳を見ると、若干良くなっており、非常に満足が2館増えている。やや不満についても、3館減っており、内訳をみると多少改善していることが読み取れる。

[委員]理由は把握しているか?

[事務局]同じアンケートで、一層力を入れるべきジャンルを問う項目がある。それによれば、郷土資料を貸出用として複数購入すべき、高額の参考図書を買って欲しいという意見や、アイドル写真集、特殊なジャンルの分野、児童書を全点購入してほしい等様々。専門書、高額な資料に言及されるところがやや多いが、ライトノベルを買ってほしいというところもある。資料費の問題もあり、難しい面が多い。

[委員]やはり過剰にリソースを投入すべきでないと思われる。全部に対応するのは難しい。

[委員]電子書籍の導入を28年度に見送られたというのは大変英断であったと思う。引き続きまだ静観した方がよいと思う。アメリカの業者と提携した新たな商品も登場したがコンテンツ数が圧倒的に足りず、先行している一社のようにコンテンツ数があれば購入を検討してもよいが、現状では、かけるコストに対して必ずしも十分なリターンが望めないように思う。

[委員]連番14政策立案支援サービスについて、一定の成果は挙がっていると把握していたが、目標値に対して数値にかなり落ち込みが見える。この要因をどう考えているか。

[事務局]年によって揺れが大きく、29年度もその範囲内と考えている。30年度は、4~6月までのペースが続くと年間700件と想定している。レファレンス件数がこの3年間で微減、コピー件数が横ばいなのに対し、貸出件数が309、288、247と減少しており、それがそのまま合計の減少に表れている。貸出冊数はこの3年間で786、903、1239と増えているので、まとめて借りられたとも考えられ一概に減ってきたとはいいきれない。広報の結果、サービスが浸透してきていることが関係していると思われるので、引き続き口コミや庁内ポータルサイトでの定期的な案内を行っていく。

[委員]件数のカウントの仕方等を次回以降工夫した方がいいかもしれない。もう少ししぼった形で指標とした方が把握しやすい可能性がある。数値の揺れによりC評価となるようなら、要検討かと思う。

[委員] 例えば揺れが出ないような指標化を図る等が必要。せっかくよい取組みをやっているのにC評価になると、とてももったいないと思う。冊数が増えているということであれば、まとめて借りた人がいたのではないかという推測が容易に成り立つ。うまく評価できるような指標にした方がよい。

[部会長]新規登録の利用者はどれぐらいか。

[事務局] 27~29年度の新規登録件数がそれぞれ36、31、29となっている。

[委員]新規登録も堅調で裾野の広がりもあるようだ。リピート率も高いなら内容に対する満足度も高いのだろう。評価を得ているサービスなので、指標に反映する工夫をしないともったいない。 また、各部局との連携展示が非常に増えていることは、各部局が一定の効果を認識し、図書館で展示しようと考えるようになっているからだと思う。そういった連携が強まっているということも含めて考えると、やはり指標を工夫するとよい。

<基本方針3について>

[委員]重点取組業務3-1連番19、子どもの読書活動推進に関わる人を対象とする講座等開催回数がC評価となっている。

[委員]国費事業の回数が関係している。

[委員] 28年度は13回。このときの国費事業は3回だったのか。

[事務局]28年度の13回はリーダー研修3回と国費のほかの研修が2回で計5回。29年度はそれを単純に引いた数。

[委員]それが残っていれば、29年度も同数の13になるということか。

[事務局]その通り。30年度は独自の事業で目標値に到達するように尽力したいと考えている。

[委員] 重点取組業務3-2連番23資料貸出学校数が増加している。これは教員の口コミの影響が大きいのか。

[事務局]ご指摘のとおり。例えば教員が集まるような場で当館のサービス紹介などに努めており、参加された先生が現場に戻られて、あるいは別の学校教員との意見交換の場などで府立図書館のサービスが伝わっていくと聞いている。また、校長先生が集まる場で話が出て、うちでも使ってみようかという話になったという事例もあった。

[委員]学校図書館との連携について、他館でも、担当が替わると全くできなくなってしまうという話があり、現場の先生方の受け止め方が非常に大きい。そうした中では先生同士の中で評価を得られるような形の働きかけが今後とも必要だと思う。

[委員] 重点取組業務3-2連番24について、目標値を大幅に上回っている。ユニークユーザー数はどれくらいか。

[事務局]これは矯正施設への貸出。対象となるのは2、3施設。

[委員]それは想定よりも多く貸し出されている状態なのか。

[事務局]そのとおり。

<基本方針4について>

[委員]連番29は目標値150で、目標値に対応するものとしては90ということでよいか。行政資料ということだが、まだ集められてないものがあるという理解でよいか。

[事務局]連番27の行政資料の目標数値は75点で、連番29の150という数字は、行政資料とともに古典籍のデータベースを追加していく数字を足したもの。古典籍で一括登録するコンテンツがあり、そちらを優先したため、このような記載となっている。連番27の行政資料については、75より多い90点を登録した。連番29については、引き続き尽力したい。

[部会長]29年度、デジタル化すべきデータの全体のボリュームを把握すべきという意見があったが、進捗はいかがか。

[事務局]古典籍等の貴重書はほぼデジタル化が進んでいる。30年度はモノクロデータのものをカラーに変更していくことが課題となっている。古典籍を引き続き収集しつつ、それをデジタル化していくという作業を委託費の枠の中で実施している。

[部会長]必要なものは、ほぼ済んでいるのか。

[事務局]ほとんどできているが、追加して所蔵するものもある。デジタル化の方法の形式、またメタデータの作り方も国際標準の変更がある中で、その動向も注視していきたい。

[委員]行政資料のボーンデジタル分について、全体像を把握できない状況の中で進めている。図書館として全体像の把握に取り組まないと、75という数字自体、全体から見ると本当に意味がある数字かどうかわからないということになる。もう一つは、例えば大阪府の文書の管理規則において、ボーンデジタル資料というのは位置づけられているのか。

[委員]印刷されて刊行されたものについては文書管理規程の中で規定されているだろう。一方で、ウェブサイトの情報や、特に統計資料等の多くがボーンデジタルとなっている状況の中で、文書管理規則上はどのように扱われているか。

[事務局]いわゆるホームページに挙がっているボーンデジタル資料について、どのタイミングで消えるかというのは把握できていない。今後の課題として把握に努めたい。ボーンデジタル資料はできるだけ、図書館の方で引き続き注視したい。

[委員]多分その辺りの規則がまだ十分成熟していない部分はあると思う。今の段階では、図書館側として積極的に調査して収集する努力を続けるしかない。そうした資料は今、国会図書館の納本の制度の対象になる。ボーンデジタルであっても納本しなければいけない資料なので、そういった意味では、府立図書館としても、把握をしておかなければならない対象だろうと考えている。

<基本方針5について>

[委員] ツイッターの発信数が伸びている。意識的に努力しているのか。

[事務局]運用に慣れてきた結果。経験値が上がったということかと思う。

[部会長]ツイッター限定なのはなぜか。

[事務局]人的リソースの問題。ツイッターに慣れてきたところで、他のものは次の課題と考える。

[部会長]ツイッターでつぶやいたものをそのままフェイスブックに載せるツールもある。

[委員]フェイスブックに載せたものをツイッターに、ツイッターに載せたものをフェイスブックに載せることもできる。よってフェイスブックを追加で始めるときは、同じものが両方に流れる形にすることで省力化できる。インスタグラムも連携可能。フェイスブックは20から40代ぐらいまでは使っていて、ツイッターは主に10代20代までがピークで30代からだんだん落ちていく。インスタグラムは20代30代ぐらいがピークで多くが女性。少しずつ利用層が違う。

[事務局]中身が同じものを複数のSNSで提供しても、違和感はないか。

[委員]それぞれ利用層が違うので、同じものが流れても一部のヘビーユーザー以外は違和感はないと思う。

[事務局]省力化のご指摘を参考にしつつ、検討したい。

[委員]ウェブサイトがどれぐらい利用されているのか、またツイッターがどれたけフォローされているか、把握できているか。

[事務局] ツイッターは若い方の利用が多く、中之島で「文豪とアルケミスト」のポスター展示をツイートしたところ3桁のリツイート数があり、項目によってはやはり反応の違いを感じる。

[部会長]地震のツイートも多くの反応があったのでは。

[事務局]写真のインパクトがあったのかもしれない。

[委員]大阪府立図書館は今1,143フォロワー。公式アカウントとしてはもうちょっと伸ばしたいところ。インスタグラムに関して、大阪府立中之島図書館は今インスタグラムで固有名詞が挙がっている中で2、3番目ぐらいに多い図書館なので、中之島の外観を撮って帰ったりという隠れた利用者層がいっぱいいる。図書館に来てはいるが図書を利用していない人がインスタグラムには多くいるはず。リーチできると、もしかしたら図書館の利用にも繋がるかもしれない。

(2)第四期活動評価基本方針と重点取組業務について

[委員]第四期の具体的方策はこれから決めていくのか?

[事務局]そのとおり。

[部会長]評価の期間を大阪府の教育振興基本計画に合わせたが、関係性についてはどのように考えているか。

[事務局]大阪府教育振興基本計画は、平成30年度から2022年度までの後期事業計画が出ている段階。公立図書館にかかわる部分としては、子どもの発達段階に応じた読書環境の充実といった項目が挙がっている。よって基本方針3に関わる部分が大きいという状況。府立図書館の重点取組業務としては、第三期に関しても先程ご説明したような形で進めたいと考えている。

[部会長]教育振興基本計画での図書館への言及は子ども、学校が主。地域の教育、生涯学習にも関わっている。そことの関係性をつめておくことも大事。

[事務局] 地域の人的資源の活用や、放課後や土曜日等を活用した社会教育との連携についての記述もあるので、その点も含めて検討していきたい。

[部会長]府立図書館の司書の育成については、基本方針1~5の全てに関わるが、方針1に入れるのは、府域の図書館員の項目があるため。それでよいか?

[委員]方針ごとにばらしてしまうと、レファレンスや古典籍など、部分的になってしまうので、幅広く位置づけるために良いと思う。

[委員]ここで良いと思う。ばらしてしまうと数値目標としても立てにくくなるのでは。

[部会長]方針5の文言変更の意図は?

[事務局]実際に来館できる方はどうしても限られてしまうことから、府域全域サービスをしているという立場で、府立図書館で行っている事業を府域図書館に参考にしていただきたいという意味合いを込めて実施している。そういう思いがはっきりと言葉で伝わるようにした方がいいのではないかという考えから、少し言葉を補った。

[委員]モデル事業という形で広くとらえるということが今の説明で少しわかったが、そこに生涯学習活動の支援というのが入り、全体としてわかりにくくなってしまった。特に基本方針というのはシンプルなものであった方がいいと思う。なんとなくわかりにくくなったというのが正直な感想。

[部会長]「場」は物理的な場所に限定されないのではないか。モデル事業も大事だが、府民にとって大事な図書館、皆に愛される図書館という意味からも、追記しない方が良いのではないか。

[委員]図書館としての機能があると同時に、一つの物理的空間的「場」である。これは免れない。図書館として、「場」としての様々な取組みという形でとらえていくことで問題ないと思う。そうした府立図書館の取組み自体が、「場」としての空間の生かし方が伝わっていけば府立の役割を果たせるので、強いて「場」の制約を意識しなくてもいいような気がする。

[委員]モデルを提供するだけでは、府民との直接のつながりとは言えないのでは。

[事務局]表現をシンプルにすることを意識しつつ、開かれた図書館であることを表現できればと考えている。

[部会長]モデル事業とすると、図書館と府民というより、図書館と図書館をつなぐことになるのではないか。

[事務局]ご指摘を踏まえ、表現を修正する方向で検討する。

[委員] 5-1について、『「大阪から世界を知る」を基本コンセプトに生涯学習の拠点』が、ちょっと分かりにくい。「図書館から世界を知る」ではないのか?図書館が生涯学習の拠点になるのならば、「図書館から」あるいは「図書館を通じて世界を知る」ということではないか。

 [事務局] 「大阪から世界を知る」というのは、展示事業等を企画する上で館内の共通コンセプトとして、29年度から設けているもの。外にPRしているわけではない。

[委員]館内でのキャッチコピーなら「大阪」が妥当ではないか。

[部会長]では、このままで。

[部会長]政策立案支援が第四期の重点取組業務に入っていないが?

[事務局]具体的方策を明示していないが、2-2に入ることになる。

[部会長]1-3の「研修事業の展開」の「展開」とは?「充実」から何か変わるのか?

[事務局]新たなメニューを考えるというより、今までの取組みの視点を変えて取り組む。例えば「動画による研修情報の発信」など。

5 中之島図書館副館長挨拶

6 閉会

資料1   重点目標シート1~5 [PDFファイル/689KB]
資料2-1 重点取組業務 自己点検シート [PDFファイル/187KB]
資料2-2 自己点検シート「評価の基準」 [PDFファイル/124KB]
資料3   基礎指標 [PDFファイル/325KB]
資料4   基本統計 [PDFファイル/316KB]
資料5   平成29年度大阪府立図書館の活動評価(素案) [PDFファイル/407KB]
資料6   重点取組業務第3-4期(案)対照表 [PDFファイル/134KB]

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