大阪府立図書館

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重点目標評価シート1(平成29年度)

更新日:2019年1月29日


基本方針1 府立図書館は、市町村立図書館を支援し、大阪府全域の図書館サービスを一層充実させます。
現状と課題  府域図書館の資料購入予算は、設置自治体の財政状況を反映し厳しい状況が続いている。府立図書館は、協力貸出による府域市町村立図書館への支援を重要な業務のひとつと位置づけ、資料の充実や搬送ルートの効率化等に務めてきた。今後も、府域市町村立図書館では収集が難しい専門書を含む幅広い資料の収集に努め、協力貸出を通じて府域市町村立図書館の支援を進めていくことが必要と考えている。 府立図書館の資料をより効果的に利活用する知識をもつ府域図書館職員の存在は、大阪府全域の図書館サービス向上には欠かせない。 近年、図書館運営の多様化や図書館職員の非正規化が進んでおり、図書館未設置自治体の解消も進んでいないことから、自治体間における図書館サービスの質の格差が拡大することが懸念される。情報環境や社会状況の激しい変化の中、府域全体の図書館活動を充実するためには、府域図書館司書職員等を対象とした研修の内容の充実を図り、高いレベルで資質を維持していくことが必要である。
重点目標 重点目標項目 成果指標と数値目標
(1)研修機会の提供 参加者満足度《すべての研修において「役にたつ」と回答した参加者の割合が80%以上》
取組内容 平成28年度 平成29年度 平成30年度
上半期 下半期 上半期 下半期 上半期 下半期
研修実施
分析・成果確認
取組内容(H28年度):研修を通年で実施。分析と次年度準備を下半期に実施。 取組内容(H29年度):研修を通年で実施。分析・成果確認・参加の無い自治体へ働きかけ・次年度準備を上半期後半から下半期に実施。 取組内容(H30年度):研修を通年で実施。成果発表(府域図書館事例研修会)および次年度準備を上半期後半から下半期に実施。
評価 平成28年度 平成29年度 平成30年度
図書館の
自己評価
府域の図書館職員を主対象とする大阪府図書館司書セミナーには全8回で延べ398人の参加があった。府域図書館を会場とする情報検索出前講習は6自治体で実施した。各研修のうち、受講者からの「役に立った」という評価が80%に達しなかったものは1件のみであった。なお、一度も参加を得ていない自治体が7自治体あった。各自治体の事情を考慮しながら、ニーズに合った研修を企画したい。 府域図書館職員を対象に含む研修実施数は司書セミナーの他、合わせて39回で、受講後のアンケートで「役に立った」という評価は96.4%と高い。事前案内と研修内容にズレが生じたため評価が80%に達しない研修が1件あった。講師との調整に努めていく。 また、28年度協議会意見を受けて、研修に参加していない自治体へ積極的に働きかけ、出前講習を実施した結果、研修未参加の自治体は4自治体であった。
協議会意見
(外部評価)
研修実施回数は目標値を上回り、多くの参加者を得ている点、ほとんどの参加者が「役に立った」と感じている点は評価できる。今後は、参加できていない自治体へのアプローチ、「満足度」の実質を高める取組も求めたい。 研修機会の提供と満足度の点で大きな成果を上げている。昨年指摘した「満足度」の実質を高める取り組みも検討が開始された。府内図書館職員との研修終了後のインフォーマルな情報交換の場が設定されたことも含め、評価したい。今後は、市町村図書館職員と府立図書館職員との共同研究のような試みもあってよい。

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