【展示】「台湾文学の扉をひらく」
更新日:2023年10月7日

近年、翻訳書や研究書が次々に発行されるなど、注目を集める台湾文学。
台湾文学は、台湾の歴史や文化を背景として、多様な展開を見せています。
歴史を遡ると、清の時代に中国大陸から移住してきた漢族の文学、日清戦争後の日本の植民地支配下の文学、第二次世界大戦後に国民党と共に台湾へ来た外省人の文学、台湾の現実を描こうとする70年代の郷土文学などがありました。
現代では、漢族が移り住む前から台湾に住んでいたタイヤル族やプユマ族などの先住民族による原住民文学、台湾で広く話されている台湾語で書かれた台湾語文学などが新たに興っています。
民族、言語の多様性だけではなく、ジェンダーやセクシャリティなど性の多様性を描いた文学も近年活気づいています。
この機会にぜひ、多様な輝きをはなつ台湾文学の扉をひらいてみませんか。
展示場所
大阪府立中央図書館 1階 小説読物室 登録カウンター前
期間
2023年10月7日(土曜日)~10月29日(日曜日)
開館時間:9時~19時(土日祝は17時)
期間中休館日:10月10日(火曜日)、10月12日(木曜日)
10月16日(月曜日)、10月23日(月曜日)
展示資料
2.台湾文学(中国語繁体字)
3.台湾文学の研究書
4.台湾の詩
5.台湾の出版
6.台湾の歴史と風土