企画展示「歴史地震に学ぶ『震災と復興』展」
更新日:2014年1月10日
歴史地震に学ぶ「震災と復興」展
平成26年1月10日(金)-3月12日(水)
大阪府立中央図書館 1階 企画展示エリア
ごあいさつ 東日本大震災を契機に、過去に発生した地震(歴史地震)を記した古文書や石碑を調べ、防災や復興に活かそうという動きが各地で出てきています。 東日本大震災の発生から3年。また、阪神淡路大震災の発生からも間もなく20年をむかえようとしているこの時期に、歴史地震に関する図書館資料を中心に展示します。 この展示が、一人ひとりの防災・復興への認識を深める一助となれば、幸いです。 開催にあたり、兵庫県立図書館、福島県立図書館をはじめ、資料提供のご協力を頂きましたみなさまに厚く御礼申し上げます。 平成26年1月 大阪府立中央図書館長 |
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1.大坂の歴史地震の記録
ペリーが来航し、日米和親条約が締結された嘉永7年(1854)。11月4日に東海・東山・南海諸道を中心にM(マグニチュード)8.4の「安政東海地震」が発生しました。それから32時間後の5日には畿内・東海・東山・北陸・南海・山陰・山陽諸道にM8.4の「安政南海地震」が襲います。立て続けに起きたこれらの地震は「安政の東南海地震」とも称されています。
東海地震で発生した津波は、伊豆下田に停泊中だったプチャーチン指揮下のロシアのディアナ号を大破・沈没させ、南海地震による津波は、大坂では木津川・安治川を逆流して7000人の死者が出、船8000艘を破損させたといいます。
この地震の被害については直後に刊行された瓦版や文書・記録に詳細に書き留められています。
大正橋東詰にある「大地震両川口津浪記」は、「安政の南海地震」が、その147年前におきた「宝永地震」による津波の教訓を活かされなかったことへの反省に立って建立されたものです。震災の悲劇を忘れないようにするために、現在でも毎年8月の地蔵盆には被害と教えを記した碑文への墨入れがおこなわれています。
番号 | 書名 | 著者 | 出版者 | 出版年 | 請求記号 | 備考 |
1 | 大地震大津波 摂州大坂・泉州・河内・大和・紀州都合五ヶ国 | 枚216 中之島図書館蔵 |
1/10-2/12 展示 |
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2 | 大地震両川口津浪記 | 安政2年 | 328/350/# 中之島図書館蔵 |
2/14-3/12 展示 |
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3 | 大地震末代噺種 (オオジシンマツダイハナシノタネ) |
328/48/# 中之島図書館蔵 |
1/10-2/12 展示 |
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4 | 地震津波末代噺の種 | 644/6/# 中之島図書館蔵 |
1/10-2/12 展示 |
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5 | 泉州堺津波の図 | 枚180 中之島図書館蔵 |
2/14-3/12 展示 |
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6 | 大地震大津波末代噺廼種 (オオジシンオオツナミマツダイハナシノタネ) |
644/8/# 中之島図書館蔵 |
2/14-3/12 展示 |
2.児童書にみる関東大震災
1923年(大正12)9月1日午前11時58分。関東地方南部にM7.9の地震が発生。首都直下の大地震であり、各地で火災が発生したことから、甚大な災害となりました。「関東大震災」です。
関東大震災はその規模の大きさから、さまざまな記録が残されていますが、当時刊行されていた児童書や児童のための雑誌にも、多く記録されることになりました。
この展示では、国際児童文学館の所蔵する当時の児童書の中から、関東大震災を記録した本を展示しています。
「歴史的音源」(通称:れきおん)は国内で製造されたSP盤等に録音された約40,000もの音源を広く国民に公開をすることを目的に国立国会図書館がおこなっているデジタル配信事業です。
この「れきおん」には、関東大震災に関するものも配信されています。当館では、AV室で試聴できます。この機会にぜひご利用下さい。
番号 | 書名 | 著者 | 出版者 | 出版年 | 請求記号 | 備考 |
7 | 少女画報 第12巻第10号 | 少女画報社 | 1923年 | BC_SHOJ/6 国際児童文学館蔵 |
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8 | 赤い鳥[第1次]第11巻第4号 | 赤い鳥社 | 1923年 | BA/A 国際児童文学館蔵 |
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9 | 日本少年 第18巻第10号 | 実業之日本社 | 1923年 | BC_NIH/31 国際児童文学館蔵 |
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10 | 童話 第4巻第11号 | コドモ社 | 1923年 | BC/DOW/1 国際児童文学館蔵 |
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11 | 子供之友 第10巻第10号 | 婦人之友社 | 1923年 | BC_KOD/37 国際児童文学館蔵 |
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12 | 少女 第133号 | 時事新報社 | 1923年 | BC_SHOJ/2 国際児童文学館蔵 |
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13 | 震災記念おとぎ歌舞伎 閻魔裁判鯰髭抜 (エンマサバキナマズノヒゲヌキ) |
巌谷小波 | 読売新聞社 | 1924年 | N240909/1 国際児童文学館蔵 |
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14 | 国立国会図書館歴史的音源ちらし | ご自由にお取り下さい |
3.過去の地震を知る資料
『大日本地震史料』は允恭天皇5年(416)から慶応元年(1865)までに日本で発生した地震の記録を数多くの古典籍等から抜粋したものです。例えば、東日本大震災時の津波で注目された「貞観三陸地震」(869年)については『三代実録』の記事が載せられています。
また、先の「安政の東南海地震」については下巻361頁から526頁にかけて多くの史料による記録が掲載されています。
一方、『日本被害地震総覧』は、地震学の立場から歴史地震の被害状況等を記した資料です。例えば、先に挙げた「貞観地震」については、震源の位置やM8.3±1/4であったことが記されています。
その他、各地震それぞれの記録・調査概要を当館は所蔵しています。1944年(昭和19)の「東南海大地震」の調査概報の表紙には「極秘」とあり、「極秘事項ヲ含ムヲ以テ之ヲ厳重ニ保管」するよう要請しています。これらの資料は3階社会自然系資料室もしくは地下書庫で保存していますので、ご請求下さい。
番号 | 書名 | 著者 | 出版者 | 出版年 | 請求記号 | 備考 |
16 | 大日本地震史料 上巻 | 震災予防調査会 | 丸善 | 1904年 | 644/133/# | |
17 | 大日本地震史料 下巻 | 震災予防調査会 | 丸善 | 1904年 | 644/133/# | |
18 | 日本被害地震総覧599-2012 | 宇佐美龍夫 | 東京大学出版局 | 2013年 | 453.2/98N | |
19 | 丹後但馬震災画報 改訂 | 大阪毎日新聞社 | 大阪毎日新聞社 | 1927年 | 453/M1/1 | |
20 | 1854安政東海地震・安政南海地震報告書 | 中央防災会議災害教訓の継承に関する専門調査会 | 2005年 | 369.31/555N | ||
21 | 昭和十九年十二月七日東南海大地震調査概報 | 中央気象台 | 中央気象台 | 1945年 | 453.2/107N |
4.阪神大震災からの復興
1995年(平成7)1月17日午前5時46分。淡路島北部を震源とするM7.3の地震が発生しました。この地震は、気象庁が制定して以来初めての震度7を神戸市内などで記録。この大きな揺れが大都市を直撃したために、建物の倒壊と火災の発生という甚大な被害を蒙りました。
兵庫県は3月には『阪神・淡路震災復興戦略ビジョン:ひょうごフェニックス計画に向けて』を策定し、都市震災の復興に向けての「理念と戦略」を明らかにしました。
こうした中、ライフラインの全面復旧は、電気が1月23日、電話が1月31日、水道が4月17日でした。また、鉄道・新幹線や高速道路の高架部分の倒壊などによる交通インフラの遮断もあり、大阪府内への出勤に迂回ルートが設定されました。鉄道の全通は8月23日です。
一方で、歴史資料を救済し、そこから地震に学ぶ動きも神戸大学を中心に起こります。歴史から防災を学ぶ取組みが本格的にスタートする契機となった災害でもありました。
番号 | 書名 | 著者 | 出版者 | 出版年 | 請求記号 | 備考 |
22 | Hyogo Phoenix Plan | 兵庫県阪神・淡路大震災復興本部 | 1995年 | 兵庫県立図書館蔵 | ||
23 | 災害のこと、いつも気にしていますか | 人と防災未来センター | 2003年 | 兵庫県立図書館蔵 | ||
24 | 阪神大震災被災小中学校受け入れ | 小谷村(長野県)教育委員会 | 1995年 | 兵庫県立図書館蔵 | ||
25 | 全力で復旧工事を進めています | 阪神電気鉄道 | 1995年 | 兵庫県立図書館蔵 | ||
26 | 全線開通は6月26日の予定です。 | 阪神電気鉄道 | 1995年 | 兵庫県立図書館蔵 | ||
27 | 阪神・淡路大震災関連資料リスト 図書1995年10月9日現在 | 兵庫県立図書館 | [1995] | 369.31/201N | 展示資料 | |
28 | 阪神・淡路大震災関連資料リスト 図書1995年12月7日現在 | 兵庫県立図書館 | [1995] | 369.31/201N | 展示資料 | |
29 | 阪神・淡路大震災関連資料リスト 図書1996年2月29日現在 | 兵庫県立図書館(郷土資料室) | 兵庫県立図書館(郷土資料室) | 1996年 | 369.31/201N | 展示資料 |
30 | 阪神・淡路大震災関連資料リスト 図書1996年6月30日現在 | 兵庫県立図書館郷土資料室 | 兵庫県立図書館郷土資料室 | 1996年 | 369.31/283N | 展示資料 |
31 | 阪神・淡路大震災関連資料リスト 図書1996年10月31日現在 | 兵庫県立図書館郷土資料室 | 兵庫県立図書館郷土資料室 | 1996年 | 369.31/283N | 展示資料 |
32 | 阪神・淡路大震災関連資料リスト パンフレット・チラシ類1995年11月12日現在 | 兵庫県立図書館 | 1995年 | 369.31/201N | 展示資料 | |
33 | 阪神・淡路大震災関連資料リスト パンフレット・チラシ類1996年3月15日現在 | 兵庫県立図書館(郷土資料室) | 兵庫県立図書館(郷土資料室) | 1996年 | 369.31/201N | 展示資料 |
34 | 阪神・淡路大震災関連資料リスト パンフレット・チラシ類1996年9月15日現在 | 兵庫県立図書館郷土資料室 | 兵庫県立図書館郷土資料室 | 1996年 | 369.31/283N | 展示資料 |
35 | 兵庫県立図書館阪神・淡路大震災関連資料目録 平成9年1月末現在 | 兵庫県立図書館 | 兵庫県立図書館 | 1997年 | 369.31/336N | 展示資料 |
36 | 人と防災未来センター[パンフレット] | 阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター | ご自由にお取り下さい | |||
37 | 資料室ニュース Vol.51 | 阪神・淡路大震災記念人と未来防災センター | 2013年 | ご自由にお取り下さい |
5.東日本大震災
2011年(平成23)3月11日。牡鹿半島沖合を震源とするM9.0の巨大地震が発生。青森県から千葉県に至る広範囲の太平洋岸に大きな津波が襲いました。この地震で佐渡島が50センチメートル、牡鹿半島が5.3メートル東へ水平移動したといいます。
この地震は遠く離れた大阪でも長周期地震として体感され、くらくらとめまいのように感じた方も多かったかと思います。
また、津波によって東京電力福島第一原子力発電所の発電機が大きく損傷し、放射能漏れを起こす未曾有の大惨事となりました。
「5」では被災地である福島県立図書館の作成した資料を展示し、震災の被害についてお伝えします。
番号 | 書名 | 著者 | 出版者 | 出版年 | 請求記号 | 備考 |
38 | 福島県立図書館被災状況掲示用1 | 福島県立図書館 | 福島県立図書館蔵 | |||
39 | 福島県立図書館被災状況掲示用2 | 福島県立図書館 | 福島県立図書館蔵 | |||
40 | 新地町図書館震災関連写真 | 福島県立図書館 | 福島県立図書館蔵 | |||
41 | ご寄贈のお願い | 福島県立図書館 | 福島県立図書館作 | |||
42 | 東日本大震災福島県復興ライブラリー資料一覧 平成26年9月11日付 | 福島県立図書館 | 2013年 | 福島県立図書館作 | 展示資料 | |
43 | 本の森への道しるべ 地域28「警戒区域・計画的避難区域内のことを知る」 | 福島県立図書館 | 2011年 | 福島県立図書館作 | ご自由にお取り下さい | |
44 | 本の森への道しるべ 地域31「忘れない。東日本大震災・福島第一原発事故」 | 福島県立図書館 | 2013年 | 福島県立図書館作 | ご自由にお取り下さい | |
45 | 本の森への道しるべ 地域32「震災・原発事故…被災の体験を伝える」 | 福島県立図書館 | 2013年 | 福島県立図書館作 | ご自由にお取り下さい | |
46 | 本の森への道しるべ 地域33「放射線を知る・震災後の心を癒す」 | 福島県立図書館 | 2013年 | 福島県立図書館作 | ご自由にお取り下さい | |
47 | 東日本大震災福島県復興ライブラリーブックガイド1 | 福島県立図書館 | 2013年 | 福島県立図書館作 | ご自由にお取り下さい | |
48 | 東日本大震災福島県復興ライブラリーブックガイド2 | 福島県立図書館 | 2013年 | 福島県立図書館作 | ご自由にお取り下さい | |
49 | 東日本大震災福島県復興ライブラリーブックガイド3 | 福島県立図書館 | 2013年 | 福島県立図書館作 | ご自由にお取り下さい | |
50 | 東日本大震災福島県復興ライブラリーブックガイド4 | 福島県立図書館 | 2013年 | 福島県立図書館作 | ご自由にお取り下さい | |
51 | 東日本大震災福島県復興ライブラリーブックガイド5 | 福島県立図書館 | 2013年 | 福島県立図書館作 | ご自由にお取り下さい | |
52 | 東日本大震災福島県復興ライブラリー出張展示いたします | 福島県立図書館 | 福島県立図書館作 | ご自由にお取り下さい |
6.震災の記録と復興
大阪府立中央図書館の所蔵する地震に関する資料の中から、主に歴史地震の記録とそこから何が学べるのかをテーマにした本を展示します。多くの資料が貸出可能です。
また、これ以外の地震関係の本については、調べ方ガイド「震災関係資料」に本の置き場所を記していますので、ご参照ください。
注)本の「背」に「館内」のシールのある本は貸し出しできません。ご了承ください。
番号 | 書名 | 著者 | 出版者 | 出版年 | 請求記号 | 備考 |
53 | HUMAN vol.03(2012December) 知の森へのいざない <特集>災害はどのように語られてきたか | 人間文化研究機構 | 平凡社 | 2012年 | 002/158N | |
54 | 新潟県中越大震災と史料保存 1 長岡市史双書 長岡市立中央図書館文書資料室の試み | 長岡市立中央図書館文書資料室 | 長岡市立中央図書館文書資料室 | 2009年 | 014.6/64N/1 | |
55 | 新潟県中越大震災と史料保存 2 長岡市史双書 被災資料が地域を語る 1 | 長岡市立中央図書館文書資料室 | 長岡市立中央図書館文書資料室 | 2010年 | 014.6/64N/2 | |
56 | 大震災と歴史資料保存 阪神・淡路大震災から東日本大震災へ | 奥村弘 | 吉川弘文館 | 2012年 | 014.6/66N | |
57 | 災害とアーカイヴズ 2011年度全国研究会の記録:於皇學館大学 研究叢書 | 全国大学史資料協議会東日本部会 | 全国大学史資料協議会 | 2012年 | 017.7/100N | 個人貸出不可 |
58 | 被災地の博物館に聞く 東日本大震災と歴史・文化資料 | 国立歴史民俗博物館 | 吉川弘文館 | 2012年 | 069.4/22N | |
59 | 歴史災害と都市 京都・東京を中心に | 立命館大学21世紀COEプログラム「文化遺産を核とした歴史都市の防災研究拠点」 | 2007年 | 210.17/3N | 個人貸出不可 | |
60 | 天災と復興の日本史 | 外川淳 | 東洋経済新報社 | 2011年 | 210.17/4N | |
61 | 発掘された日本列島 2012 新発見考古速報 特集東日本大震災における文化財保護のとりくみ | 文化庁 | 朝日新聞出版 | 2012年 | 210.2/1154N | |
62 | 災害と江戸時代 | 江戸遺跡研究会 | 吉川弘文館 | 2009年 | 210.2/5722N | |
63 | 地震で沈んだ湖底の村 琵琶湖湖底遺跡を科学する | 林博通 | サンライズ出版 | 2012年 | 210.2/7012N | |
64 | 古代の災害復興と考古学 古代東国の考古学2 | 高橋一夫 | 高志書院 | 2013年 | 210.2/7799N | |
65 | 自然災害と考古学 災害・復興をぐんまの遺跡から探る | 群馬県埋蔵文化財調査事業団 | 上毛新聞社事業局出版部 | 2013年 | 210.2/7875N | |
66 | 中世の巨大地震 歴史文化ライブラリー | 矢田俊文 | 吉川弘文館 | 2009年 | 210.4/381N | |
67 | 日本人は災害からどう復興したか 江戸時代の災害記録に見る「村の力」 | 渡辺尚志 | 農山漁村文化協会 | 2013年 | 210.5/836N | |
68 | 嘉永七甲寅歳地震之記 | [山崎継述/著] | 沼津市明治史料館 | 2011年 | 210.58/447N | |
69 | 関東大震災を歩く 現代に生きる災害の記憶 | 武村雅之 | 吉川弘文館 | 2012年 | 210.69/87N | |
70 | 遠野学 vol.1創刊号(2012) 特集震災と文化 | 赤坂憲雄/責任編集 | 遠野市遠野文化研究センター | 2012年 | 212.2/64N | |
71 | 京都の歴史災害 | 吉越昭久 | 思文閣出版 | 2012年 | 216.2/245N | |
72 | 歴史のなかの神戸と平家 地域再生へのメッセージ | 歴史資料ネットワーク | 神戸新聞総合出版センター | 1999年 | 216.4/135N | |
73 | 資料でわかる歴史とくらし 大震災と文化財 解説資料 | 伊丹市立博物館 | 伊丹市立博物館 | 1997年 | 216.4/221N | 個人貸出不可 |
74 | LINK Vol.2(2010) 地域・大学・文化 特集“地域の再生”と歴史文化 | 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター | 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター | 2010年 | 216.4/261N | |
75 | LINK Vol.4(2012) 地域・大学・文化 特集地域歴史文化の形成と災害資料 | 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター | 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター | 2012年 | 216.4/261N | |
76 | 地名は警告する 日本の災害と地名 | 谷川健一 | 冨山房インターナショナル | 2013年 | 291.03/187N | |
77 | 地名に隠された「東京津波」 講談社+α新書 | 谷川彰英 | 講談社 | 2012年 | 291.36/322N | |
78 | 京都盆地の災害地名 | 綱本逸雄 | 勉誠出版 | 2013年 | 291.62/299N | |
79 | 自然災害と復興支援 みんぱく実践人類学シリーズ9 | 林勲男 | 明石書店 | 2010年 | 369.3/362N | |
80 | 江戸・東京の地震と火事 | 山本純美 | 河出書房新社 | 1995年 | 369.3/50N/(2) | |
81 | 古地図が教える地震危険地帯 B&Tブックス | 守屋喜久夫 | 日刊工業新聞社 | 1995年 | 369.31/31N | |
82 | 阪神・淡路大震災記録資料を未来へ伝える 京阪神公共図書館アンケート結果報告/震災関連文献・雑誌記事索引 資料集 | 震災記録を残すライブラリアン・ネットワーク | 震災記録を残すライブラリアン・ネットワーク | 1996年 | 369.31/228N | 個人貸出不可 |
83 | 三大地震と人々の暮らし 明治(濃尾)・大正(関東)・現代(阪神・淡路) | 日本下水文化研究会 | 1996年 | 369.31/246N | ||
84 | 兵庫県地震災害史 古地震から阪神・淡路大震災まで のじぎく文庫 | 寺脇弘光 | 神戸新聞総合出版センター | 1999年 | 369.31/377N | |
85 | 関東大震災と安政江戸地震 東京都江戸東京博物館調査報告書10 | 東京都江戸東京博物館都市歴史研究室 | 東京都江戸東京博物館 | 2000年 | 369.31/436N | |
86 | 津波防災を考える 「稲むらの火」が語るもの 岩波ブックレット | 伊藤和明 | 岩波書店 | 2005年 | 369.31/508N | |
87 | 手記で読む関東大震災 シリーズ日本の歴史災害5 | 武村雅之 | 古今書院 | 2005年 | 369.31/519N | |
88 | 昭和二年北丹後地震 家屋の倒壊と火災の連鎖 シリーズ日本の歴史災害1 | 蒲田文雄 | 古今書院 | 2006年 | 369.31/527N | |
89 | 濃尾震災 明治24年内陸最大の地震 シリーズ日本の歴史災害3 | 村松郁栄 | 古今書院 | 2006年 | 369.31/535N | |
90 | 水都大阪を襲った津波 石碑は次の南海地震津波を警告している | 長尾武 | [長尾武] | 2012年 | 369.31/550N | |
91 | 2004年インド洋地震津波災害被災地の現状と復興への課題 国立民族学博物館研究フォーラム 国立民族学博物館調査報告73 | 林勲男 | 人間文化研究機構国立民族学博物館 | 2007年 | 369.31/586N/(2) | |
92 | 安政南海地震津波の教訓 大地震両川口津浪記 | 長尾武 | [長尾武] | 2008年 | 369.31/613N | |
93 | 巨大津波の記録 明治・昭和・平成 毎日ムック | 毎日新聞社 | 2011年 | 369.31/728N | ||
94 | 善光寺大地震を生き抜く 現代語訳『弘化四年・善光寺地震大変録』 | 中条唯七郎 | 日本経済評論社 | 2011年 | 369.31/835N | |
95 | 記憶と記録 311まるごとアーカイブス 叢書震災と社会 | 長坂俊成 | 岩波書店 | 2012年 | 369.31/949N | |
96 | 震災・核災害の時代と歴史学 | 歴史学研究会 | 青木書店 | 2012年 | 369.31/957N | |
97 | 大阪を襲った地震と津波 特別企画展 | 大阪歴史博物館 | [2012] | 369.31/1015N | 個人貸出不可 | |
98 | 忘れるな三陸沿岸大津波 補正追加 惨禍を語る路傍の石碑 | 上西勇 | [上西勇] | 2013年 | 369.31/1039N | |
99 | 神社は警告する 古代から伝わる津波のメッセージ | 高世仁 | 講談社 | 2012年 | 369.31/1042N | |
100 | 江戸・東京の大地震 | 野中和夫 | 同成社 | 2013年 | 369.31/1084N | |
101 | 震災と語り | 石井正己 | 三弥井書店 | 2012年 | 380.4/97N | |
102 | 鯰絵 震災と日本文化 | 里文出版 | 1995年 | 387/125N/(2) | ||
103 | 日本の天災・地変 上 | 東京府社会課 | 原書房 | 1976年 | 451.9/14 | |
104 | 日本の天災・地変 下 | 東京府社会課 | 原書房 | 1976年 | 451.9/14 | |
105 | 開発と防災 自然地理学からの提言 Copa Books | 松田磐余 | イマジン出版 | 2011年 | 451.9/115N | |
106 | 災害と文化財 歴史を語る文化財の保全 | 和歌山県立博物館 | 和歌山県立博物館友の会 | 2012年 | 451.9/120N | 個人貸出不可 |
107 | 巨大地震を考えよう 三陸からの警告 | 木村耕三 | 築地書館 | 1984年 | 453/60 | |
108 | わが国の歴史地震の震度分布・等震度線図 | 宇佐美竜夫 | 日本電気協会 | 1994年 | 453.2/9N/(2) | 個人貸出不可 |
109 | 古地震を探る | 太田陽子 | 古今書院 | 1995年 | 453.2/35N/(2) | |
110 | 古地震探究 海洋地震へのアプローチ | 萩原尊礼 | 東京大学出版会 | 1995年 | 453.2/65N | |
111 | 揺れる大地 日本列島の地震史 | 寒川旭 | 同朋舎出版 | 1997年 | 453.2/66N | |
112 | 歴史地震研究発表会講演要旨集 第17回 | 歴史地震研究会 | [2000] | 453.2/99N | ||
113 | 歴史地震研究発表会講演要旨集 第19回 | 歴史地震研究会 | 2002年 | 453.2/99N | ||
114 | 歴史地震 第13号(平成9年) | 歴史地震研究会 | 〔1997〕 | 453.2/101N | ||
115 | 歴史地震 第14号(平成10年) | 歴史地震研究会 | 〔1998〕 | 453.2/101N | ||
116 | 歴史地震 第15号(平成11年) | 歴史地震研究会 | 2000年 | 453.2/101N | ||
117 | 歴史地震 第16号(平成12年) | 歴史地震研究会 | 2001年 | 453.2/101N | ||
118 | 歴史地震 第17号(平成13年) | 歴史地震研究会 | 2002年 | 453.2/101N | ||
119 | 歴史地震 第18号(平成14年) | 歴史地震研究会 | 200 3年 |
453.2/101N | ||
120 | 歴史地震 第19号(平成15年) | 歴史地震研究会 | 2004年 | 453.2/101N | ||
121 | 歴史地震 第20号(平成17年) | 歴史地震研究会 | 2005年 | 453.2/101N | ||
122 | 歴史地震 第21号(平成18年) | 歴史地震研究会 | 2006年 | 453.2/101N | ||
123 | 歴史地震 第22号(平成19年) | 歴史地震研究会 | 2007年 | 453.2/101N | ||
124 | 歴史地震 第23号(平成20年) | 歴史地震研究会 | 2008年 | 453.2/101N | ||
125 | 歴史地震 第24号(平成21年) | 歴史地震研究会 | 2009年 | 453.2/101N | ||
126 | 歴史地震 第25号(平成22年) | 歴史地震研究会 | 2010年 | 453.2/101N | ||
127 | 歴史地震 第26号(平成23年) | 歴史地震研究会 | 2011年 | 453.2/101N | ||
128 | 歴史地震 第27号(平成24年) | 歴史地震研究会 | 2012年 | 453.2/101N | ||
129 | 歴史地震 第28号(平成25年) | 歴史地震研究会 | 2013年 | 453.2/101N | ||
130 | 善光寺地震に学ぶ | 赤羽貞幸 | 信濃毎日新聞社 | 2003年 | 453.2/102N | |
131 | 日本の地震地図 東日本大震災後版 | 岡田義光 | 東京書籍 | 2012年 | 453.2/105N | |
132 | 天地鳴動 沼津と噴火・地震・津波 | 沼津市明治史料館 | 沼津市明治史料館 | 2004年 | 453.2/110N | |
133 | 実録 安政大地震 その日静岡県は | 門村浩 | 静岡新聞社 | 1983年 | 453.2/118N | |
134 | 地図にみる関東大震災 震災直後の調査地図の初公開 | 歴史地震研究会 | 日本地図センター | 2008年 | 453.2/122N | |
135 | 千年震災 繰り返す地震と津波の歴史に学ぶ | 都司嘉宣 | ダイヤモンド社 | 2011年 | 453.2/125N | |
136 | 大地震の日本史 日本の歴史は地震の歴史だった!! DIA Collection | ダイアプレス | 2011年 | 453.2/129N | ||
137 | 描かれた地震 企画展「描かれた地震」解説書 | 徳島県立博物館 | 徳島県立博物館 | 2011年 | 453.2/133N | 個人貸出不可 |
138 | 歴史としての東日本大震災 口碑伝承をおろそかにするなかれ | 岩本由輝 | 刀水書房 | 2013年 | 453.2/139N | |
139 | 日本列島地震の2000年史 津波、噴火… | 保立道久 | 朝日新聞出版 | 2013年 | 453.2/140N | |
140 | 東日本大震災を分析する 2 震災と人間・まち・記録 | 平川新 | 明石書店 | 2013年 | 453.2/142N/2 | |
141 | 活断層と歴史地震とを考慮した地震危険度評価の研究 地震ハザードマップの提案 地震保険調査研究47 | 損害保険料率算定会 | 2000年 | 453.3/24N | ||
142 | 津波の恐怖 三陸津波伝承録 TUP叢書9 | 山下文男 | 東北大学出版会 | 2005年 | 453.4/78N | |
143 | 津波てんでんこ 近代日本の津波史 | 山下文男 | 新日本出版社 | 2008年 | 453.4/83N | |
144 | 建築遺産 保存と再生の思考 災害・空間・歴史 | 野村俊一 | 東北大学出版会 | 2012年 | 521.8/1035N | |
145 | 突然襲う巨大地震過去の震害から学ぶ 地震と防災よもやま話 | 北後寿 | イワキ・プランニング・ジャパン | 2006年 | 524.9/214N | |
146 | 大地震 古記録に学ぶ そしえて文庫 | 宇佐美竜夫 | そしえて | 1977年 | 644/235/# | |
147 | 歴史地震 古記録は語る イルカぶっくす8 | 宇佐美竜夫 | 海洋出版 | 1976年 | 644/293/# | |
148 | 古地震 歴史資料と活断層からさぐる | 萩原尊礼 | 東京大学出版会 | 1982年 | 453.2/11 | |
149 | 古地震 続 実像と虚像 | 萩原尊礼 | 東京大学出版会 | 1989年 | 644/339/# | |
150 | 海が呑む 3.11東日本大震災までの日本の津波の記憶 | 花輪莞爾 | 晶文社 | 2011年 | 913.6/38659N/ハナ | |
151 | 津波救国 <稲むらの火>浜口梧陵伝 | 大下英治 | 講談社 | 2013年 | 913.6/40699N/オオ | |
152 | 記憶よ語れ 阪神大震災 | 吉村昭 | 作品社 | 1995年 | 916/1289N/(2) | |
153 | 近代日本津波誌 写真記録 | 山下文男 | 青磁社 | 1984年 | A1/762 | |
154 | 日本の地震災害 岩波新書 新赤版 | 伊藤和明 | 岩波書店 | 2005年 | L1R3/977N | |
155 | 歴史のなかの大地動乱 奈良・平安の地震と天皇 岩波新書 新赤版 | 保立道久 | 岩波書店 | 2012年 | L1R3/1381N | |
156 | 地震の日本史 大地は何を語るのか 増補版 中公新書 | 寒川旭 | 中央公論新社 | 2011年 | L2/1922N | |
157 | 地震の社会史 安政大地震と民衆 講談社学術文庫 | 北原糸子 | 講談社 | 2000年 | L51/548N | |
158 | 今こそ知っておきたい「災害の日本史」 白鳳地震から東日本大震災まで PHP文庫 | 岳真也 | PHP研究所 | 2013年 | L210.17/7N | |
159 | 安政江戸地震 ちくま学芸文庫 | 野口武彦 | 筑摩書房 | 2004年 | L210.58/310N | |
160 | 三陸海岸大津波 文春文庫 | 吉村昭 | 文芸春秋 | 2004年 | L452.5/17N | |
161 | The great Kantōearthquake and the chimera of national reconstruction in Japan | J. Charles Schencking | Columbia University Press | 2013年 | 210.6/14F |
7.復興と絆
東日本大震災から3年を経た今日においても、大阪において避難生活をおくる方々がおられます。今回、そうした避難者のコミュニティを支えるものや、避難生活の実態を聞きとった3点の資料を展示します。
番号 | 書名 | 著者 | 出版者 | 出版年 | 請求記号 | 備考 |
162 | IMONIKAI | 大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア情報センター | 2011年- | |||
163 | 大阪弁護士会ニュース | 大阪弁護士会 | 2011年- | |||
164 | またどこかでね VOL.1 | 避難生活ききとりプロジェクト | 2012年 |
参考文献:
『新編日本被害地震総覧599-2012』(宇佐美竜夫/[ほか]著 東京大学出版会 2013年)
大阪府立中之島図書館 大阪資料・古典籍室小展示第63回「幕末の大坂を襲った大地震と大津波」
(平成16年12月1日-平成17年1月29日)https://www.library.pref.osaka.jp/nakato/shotenji/63_jisin.html
『大震災と歴史資料保存:阪神・淡路大震災から東日本大震災へ』(奥村弘/著 吉川弘文館 2012年)