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企画展示「歴史地震に学ぶ『震災と復興』展」

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月10日更新

歴史地震に学ぶ「震災と復興」展

平成26年1月10日(金)-3月12日(水)

大阪府立中央図書館 1階 企画展示エリア

 

 

ごあいさつ

 東日本大震災を契機に、過去に発生した地震(歴史地震)を記した古文書や石碑を調べ、防災や復興に活かそうという動きが各地で出てきています。

 東日本大震災の発生から3年。また、阪神淡路大震災の発生からも間もなく20年をむかえようとしているこの時期に、歴史地震に関する図書館資料を中心に展示します。

 この展示が、一人ひとりの防災・復興への認識を深める一助となれば、幸いです。

 開催にあたり、兵庫県立図書館、福島県立図書館をはじめ、資料提供のご協力を頂きましたみなさまに厚く御礼申し上げます。

平成26年1月 大阪府立中央図書館長

 1.大坂の歴史地震の記録

 ペリーが来航し、日米和親条約が締結された嘉永7年(1854)。11月4日に東海・東山・南海諸道を中心にM(マグニチュード)8.4の「安政東海地震」が発生しました。それから32時間後の5日には畿内・東海・東山・北陸・南海・山陰・山陽諸道にM8.4の「安政南海地震」が襲います。立て続けに起きたこれらの地震は「安政の東南海地震」とも称されています。
 東海地震で発生した津波は、伊豆下田に停泊中だったプチャーチン指揮下のロシアのディアナ号を大破・沈没させ、南海地震による津波は、大坂では木津川・安治川を逆流して7000人の死者が出、船8000艘を破損させたといいます。
 この地震の被害については直後に刊行された瓦版や文書・記録に詳細に書き留められています。
 大正橋東詰にある「大地震両川口津浪記」は、「安政の南海地震」が、その147年前におきた「宝永地震」による津波の教訓を活かされなかったことへの反省に立って建立されたものです。震災の悲劇を忘れないようにするために、現在でも毎年8月の地蔵盆には被害と教えを記した碑文への墨入れがおこなわれています。

番号書名著者出版者出版年請求記号備考
1大地震大津波 摂州大坂・泉州・河内・大和・紀州都合五ヶ国                枚216
中之島図書館蔵
1/10-2/12
展示
2大地震両川口津浪記  安政2年328/350/#
中之島図書館蔵
2/14-3/12
展示
3大地震末代噺種
(オオジシンマツダイハナシノタネ)
   328/48/#
中之島図書館蔵
1/10-2/12
展示
4地震津波末代噺の種   644/6/#
中之島図書館蔵
1/10-2/12
展示
5泉州堺津波の図   枚180
中之島図書館蔵
2/14-3/12
展示
6大地震大津波末代噺廼種
(オオジシンオオツナミマツダイハナシノタネ)
   644/8/#
中之島図書館蔵
2/14-3/12
展示

2.児童書にみる関東大震災

 1923年(大正12)9月1日午前11時58分。関東地方南部にM7.9の地震が発生。首都直下の大地震であり、各地で火災が発生したことから、甚大な災害となりました。「関東大震災」です。
 関東大震災はその規模の大きさから、さまざまな記録が残されていますが、当時刊行されていた児童書や児童のための雑誌にも、多く記録されることになりました。
 この展示では、国際児童文学館の所蔵する当時の児童書の中から、関東大震災を記録した本を展示しています。
 「歴史的音源」(通称:れきおん)は国内で製造されたSP盤等に録音された約40,000もの音源を広く国民に公開をすることを目的に国立国会図書館がおこなっているデジタル配信事業です。
 この「れきおん」には、関東大震災に関するものも配信されています。当館では、AV室で試聴できます。この機会にぜひご利用下さい。

番号書名著者出版者出版年請求記号備考
7少女画報 第12巻第10号 少女画報社1923年BC_SHOJ/6
国際児童文学館蔵
 
8赤い鳥[第1次]第11巻第4号 赤い鳥社1923年BA/A
国際児童文学館蔵
 
9日本少年 第18巻第10号 実業之日本社1923年BC_NIH/31
国際児童文学館蔵
 
10童話 第4巻第11号 コドモ社1923年BC/DOW/1
国際児童文学館蔵
 
11子供之友 第10巻第10号 婦人之友社1923年BC_KOD/37
国際児童文学館蔵
 
12少女 第133号 時事新報社1923年BC_SHOJ/2
国際児童文学館蔵
 
13震災記念おとぎ歌舞伎 閻魔裁判鯰髭抜
(エンマサバキナマズノヒゲヌキ)
巌谷小波読売新聞社1924年N240909/1
国際児童文学館蔵
 
14国立国会図書館歴史的音源ちらし    ご自由にお取り下さい

3.過去の地震を知る資料

 『大日本地震史料』は允恭天皇5年(416)から慶応元年(1865)までに日本で発生した地震の記録を数多くの古典籍等から抜粋したものです。例えば、東日本大震災時の津波で注目された「貞観三陸地震」(869年)については『三代実録』の記事が載せられています。
 また、先の「安政の東南海地震」については下巻361頁から526頁にかけて多くの史料による記録が掲載されています。
 一方、『日本被害地震総覧』は、地震学の立場から歴史地震の被害状況等を記した資料です。例えば、先に挙げた「貞観地震」については、震源の位置やM8.3±1/4であったことが記されています。
 その他、各地震それぞれの記録・調査概要を当館は所蔵しています。1944年(昭和19)の「東南海大地震」の調査概報の表紙には「極秘」とあり、「極秘事項ヲ含ムヲ以テ之ヲ厳重ニ保管」するよう要請しています。これらの資料は3階社会自然系資料室もしくは地下書庫で保存していますので、ご請求下さい。

番号書名著者出版者出版年請求記号備考
16大日本地震史料 上巻震災予防調査会丸善1904年644/133/# 
17大日本地震史料 下巻震災予防調査会丸善1904年644/133/# 
18日本被害地震総覧599-2012宇佐美龍夫東京大学出版局2013年453.2/98N 
19丹後但馬震災画報 改訂大阪毎日新聞社大阪毎日新聞社1927年453/M1/1 
201854安政東海地震・安政南海地震報告書 中央防災会議災害教訓の継承に関する専門調査会2005年369.31/555N 
21昭和十九年十二月七日東南海大地震調査概報中央気象台中央気象台1945年453.2/107N 

4.阪神大震災からの復興

 1995年(平成7)1月17日午前5時46分。淡路島北部を震源とするM7.3の地震が発生しました。この地震は、気象庁が制定して以来初めての震度7を神戸市内などで記録。この大きな揺れが大都市を直撃したために、建物の倒壊と火災の発生という甚大な被害を蒙りました。
 兵庫県は3月には『阪神・淡路震災復興戦略ビジョン:ひょうごフェニックス計画に向けて』を策定し、都市震災の復興に向けての「理念と戦略」を明らかにしました。
 こうした中、ライフラインの全面復旧は、電気が1月23日、電話が1月31日、水道が4月17日でした。また、鉄道・新幹線や高速道路の高架部分の倒壊などによる交通インフラの遮断もあり、大阪府内への出勤に迂回ルートが設定されました。鉄道の全通は8月23日です。
 一方で、歴史資料を救済し、そこから地震に学ぶ動きも神戸大学を中心に起こります。歴史から防災を学ぶ取組みが本格的にスタートする契機となった災害でもありました。

番号書名著者出版者出版年請求記号備考
22Hyogo Phoenix Plan 兵庫県阪神・淡路大震災復興本部1995年兵庫県立図書館蔵 
23災害のこと、いつも気にしていますか 人と防災未来センター2003年兵庫県立図書館蔵 
24阪神大震災被災小中学校受け入れ 小谷村(長野県)教育委員会1995年兵庫県立図書館蔵 
25全力で復旧工事を進めています 阪神電気鉄道1995年兵庫県立図書館蔵 
26全線開通は6月26日の予定です。 阪神電気鉄道1995年兵庫県立図書館蔵 
27阪神・淡路大震災関連資料リスト 図書1995年10月9日現在 兵庫県立図書館[1995]369.31/201N展示資料
28阪神・淡路大震災関連資料リスト 図書1995年12月7日現在 兵庫県立図書館[1995]369.31/201N展示資料
29阪神・淡路大震災関連資料リスト 図書1996年2月29日現在兵庫県立図書館(郷土資料室)兵庫県立図書館(郷土資料室)1996年369.31/201N展示資料
30阪神・淡路大震災関連資料リスト 図書1996年6月30日現在兵庫県立図書館郷土資料室兵庫県立図書館郷土資料室1996年369.31/283N展示資料
31阪神・淡路大震災関連資料リスト 図書1996年10月31日現在兵庫県立図書館郷土資料室兵庫県立図書館郷土資料室1996年369.31/283N展示資料
32阪神・淡路大震災関連資料リスト パンフレット・チラシ類1995年11月12日現在 兵庫県立図書館1995年369.31/201N展示資料
33阪神・淡路大震災関連資料リスト パンフレット・チラシ類1996年3月15日現在兵庫県立図書館(郷土資料室)兵庫県立図書館(郷土資料室)1996年369.31/201N展示資料
34阪神・淡路大震災関連資料リスト パンフレット・チラシ類1996年9月15日現在兵庫県立図書館郷土資料室兵庫県立図書館郷土資料室1996年369.31/283N展示資料
35兵庫県立図書館阪神・淡路大震災関連資料目録 平成9年1月末現在兵庫県立図書館兵庫県立図書館1997年369.31/336N展示資料
36人と防災未来センター[パンフレット] 阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター  ご自由にお取り下さい
37資料室ニュース Vol.51 阪神・淡路大震災記念人と未来防災センター2013年 ご自由にお取り下さい

5.東日本大震災

 2011年(平成23)3月11日。牡鹿半島沖合を震源とするM9.0の巨大地震が発生。青森県から千葉県に至る広範囲の太平洋岸に大きな津波が襲いました。この地震で佐渡島が50センチメートル、牡鹿半島が5.3メートル東へ水平移動したといいます。
 この地震は遠く離れた大阪でも長周期地震として体感され、くらくらとめまいのように感じた方も多かったかと思います。
また、津波によって東京電力福島第一原子力発電所の発電機が大きく損傷し、放射能漏れを起こす未曾有の大惨事となりました。
 「5」では被災地である福島県立図書館の作成した資料を展示し、震災の被害についてお伝えします。

番号書名著者出版者出版年請求記号備考
38福島県立図書館被災状況掲示用1 福島県立図書館 福島県立図書館蔵 
39福島県立図書館被災状況掲示用2 福島県立図書館 福島県立図書館蔵 
40新地町図書館震災関連写真 福島県立図書館 福島県立図書館蔵 
41ご寄贈のお願い 福島県立図書館 福島県立図書館作 
42東日本大震災福島県復興ライブラリー資料一覧 平成26年9月11日付 福島県立図書館2013年福島県立図書館作展示資料
43本の森への道しるべ 地域28「警戒区域・計画的避難区域内のことを知る」 福島県立図書館2011年福島県立図書館作ご自由にお取り下さい
44本の森への道しるべ 地域31「忘れない。東日本大震災・福島第一原発事故」 福島県立図書館2013年福島県立図書館作ご自由にお取り下さい
45本の森への道しるべ 地域32「震災・原発事故…被災の体験を伝える」 福島県立図書館2013年福島県立図書館作ご自由にお取り下さい
46本の森への道しるべ 地域33「放射線を知る・震災後の心を癒す」 福島県立図書館2013年福島県立図書館作ご自由にお取り下さい
47東日本大震災福島県復興ライブラリーブックガイド1 福島県立図書館2013年福島県立図書館作ご自由にお取り下さい
48東日本大震災福島県復興ライブラリーブックガイド2 福島県立図書館2013年福島県立図書館作ご自由にお取り下さい
49東日本大震災福島県復興ライブラリーブックガイド3 福島県立図書館2013年福島県立図書館作ご自由にお取り下さい
50東日本大震災福島県復興ライブラリーブックガイド4 福島県立図書館2013年福島県立図書館作ご自由にお取り下さい
51東日本大震災福島県復興ライブラリーブックガイド5 福島県立図書館2013年福島県立図書館作ご自由にお取り下さい
52東日本大震災福島県復興ライブラリー出張展示いたします 福島県立図書館 福島県立図書館作ご自由にお取り下さい

6.震災の記録と復興

 大阪府立中央図書館の所蔵する地震に関する資料の中から、主に歴史地震の記録とそこから何が学べるのかをテーマにした本を展示します。多くの資料が貸出可能です。
 また、これ以外の地震関係の本については、調べ方ガイド「震災関係資料」に本の置き場所を記していますので、ご参照ください。

注)本の「背」に「館内」のシールのある本は貸し出しできません。ご了承ください。

番号書名著者出版者出版年請求記号備考
53HUMAN vol.03(2012December) 知の森へのいざない <特集>災害はどのように語られてきたか人間文化研究機構平凡社2012年002/158N 
54新潟県中越大震災と史料保存 1 長岡市史双書 長岡市立中央図書館文書資料室の試み長岡市立中央図書館文書資料室長岡市立中央図書館文書資料室2009年014.6/64N/1 
55新潟県中越大震災と史料保存 2 長岡市史双書 被災資料が地域を語る 1長岡市立中央図書館文書資料室長岡市立中央図書館文書資料室2010年014.6/64N/2 
56大震災と歴史資料保存 阪神・淡路大震災から東日本大震災へ奥村弘吉川弘文館2012年014.6/66N 
57災害とアーカイヴズ 2011年度全国研究会の記録:於皇學館大学 研究叢書全国大学史資料協議会東日本部会全国大学史資料協議会2012年017.7/100N個人貸出不可
58被災地の博物館に聞く 東日本大震災と歴史・文化資料国立歴史民俗博物館吉川弘文館2012年069.4/22N 
59歴史災害と都市 京都・東京を中心に 立命館大学21世紀COEプログラム「文化遺産を核とした歴史都市の防災研究拠点」2007年210.17/3N個人貸出不可
60天災と復興の日本史外川淳東洋経済新報社2011年210.17/4N 
61発掘された日本列島 2012 新発見考古速報 特集東日本大震災における文化財保護のとりくみ文化庁朝日新聞出版2012年210.2/1154N 
62災害と江戸時代江戸遺跡研究会吉川弘文館2009年210.2/5722N 
63地震で沈んだ湖底の村 琵琶湖湖底遺跡を科学する林博通サンライズ出版2012年210.2/7012N 
64古代の災害復興と考古学 古代東国の考古学2高橋一夫高志書院2013年210.2/7799N 
65自然災害と考古学 災害・復興をぐんまの遺跡から探る群馬県埋蔵文化財調査事業団上毛新聞社事業局出版部2013年210.2/7875N 
66中世の巨大地震 歴史文化ライブラリー矢田俊文吉川弘文館2009年210.4/381N 
67日本人は災害からどう復興したか 江戸時代の災害記録に見る「村の力」渡辺尚志農山漁村文化協会2013年210.5/836N 
68嘉永七甲寅歳地震之記[山崎継述/著]沼津市明治史料館2011年210.58/447N 
69関東大震災を歩く 現代に生きる災害の記憶武村雅之吉川弘文館2012年210.69/87N 
70遠野学 vol.1創刊号(2012) 特集震災と文化赤坂憲雄/責任編集遠野市遠野文化研究センター2012年212.2/64N 
71京都の歴史災害吉越昭久思文閣出版2012年216.2/245N 
72歴史のなかの神戸と平家 地域再生へのメッセージ歴史資料ネットワーク神戸新聞総合出版センター1999年216.4/135N 
73資料でわかる歴史とくらし 大震災と文化財 解説資料伊丹市立博物館伊丹市立博物館1997年216.4/221N個人貸出不可
74LINK Vol.2(2010) 地域・大学・文化 特集“地域の再生”と歴史文化神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター2010年216.4/261N 
75LINK Vol.4(2012) 地域・大学・文化 特集地域歴史文化の形成と災害資料神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター2012年216.4/261N 
76地名は警告する 日本の災害と地名谷川健一冨山房インターナショナル2013年291.03/187N 
77地名に隠された「東京津波」 講談社+α新書谷川彰英講談社2012年291.36/322N 
78京都盆地の災害地名綱本逸雄勉誠出版2013年291.62/299N 
79自然災害と復興支援 みんぱく実践人類学シリーズ9林勲男明石書店2010年369.3/362N 
80江戸・東京の地震と火事山本純美河出書房新社1995年369.3/50N/(2) 
81古地図が教える地震危険地帯 B&Tブックス守屋喜久夫日刊工業新聞社1995年369.31/31N 
82阪神・淡路大震災記録資料を未来へ伝える 京阪神公共図書館アンケート結果報告/震災関連文献・雑誌記事索引 資料集震災記録を残すライブラリアン・ネットワーク震災記録を残すライブラリアン・ネットワーク1996年369.31/228N個人貸出不可
83三大地震と人々の暮らし 明治(濃尾)・大正(関東)・現代(阪神・淡路) 日本下水文化研究会1996年369.31/246N 
84兵庫県地震災害史 古地震から阪神・淡路大震災まで のじぎく文庫寺脇弘光神戸新聞総合出版センター1999年369.31/377N 
85関東大震災と安政江戸地震 東京都江戸東京博物館調査報告書10東京都江戸東京博物館都市歴史研究室東京都江戸東京博物館2000年369.31/436N 
86津波防災を考える 「稲むらの火」が語るもの 岩波ブックレット伊藤和明岩波書店2005年369.31/508N 
87手記で読む関東大震災 シリーズ日本の歴史災害5武村雅之古今書院2005年369.31/519N 
88昭和二年北丹後地震 家屋の倒壊と火災の連鎖 シリーズ日本の歴史災害1蒲田文雄古今書院2006年369.31/527N 
89濃尾震災 明治24年内陸最大の地震 シリーズ日本の歴史災害3村松郁栄古今書院2006年369.31/535N 
90水都大阪を襲った津波 石碑は次の南海地震津波を警告している長尾武[長尾武]2012年369.31/550N 
912004年インド洋地震津波災害被災地の現状と復興への課題 国立民族学博物館研究フォーラム 国立民族学博物館調査報告73林勲男人間文化研究機構国立民族学博物館2007年369.31/586N/(2) 
92安政南海地震津波の教訓 大地震両川口津浪記長尾武[長尾武]2008年369.31/613N 
93巨大津波の記録 明治・昭和・平成 毎日ムック 毎日新聞社2011年369.31/728N 
94善光寺大地震を生き抜く 現代語訳『弘化四年・善光寺地震大変録』中条唯七郎日本経済評論社2011年369.31/835N 
95記憶と記録 311まるごとアーカイブス 叢書震災と社会長坂俊成岩波書店2012年369.31/949N 
96震災・核災害の時代と歴史学歴史学研究会青木書店2012年369.31/957N 
97大阪を襲った地震と津波 特別企画展 大阪歴史博物館[2012]369.31/1015N個人貸出不可
98忘れるな三陸沿岸大津波 補正追加 惨禍を語る路傍の石碑上西勇[上西勇]2013年369.31/1039N 
99神社は警告する 古代から伝わる津波のメッセージ高世仁講談社2012年369.31/1042N 
100江戸・東京の大地震野中和夫同成社2013年369.31/1084N 
101震災と語り石井正己三弥井書店2012年380.4/97N 
102鯰絵 震災と日本文化 里文出版1995年387/125N/(2) 
103日本の天災・地変 上東京府社会課原書房1976年451.9/14 
104日本の天災・地変 下東京府社会課原書房1976年451.9/14 
105開発と防災 自然地理学からの提言 Copa Books松田磐余イマジン出版2011年451.9/115N 
106災害と文化財 歴史を語る文化財の保全和歌山県立博物館和歌山県立博物館友の会2012年451.9/120N個人貸出不可
107巨大地震を考えよう 三陸からの警告木村耕三築地書館1984年453/60 
108わが国の歴史地震の震度分布・等震度線図宇佐美竜夫日本電気協会1994年453.2/9N/(2)個人貸出不可
109古地震を探る太田陽子古今書院1995年453.2/35N/(2) 
110古地震探究 海洋地震へのアプローチ萩原尊礼東京大学出版会1995年453.2/65N 
111揺れる大地 日本列島の地震史寒川旭同朋舎出版1997年453.2/66N 
112歴史地震研究発表会講演要旨集 第17回 歴史地震研究会[2000]453.2/99N 
113歴史地震研究発表会講演要旨集 第19回 歴史地震研究会2002年453.2/99N 
114歴史地震 第13号(平成9年) 歴史地震研究会〔1997〕453.2/101N 
115歴史地震 第14号(平成10年) 歴史地震研究会〔1998〕453.2/101N 
116歴史地震 第15号(平成11年) 歴史地震研究会2000年453.2/101N 
117歴史地震 第16号(平成12年) 歴史地震研究会2001年453.2/101N 
118歴史地震 第17号(平成13年) 歴史地震研究会2002年453.2/101N 
119歴史地震 第18号(平成14年) 歴史地震研究会2003年453.2/101N 
120歴史地震 第19号(平成15年) 歴史地震研究会2004年453.2/101N 
121歴史地震 第20号(平成17年) 歴史地震研究会2005年453.2/101N 
122歴史地震 第21号(平成18年) 歴史地震研究会2006年453.2/101N 
123歴史地震 第22号(平成19年) 歴史地震研究会2007年453.2/101N 
124歴史地震 第23号(平成20年) 歴史地震研究会2008年453.2/101N 
125歴史地震 第24号(平成21年) 歴史地震研究会2009年453.2/101N 
126歴史地震 第25号(平成22年) 歴史地震研究会2010年453.2/101N 
127歴史地震 第26号(平成23年) 歴史地震研究会2011年453.2/101N 
128歴史地震 第27号(平成24年) 歴史地震研究会2012年453.2/101N 
129歴史地震 第28号(平成25年) 歴史地震研究会2013年453.2/101N 
130善光寺地震に学ぶ赤羽貞幸信濃毎日新聞社2003年453.2/102N 
131日本の地震地図 東日本大震災後版岡田義光東京書籍2012年453.2/105N 
132天地鳴動 沼津と噴火・地震・津波沼津市明治史料館沼津市明治史料館2004年453.2/110N 
133実録 安政大地震 その日静岡県は門村浩静岡新聞社1983年453.2/118N 
134地図にみる関東大震災 震災直後の調査地図の初公開歴史地震研究会日本地図センター2008年453.2/122N 
135千年震災 繰り返す地震と津波の歴史に学ぶ都司嘉宣ダイヤモンド社2011年453.2/125N 
136大地震の日本史 日本の歴史は地震の歴史だった!! DIA Collection ダイアプレス2011年453.2/129N 
137描かれた地震 企画展「描かれた地震」解説書徳島県立博物館徳島県立博物館2011年453.2/133N個人貸出不可
138歴史としての東日本大震災 口碑伝承をおろそかにするなかれ岩本由輝刀水書房2013年453.2/139N 
139日本列島地震の2000年史 津波、噴火…保立道久朝日新聞出版2013年453.2/140N 
140東日本大震災を分析する 2 震災と人間・まち・記録平川新明石書店2013年453.2/142N/2 
141活断層と歴史地震とを考慮した地震危険度評価の研究 地震ハザードマップの提案 地震保険調査研究47 損害保険料率算定会2000年453.3/24N 
142津波の恐怖 三陸津波伝承録 TUP叢書9山下文男東北大学出版会2005年453.4/78N 
143津波てんでんこ 近代日本の津波史山下文男新日本出版社2008年453.4/83N 
144建築遺産 保存と再生の思考 災害・空間・歴史野村俊一東北大学出版会2012年521.8/1035N 
145突然襲う巨大地震過去の震害から学ぶ 地震と防災よもやま話北後寿イワキ・プランニング・ジャパン2006年524.9/214N 
146大地震 古記録に学ぶ そしえて文庫宇佐美竜夫そしえて1977年644/235/# 
147歴史地震 古記録は語る イルカぶっくす8宇佐美竜夫海洋出版1976年644/293/# 
148古地震 歴史資料と活断層からさぐる萩原尊礼東京大学出版会1982年453.2/11 
149古地震 続 実像と虚像萩原尊礼東京大学出版会1989年644/339/# 
150海が呑む 3.11東日本大震災までの日本の津波の記憶花輪莞爾晶文社2011年913.6/38659N/ハナ 
151津波救国 <稲むらの火>浜口梧陵伝大下英治講談社2013年913.6/40699N/オオ 
152記憶よ語れ 阪神大震災吉村昭作品社1995年916/1289N/(2) 
153近代日本津波誌 写真記録山下文男青磁社1984年A1/762 
154日本の地震災害 岩波新書 新赤版伊藤和明岩波書店2005年L1R3/977N 
155歴史のなかの大地動乱 奈良・平安の地震と天皇 岩波新書 新赤版保立道久岩波書店2012年L1R3/1381N 
156地震の日本史 大地は何を語るのか 増補版 中公新書寒川旭中央公論新社2011年L2/1922N 
157地震の社会史 安政大地震と民衆 講談社学術文庫北原糸子講談社2000年L51/548N 
158今こそ知っておきたい「災害の日本史」 白鳳地震から東日本大震災まで PHP文庫岳真也PHP研究所2013年L210.17/7N 
159安政江戸地震 ちくま学芸文庫野口武彦筑摩書房2004年L210.58/310N 
160三陸海岸大津波 文春文庫吉村昭文芸春秋2004年L452.5/17N 
161The great Kantōearthquake and the chimera of national reconstruction in JapanJ. Charles SchenckingColumbia University Press2013年210.6/14F 

7.復興と絆

 東日本大震災から3年を経た今日においても、大阪において避難生活をおくる方々がおられます。今回、そうした避難者のコミュニティを支えるものや、避難生活の実態を聞きとった3点の資料を展示します。

番号書名著者出版者出版年請求記号備考
162IMONIKAI 大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア情報センター2011年-  
163大阪弁護士会ニュース 大阪弁護士会2011年-  
164またどこかでね VOL.1 避難生活ききとりプロジェクト2012年  

参考文献:
『新編日本被害地震総覧599-2012』(宇佐美竜夫/[ほか]著 東京大学出版会 2013年)
大阪府立中之島図書館 大阪資料・古典籍室小展示第63回「幕末の大坂を襲った大地震と大津波」
(平成16年12月1日-平成17年1月29日)http://www.library.pref.osaka.jp/nakato/shotenji/63_jisin.html
『大震災と歴史資料保存:阪神・淡路大震災から東日本大震災へ』(奥村弘/著 吉川弘文館 2012年)