【展示】「音楽と絵画のあいだに」
更新日:2023年11月3日

ドビュッシーが葛飾北斎の作品に影響を受けて作曲した「『海』管弦楽のための3つの交響的素描」や、クリムトがベートーヴェンの交響曲第九番を題材に描いた壁画「ベートーヴェン・フリーズ」のように、芸術家たちがジャンルの垣根を超えて交流・影響し合った例が多く見受けられます。今年生誕150年を迎えたラフマニノフも、ピアノの「練習曲集『音の絵』」といった聴覚と視覚の融合ともとれるイメージのタイトルの曲集を残しています。
このように、音楽と絵画には様々な所で深いつながりが見受けられます。そこで今回は、「音楽と絵画のあいだに」と題して、絵画に影響を受けた音楽、音楽に影響を受けた絵画、そしてそれらの作品に関わった音楽家や画家についての本(写真集も含む)を中心に集めました。
秋が深まるこの時期、読書を通じて芸術作品の制作に至るまでの過程や芸術家の人物像を知ることで、より立体的に芸術作品を愉しんでいただければと思います。
展示場所
大阪府立中央図書館 1階 小説読物室 登録カウンター前
展示資料
2.音楽家について
3.画家について
5.芸術論その他