【展示】「金田一京助をめぐる人々」
更新日:2022年5月1日
今年は金田一京助の生誕140周年に当たります。
金田一京助と言えば辞書の編纂者として有名ですが、学者としてはアイヌ研究の第一人者でした。一方では、自身が借金をしてまで友人の石川啄木に援助を行ったり、ほとんど関わっていない辞書の監修に名前を貸したりするなどの人間味あふれるエピソードが残っています。
金田一京助は、子孫の金田一春彦、秀穂親子はもちろん、言語学の師・上田万年や、政治家・米内光政ら盛岡中学校の同窓生たち、またアイヌ研究においては知里幸恵や知里真志保らアイヌ民族など、多様な人々との関わりがあった人物でした。
今回の展示では金田一京助の伝記・評伝に加え、金田一京助をめぐる人々の著作、アイヌ研究や辞書の関連資料を集めました。
この機会に、辞書以外の「金田一」に触れてみるのはいかがでしょうか。
期間
2022年5月1日(日曜日)~5月31日(火曜日)
- 開館時間: 9時~19時(土日祝は17時)
- 期間中休館日:毎週月曜日、5月12日(木曜日)
※5月3日(火曜日)から5日(木曜日)は祝日開館日です