【展示】「日本の近代建築を読む-1960年代前半まで-」
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年9月1日更新
今から150年前の明治6年(1873)、日本最初の工学教育機関である工学寮(後に工部大学校となり、現在の東京大学工学部となる)が開校しました。工学寮は産業の近代化を推進した工部省内に設置され、土木、機械、電信、造家などの技術者の育成を担いました。建築教育を行った造家学科には、鹿鳴館を設計したイギリス人建築家ジョサイア・コンドルが教師として招かれ、西洋の建築学を教授しました。また、造家学科の第一期生には東京駅などを設計し、「日本近代建築の父」といわれる辰野金吾などがおり、西洋の技術を学んだ日本人建築家たちが誕生していきました。
今回の展示では、日本の近代建築界を支えた人物やその建築物、歴史などの資料を集めています。この機会にぜひご覧ください。
展示場所
大阪府立中央図書館 1階 小説読物室 貸出カウンター前
期間
2023年9月1日(金曜日)~9月30日(土曜日)
・開館時間: 9時~19時(土日祝は17時)
・期間中休館日: 4日(月曜日)、11日(月曜日)、14日(木曜日)、19日(火曜日)、25日(月曜日)
展示資料
・歴史
・人物
・建築物
・街
・装飾