【展示】「刀剣」
更新日:2020年11月21日
日本において刀剣は、単なる武器であるだけではなく、神や魂の宿る祭具としても発展してきました。
古来、日本人は刀剣に、敵を“斬る”強さだけではなく、あらゆる魔を“斬り払う”ための美しさも求めてきたのです。
名工たちが最高の技術を駆使してつくりだした名刀の中には、歴史上の名だたる武将の手から手へと渡り、宝刀として現代まで残されているものも多くあります。また、武器として使用する時代が過ぎ去った今もなお、その技術を引き継いだ現代の刀匠たちが、新たな名刀を生み出し続けています。
今回の展示では、刀の構造、歴史、刀装具などを解説、紹介した日本刀関連資料や、名刀や刀匠、そして剣と共に生きた剣客・剣豪をテーマにした物語をご紹介します。
ゲーム「刀剣乱舞」から火が付いた日本刀の人気はますます盛り上がりを見せており、日本全国で多くの名刀が展示され、熱心な刀剣ファンが集っています。これまであまり刀剣に興味がなかった方も、この機会にぜひ日本刀の魅力に迫ってみてください。
展示場所
大阪府立中央図書館 1階 小説読物室 登録カウンター前
期間
2020年11月21日(土曜日)~12月27日(日曜日)
・開館時間: 9時~19時(土日祝は17時)
・期間中休館日: 毎週月曜日(11月23日は祝日開館)、11月24日、12月10日
展示資料
・1.刀剣を知る
・2.刀装・刀装具の本
・3.刀剣大集合!
・5.刀剣にまつわる物語
*一部貸出できない資料も展示しています。