職員の日記帳(2025年8月)
更新日:2025年8月11日
職員の日記帳(2025年8月)
図書館の夏休み
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2025年
こんにちは。ホンコくんです。
僕がこの大阪府立中央図書館(以下、府立中央図書館)に来てから、4か月が経過しました。
まだまだ分からないことだらけなので、僕の知らない「府立中央図書館」はいっぱいあるのですが、その僕から見た「府立中央図書館」の夏を一部紹介したいと思います。
タイトルに夏休みと書きましたが、図書館にお盆休みはありません。決まった休館日を除いて、ずっと開館しています。夏休み期間だからこその取り組みとしていえば、こども資料室では、カブトムシ・クワガタの実物を置いています。もちろん、生きています。府立中央図書館には、膨大な量の本がありますが、実物の存在感はまた別物です。カブトムシたちのそばには、貸出もできるカブトムシ・クワガタの飼い方や種類などが載っている昆虫にまつわる本が展示されていて、自然と子ども達の手が本に伸びていきます。


もちろん図書館に来る人は、小さな子どもだけではありません!
7・8月には、大阪府立清水谷高校の学生が職業体験(府庁内インターンシップ)に来てくれました。書架を整理したり、カウンター業務に挑戦したりと、緊張しながらも一生懸命に取り組んでくれていました。
8月には、図書館について勉強中の大学生が図書館実習に来ます。府立中央図書館の様々な業務に取り組み、実際に子ども達に絵本の読み聞かせもしてくれます。(詳しくは、こども資料室 | 来館案内・施設案内 | 大阪府立図書館でイベント情報を確認してください♪)
個人的な想いとしては、図書館の業務を通して、「働く」ということがどういったものかを体験的に知って欲しいということですが、図書館はどんな人にとっても、一生涯役に立ち続けることのできる施設だという、その魅力に気付いて欲しいとも願っています。

どんな人でも……それは例えば学校の先生です。夏休み期間を利用して、学校の先生を対象に学校と図書館の連携方法や絵本の読み聞かせに関する研修が行われました。「公立図書館と学校の合同研修」では、図書館職員と学校の先生が一緒になって、探究型学習に関する研修に取り組みました。実際に府立中央図書館にある書籍を使い、講義とワークショップをまじえながら実践的に学ぶといった内容です。どの先生方も真剣に、夢中になって取り組んでいました。

図書館の夏休みはなかなか賑やかです。日記をご覧の皆さま、府立中央図書館で夏休みを過ごしてみるのはいかがでしょう?