Library for well-being ~豊富な蔵書と調べもの相談の総合図書館~
ウェルビーイング(well-being)は、健康、幸福、福祉などに直訳される言葉です。
この言葉が初めて登場したのは、1946年の世界保健機関(WHO)設立時で、世界保健機関憲章のひとつ「健康とは、単に疾病がない状態ということではなく、肉体的、精神的、そして社会的に、完全に満たされた状態にある」という中でウェルビーイング(well-being)が使用されています。
この考え方は、SDGsとも非常に関連が深いものです。例えばSDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」も「Good Health and Well-Being」と表記されています。
私たちは生きていくなかで、さまざまな状況でなんらかの選択をしないといけないことがあります。その時に、重要なのは正確な情報です。図書館が資料を収集し、保存し、提供し続けることは、ウェルビーイング(個人や社会のよい状態)を持続していくために必要不可欠なこと。つまり、図書館は私たちのひとりひとりが、ひとつしかないこの地球で暮らし続けられる「持続可能な世界」を、より満たされた状態で生きていくことを支える機関なのです。
大阪府立中央図書館は、このような考えから、新しいコンセプトを定めました。
これからも都道府県立図書館としての本来機能を維持・発揮しつつ、学びを通じた「人づくり・つながりづくり・地域づくり」の推進や、「ウェルビーイング(個人や社会のよい状態)」の実現に貢献したいと考えています。
2024年12月 大阪府立中央図書館
詳しくは「新コンセプト Library for well-beingについて」をご覧ください。