「イギリスの絵本作家エミリー・グラヴェット講演会と小学生向けワークショップ」
更新日:2016年4月21日
講演会「イギリスの絵本作家 エミリー・グラヴェット 絵に生きる」
小学生向けワークショップ「イギリスの絵本作家 エミリー・グラヴェットさんと絵本を作ろう!」を開催しました
多数のご参加 ありがとうございました。
ケイト・グリーナウェイ賞受賞の絵本作家エミリー・グラヴェットさんをお招きし、講演会「イギリスの絵本作家 エミリー・グラヴェット 絵に生きる」と小学生向けワークショップ「イギリスの絵本作家 エミリー・グラヴェットさんと絵本を作ろう!」を開催しました。
講演会では、絵を描くことが好きで自分は魔女だと信じていたという幼少期から、バスで暮らした青春時代、子育て中の絵本との出会い、絵本作家になるまでを、楽しくお話しくださいました。また、絵本づくりについても語られ、構成の工夫、創作の裏話など作者ならではのお話を伺うことができました。途中、参加者のスケッチをスラスラと描かれたり、絵本を読まれたりと、楽しい2時間でした。15分の休憩後の質疑応答では、「登場人物に動物が多いのはなぜ?」などの会場からの質問に答えられました。
小学生向けワークショップでは、ウォーミングアップの『もっかい!』の読み聞かせからはじまり、製本体験、絵本の作り方の説明、各自絵本作り、発表という流れで行われました。読み聞かせではみんなで「もっかい!」と声を出して場の空気をほぐされたり、絵本づくりで悩んでいる子には、サイコロやカードなどを使ってヒントを出されました。絵が描けないという子には、目の前でさらっと描いて見せてくださったり、折り紙を切って向きを変えるだけで動きがでることなどを教えてくださいました。発表会では、できあがった子も途中までの子も作品を見せながら発表しました。
講演会・ワークショップ概要
講 師
エミリー・グラヴェット氏(Emily Gravett)
イギリスの画家・絵本作家。イギリスのブライトン生まれ。2005年に、はじめての作品である『オオカミ』で、ケイト・グリーナウェイ賞を受賞する。2008年にもLittle Mouse’s Big Book of Fear(未訳)で再受賞。邦訳作品『もっかい!』をはじめとして、ストーリー展開の意外性、造本のユニークさは世界的に高い評価を得ている。



『オオカミ』 (ゆづきかやこ訳 小峰書店2007)
『もっかい! 』 (福本友美子訳 フレーベル館2012)
日時
- 講演会:平成28年2月27日(土曜日) 午後1時から4時まで(12時30分開場)
- 小学生向けワークショップ:平成28年2月28日(日曜日) 午後1時から4時まで(12時30分開場)
場所
- 大阪府立中央図書館 2階多目的室
定員
- 講演会: 80人 【申込先着順】
- 小学生向けワークショップ:30人 【申込先着順】
主催
- 国立国会図書館 国際子ども図書館
- 大阪府立中央図書館
- 一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団
協賛
- 近鉄グループホールディングス株式会社
- サントリーホールディングス株式会社
- パナソニック株式会社
- 株式会社富士通システムズアプリケーション&サポート
- ムサシ・アイ・テクノ株式会社