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【展示】大阪書林御文庫講創立300年記念パネル展「大阪最古の図書館」を支え続ける出版業者

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更新日:2023年12月22日

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 2023年、大阪書林御文庫講(おぶんここう)は創立300周年を迎えることになりました。御文庫講とは江戸時代に組織された出版業者の組合で、住吉大社と大阪天満宮の御文庫(書籍を収める蔵)を運営管理しています。1723年(享保8年)に住吉大社、1730年には大阪天満宮にそれぞれ御文庫(書籍を納める庫)が建立され、そこに出版業者は初摺り本を奉納し、家族の安全、商売繁盛を祈願してきました。今日に至るまで奉納は継続され、御文庫の蔵書は10万点を超えるまでになっています。かつては一般にも広く公開されており、「大阪最古の図書館」とも呼ばれていました。貴重な書籍も多く所蔵され、研究者にも高い評価を受けております。春と秋には両宮に納められた本の曝書(蔵書の虫干)を行い、天神祭りの陸渡御・船渡御に参加するなど、その伝統を受け継ぎながら活動を続けています。

 今回のパネル展示では、「大阪最古の図書館」を支え続ける御文庫講について、その歴史と活動内容を写真やビデオで紹介しています。また、御文庫講の貴重な書籍、協力出版社によるバラエティに富んだ書籍が一堂に会します。100年に一度のこの機会に、今もなお受け継がれる「大阪の出版文化」に触れてみませんか。ぜひ皆様のご来館をお待ちしています。

展示について

広報チラシ [PDFファイル/18.66MB]

「大阪の出版文化」の地域資料として、次世代にも伝承するため以下の資料を公開します。
(令和5年12月22日更新)

パネル展のご報告

パネル展の資料報告

展示パネル資料

1.大阪書林御文庫講三百記念パネル展(タイトル)2.開催にあたって3.住吉御文庫
4.住吉御文庫奉納5.住吉御文庫曝書6.御文庫と御文庫講
7.住吉御文庫曝書8.石碑9.大阪天満宮曝書
10.天神祭陸渡御11.天神祭船渡御12.江戸時代の本屋
13.御文庫創立300年記念講演会・懇談会14.御文庫講略年表15.御文庫講の活動を支える出版社名一覧

関連リンク

大阪府立中央図書館で大阪書林御文庫講創立300年記念パネル展が開催中 | カレントアウェアネス・ポータル (ndl.go.jp)(外部サイト)
E2660 – 大阪書林御文庫講創立300年パネル展:大阪府立中央図書館にて | カレントアウェアネス・ポータル (ndl.go.jp)(外部サイト)

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