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大阪の橋

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月7日更新
江戸の八百八町、浪華の八百八橋。昔から大阪は川と橋の街として有名でした。

 「天満橋」「天神橋」「難波橋」の難波三大橋を始め、淀屋橋、水晶橋などの市内の橋。淀川、大和川という大河に架かる枚方大橋、大和橋。心斎橋、四ツ橋など今は地名に名前を残すだけの橋もあります。橋にまつわるお問い合わせは、少ない数ではありません。

 そこで、大阪の橋に関する基本的な資料を紹介します。調査の手掛かりにご利用ください。

 また例えば『大江橋淀屋橋意匠設計図案集』(へ1-306)のようにそれぞれの橋に関する資料も所蔵している場合もありますので、その場合は「タイトル中の言葉」で検索すれば、所蔵資料の有無はわかるようになっています。


大阪の橋に関する資料


大阪春秋第19号 「大阪の橋と川」     大阪春秋社   1979     雑2499

 大阪の歴史と文化をわたしたちに紹介してくれる雑誌『大阪春秋』の19号の特集は「大阪の川と橋」。川の流域に関する記述から、橋の由来、橋梁工学についての記述も含まれています。


八百八橋物語   松村博 著    松籟社    1984       515-19N

 「第1章 橋の歴史」「第2章 名橋の系譜」で構成されています。歴史の章では、古代から現代にわたる大阪の橋の歴史を取り上げています。第2章は「長柄橋」「渡辺橋」「神崎橋」「天満橋・天神橋・難波橋」「高麗橋」「心斎橋」「淀屋橋」「相合橋」「大和橋」「呉服橋」「枚方大橋」「大正橋」「川崎橋」のそれぞれの成り立ちや現在の姿について書かれています。
 新書タイプの読みやすい体裁で、付録には「河川別橋梁一覧」と詳しい参考文献一覧がつけられています。


なにわ橋づくし   露の五郎 著    朝日新聞社   1988    711.2-307♯

 落語家である著者が朝日新聞に連載していたものを1冊にまとめたもので、86の橋について書かれています。「大川(堂島川・土佐堀川)」「東横堀川・道頓堀川」「安治川・木津川」「淀川・新淀川・神崎川・左門殿川」「寝屋川・平野川・大和川ほか」「川の無い橋」のように架けられた川ごとにまとめられています。


埋もれた西区の川と橋     伊勢戸佐一郎 著     大阪中部ライオンズクラブ   1990   515-3N

 戦後の経済成長の中で大阪の川は埋め立てられ、橋は無くなっていきました。この資料は、そんな失われた大阪市西区にあった橋を「思い出話」を交えて綴った資料です。この資料も橋の架かっていた川ごとにまとめられていて、13の川の108の橋が紹介されています。
 著者は地図と電話帳を頼りに当時の橋の様子を再現されたといいます。


水の都、橋の都 モダニズム東京・大阪の橋梁写真集   伊東孝編著  東京堂出版   1994   515-22N

 東京と大阪の橋の昔の写真を掲載した写真集です。大阪からは46の橋がモダニズム大阪を象徴するものとして掲載されています。
 大阪の橋の写真は『大大阪橋梁選集』をもとにしていますが、この資料も当館は所蔵しています(第1輯~第3輯 請求記号;711.2‐35♯)。


大阪の橋   松村博著    松籟社    1987       515-6N

 「あとがき」の中で著者はこの本の目的を3つあげておられます。
  1. 大阪の橋の基礎資料を提供すること
  2. 橋の発展を大阪の街の発展史の中で位置づけること
  3. 土木史研究の意義を明確にすること
 『八百八橋物語』も著わした著者の言葉に違わず、「橋の通史」としてよくまとめられています。「淀川の橋」「大川の橋」「浪華三大橋」「中之島の橋」「木津川の橋・尻無川の橋」「大川支流の橋」「東横堀川の橋」「西横堀川の橋」「長堀川の橋」「道頓堀川の橋」「各堀川の橋」「神崎川筋の橋」「寝屋川筋の橋」「平野川筋の橋」「大和川筋の橋」「その他の橋」に分けられ、架けられている川ともども、それぞれの橋について、歴史や造りについて記しています。「大阪の川にかかる橋」一覧もあって、たいへん便利です。
 著者の松村氏は、1944(昭和19)年大阪市生まれで、大阪市の土木局橋梁課に勤務されていました。


大阪の橋 大阪市における橋梁技術のあゆみ   大阪市土木技術協会   1997   515-38N

 大阪の橋の古代からの変遷と「大阪市の橋・57選」が紹介されたオールカラーの本です。大阪の橋・57選では、それぞれの橋の側面図や断面図と「概要」「設計・施行」が掲載されています。


 その他、雑誌「上方」(雑468)、コミュニティ紙や各自治体史、建設業界の業界誌などにも記載されている場合があります。当館では「大阪の橋に関する参考資料」も作成しておりますので、3階大阪資料・古典籍室へお気軽にお尋ねください。