日本の子どもの本~珠玉の30選~ 展示資料『怪人二十面相』
更新日:2024年3月24日
『怪人二十面相』
江戸川乱歩:著 小林秀恒:挿絵 昭和11年12月 大日本雄弁会講談社(東京)
『少年倶楽部』(大日本雄弁会講談社)に昭和11年1月~12月全12回連載された作品の初の単行本。怪人二十面相は、変装を得意とする怪盗で、名探偵・明智小五郎と対決。明智探偵の助手・小林芳雄少年は、第二巻『少年探偵団』で、探偵団を率いて活躍する。著者の江戸川乱歩は、エドガー・アラン・ポーに由来するペンネームで多くの探偵小説や幻想・怪奇小説を書いた。