大阪府立図書館

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令和7年度第2回大阪府立図書館協議会の概要(令和8年3月27日)

更新日:2026年6月19日

令和7年度 第2回 大阪府立図書館協議会議事録

日時  令和8年3月27日(金曜日) 14時から16時10分

場所  大阪府立中央図書館 多目的室

1. 開会

2.委員紹介

出席委員:橋本会長、村上委員(活動評価部会長)、川窪委員、竹内委員、西田委員、藤井委員、道簱委員、山下委員

3.中央図書館館長挨拶

4.議事(質疑要旨)

議題

(1)第六期図書館活動評価(案)について

(2)その他 報告事項等

〈議題1〉第六期図書館活動評価(案)について

[会長] 第1回図書館協議会において、委員から3点問題提起があった。そちらについての回答を事務局からお願いする。

[事務局] 第1回の図書館協議会の審議結果として、事務局と会長で対応するとした3点の事案について、1つめ外部評価報告書の数値間違いについては、既に訂正してホームページに公開している。
 2つめ、図書館費全体の中で資料費が占める割合について、有意義な比較ができるかどうかという議論をいただいたが、図書館費は複合施設であるかどうか、設備管理費等で上下の幅があるため、比較に適した予算ではないと考えている。お手元の資料で、令和7年度の各都道府県立図書館の図書館費資料費および図書館費における資料費の割合を示しているが、比率にかなりのばらつきがあり、記述の仕方によっては数値が出ないところもある。そのため、都道府県ごとに比較するための有意義な数値になるとは考えられない。
 3つめ、議論の中で数値を出して目標値にしていくというやり方を、いつまで行うのかを考える必要があるという意見をいただいた。
 大阪府立図書館では、重点事業シート(文章と数値で評価)、基本事業点検シート(数値をベースに評価)、基礎指標(数値で評価)、年度のまとめ(文章による評価)の4種類の資料を、文章と数値の両方のメリットを生かして作っている。定量評価と定性評価を両方活用しながらトータルで評価していく方法を継続していきたいと考えている。

[会長] 2点目、図書館費全体の中で資料費がどれだけ占めているかという指標が都道府県ごとの比較に有効な数値ではないのかという意見に対して、簡単に比較できる数値ではないという回答であった。3点目は今後も評価については、定量・定性両方の指標を合わせながらやっていくという答えだった。これらについて異論、意見はあるか。

[各委員] 異議なし

ア)重点事業の具体的目標について

(事務局より資料2について説明)

(活動評価部会部会長より活動評価部会の審議について報告)

[部会長] 重点的に議論をした点をご紹介させていただく。1つは、「2-1おおさかeコレクションのアクセス数」をどのように考えるべきか。
 評価部会として、再検討するよう依頼した結果、5ページの一番上にあるように指標、サイトへのアクセス数:年16万件の内、最終コンテンツへのアクセス数を年5.5万件と併記する形の提案を今回いただいたと思われる。
 もう1点が、配架の資料の保存と管理の検討について。資料の計画的な移動について年度ごとの資料移動冊数の記載があったが、進捗の管理については冊数という方法以外にも可能であることから削除された。

(質疑応答)

[委員] 地元ではベトナムの子どもが増えているため、多言語の本について地元図書館でも購入を検討している状況がある。今回府立でもベトナム語の絵本セットを追加されており、市町村立図書館では購入方法が分からないこともある中で、府立が先行して具体的に取り組まれていることはありがたく、参考になる。

[委員] 評価目標の設定について当面、定量と定性の両方のメリットを生かして継続していくということだったが、各数値目標は、これまでの実績を踏まえて、どのような検討をした上での数値目標と理解してよいか。

[事務局] 指標については過去3年間の平均値を想定しており、さらに伸ばしていけるかどうかを検討した上で、同じ数値にしているものもプラスしているものもある。

[会長] 現在、第5次大阪府子ども読書活動推進計画が議論されている。図書館評価はこの子ども読書活動推進計画とリンクするべきと考えるが、そこはどうか。

[事務局] 第六期は5年間の評価となっており、必要に応じて中間年で見直しをするという話もあった。中間年に限らず、活動推進計画の柱を図書館が(評価)項目に挙げていない場合は、議論のうえ、新しい目標を設定するということは当然想定されるべきと考えている。

[委員] 読書バリアフリー計画についても第2期が2月にパブコメを募集されてまとめられ、そろそろ策定で公表されるのではないかと思う。案を拝見したところ、1-1-2のアクセシブルな書籍等を活用するというところの指標が出されていた。

[事務局] 重点目標シートの中に全てを入れることは難しいが、当然それを踏まえた形であるべきと考えている。図書館で目標を新しく設定するべきものについては、中間年を待たずに議論のうえ、追加することも想定して、今後第六期の図書館評価に臨んでいきたいと考えている。

イ)基本事業の評価項目と目標値について

(事務局より資料3について説明)

[会長] 説明の中で、目標値の妥当性という話があったが、これは項番4に関することか。

[事務局] 項番4と項番5-1に関することである。指定管理者制度により、指定管理者の部分もあり、直営の部分もあるという運営の形をこの10年間、中之島図書館では続けてきたが、来年度は指定管理者契約を行わないこととなった。目標値を掲げる際に、過去の実績などをカウントするものの中に、指定管理者の仕様に入っており共同で行うような事業も多数カウントされていた。令和8年度についてはこの10年間指定管理の中に入っていた事業実施は入らず、必然的に館として行う事業がかなり少なくなることになる。令和9年度以降どうなるかはわからず、また、現時点で来年度だけの目標値を掲げるのも難しいため、今年度までの体制を想定した目標値や項目は変えていない。しかしながら、項番4と項番5-1については、この数値に満たないことが想定される。令和9年度に8年度の実績評価をいただく際には、書き方なども工夫はするが、目標値の妥当性なども含めてご審議いただければと考えている。

[委員] 特記事項のところに第六期の新規目標と書かれており、参考資料のところに過去実績がありそれに基づいて新しい目標値が設定されているということは、同じようなものは、既に過去実績においてとっていて、今回目標値を算出したというような理解でよいか。

[事務局] 事業として新規というわけではなく、目標として新規にあげているので、過去の実績値があり、そこを目標値としている。

[委員] 項番2に司書の育成があり、評価項目は、府立図書館職員等向けレファレンス研修となっているが、どういうことを想定されているのか。

[事務局] 府立図書館職員が受講する研修で、館内のベテラン図書館員や、図書館情報学の教員などの外部の方を講師にした研修を想定している。

[委員] 指定管理者がいなくなったからといって、指定管理者が行っていたようなイベントの目標値を下げるというのは、いかがなものかと考える。府民にとってこういうタイプのイベントはこれぐらいあった方がよいだろうというのが本来目標値としてあるべきである。現実は難しいというのはよくわかるが、簡単に目標値は下げられないのではないか。

[事務局] おっしゃる通りだが、この10年間、仕組みとして、職員のみならず指定管理者が自らのコンテンツを持ち込んで展示やイベントを行っているというケースが実はかなりあり、府の職員が可能な範囲はやろうと考えているが正直できないところの方が多い。人的な要素や費用について考慮し、先ほどのような説明になったが、委員がおっしゃるように府民が期待しているという意味で、我々図書館が頑張って実施したいという気持ちはある。ただし、現時点では、指定管理者が自らのコンテンツを使って行っていたところは、対応できないだろうと認識し、文化事業に関しては、令和8年度は原則休止という説明をさせていただいている。これを踏まえた先ほどの説明ということでご理解いただけたらと思う。

[委員] 指定管理もかかわる項番5-2のSNSの情報発信の件について伺う。中之島図書館の指定管理者は独自のInstagramを発信されていたと思うが、この1000という数値はその分を除いたものか、もしくはそれも上乗せしたものなのか。目標値としてこれでよいかの見解を伺いたい。

[事務局] 元々指定管理の発信とは別立てで数値目標を設定しており、数値の中に指定管理者が行っていたものは含まない。府立図書館として両館で行っているSNSの発信の数の目標値である。指定管理者制度として対応していた指定管理者のホームページやSNSの発信は全て3月末をもって停止する。今後の議論として、年度途中で指定管理者が発信していた部分も含めて目標値を上げるべきではないのかとなれば、議論する余地はあろうかと思う。現行はあくまでも大阪府の職員が中心になって行っている部分の数値としている。

[委員] 項番3-1、学校現場に関わることを伺う。府立図書館が行っている事業で、府の教育庁や、市町村教育委員会、各学校などと連携されている部分はあるのか。

[事務局] 学校向けのイベントや取り組みをするときには、連携のため広報をしている。特に府立図書館ということで府立学校に向けた学校支援サービスに力を入れているところだが、校長会でPRしたり、大阪府高等学校図書館研究会の地区会で情報交換したり、できるところから広報、連携をしている。

[委員] 指定管理者が行っていた講座には有料講座も多くあったかと思う。経費として予算は確保されていると思うが、直営に戻した時に有料の講座は実施できるものなのか。

[事務局] 指定管理者という制度の中で、府の予算を支出し、有料のイベントを開き、講師の先生に来ていただく費用も出して成立している状態であった。
 直営で実施するということになると、府で予算を確保して実施することになるが、令和8年度だけに関して言うと、その予算は確保していない。令和8年度に関しては実施できない。

[会長] 基本事業の目標値について伺う。例えば、項番1-1の目標値は80だが、過去の実績3年間の平均値は85であり、他の項番についても低めに取られているようだが、平均値にすることはできなかったのか。

[事務局] 特記事項で第5期と書いているものは第5期と同じ目標になっている。第6期に新規の目標となったものについては過去3年の平均にしている。また、活動評価部会で数値の端数についてご意見を頂き、目標数値として四捨五入しているものもある。

[部会長] 大阪府立図書館の評価が、実は非常に厳しく(資料2の)裏面の毎年の数値目標がある場合のSABCというところを見ると、120点以上がS、100点以上120点未満がAとなっている。例えば、目標値80の場合、1.2倍なら96となる。第5期と同じ目標を立てつつそれ以上を目指すというというところで、引き続き評価をしていこうと考えている。

[会長] 第6期の活動評価について、大きな修正はないと認識している。基本は提示された活動評価で承認いただけるか。

[各委員] 承認

議題2〉その他 報告事項等

特になし

5.中之島図書館館長挨拶

6.閉会

<資料>

資料1 大阪府立図書館活動評価全体イメージ第五期から第六期へ
資料2 第六期活動評価 重点事業シート(案)
資料3 第六期活動評価 基本事業点検シート(案)

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