「図書館の力!!」 あなたの「しらべる」応援します!
「図書館の力!!」 あなたの「しらべる」応援します! – 大阪府立図書館のレファレンスサービス(1/3)
令和4年2月 改訂版
大阪にある、とある会社の昼休み・・・
同期の太郎さんと花子さん。近頃ばりばり仕事をしている花子さんに太郎さんがその秘密を尋ねているようです…。
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太郎:最近、調子よさそうやん!こないだの企画もバッチリやったし…。 なんであんな面白い企画書作れんの? |
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花子:この前、社長から「若者にウケる販売促進を考えてくれ」て言われてん。 「今の時代は、これまでと同じことしてたらアカン!」やて。 とりあえず、ネットで検索したんやけど、ますます分からんようになって…。 それで、「そや、いっぺん図書館で調べてみよ」思て、行ってきてん。 考えたら図書館って本がいっぱいあんねん。何かネタがあるかなぁ、と思うて。 |
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太郎:へぇ。けど図書館って、僕も行ったことあるけど、本がいっぱいでどこ見たらええか、 さっぱり分からへんかった。 |
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花子:せやねん、私も半日くらい自分でアレコレひっくりかえして見たんやけど、 なかなか「これ!」いうんが見つからへんかってん。 そやから、いっぺんカウンターの人に聞いてみたろ、と思たんよ。 |
そこで、花子さんは、カウンターの司書に相談してみました。
花子さんのあいまいな質問をうけて、司書はいくつかのキーワードをわかりやすく示したり、ヒントを出したりしたので、花子さんは希望通りの本に短時間でたどり着くことができました。
そのうえ、新聞や雑誌、オンラインデータベースの情報も手に入れることができたのです。
また、花子さんは、司書と一緒に探す中で、上手な検索のコツや、図書館の本の並び方なども教えてもらいました。
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花子:ほんまビックリ!やっぱり「餅は餅屋」やなぁ。紹介してくれた本を見ていったら、 説得力のある統計や本屋さんで売ってない調査報告とか、思いもせぇへんかった情報が 見つかってん。結局閉まるまで図書館にいたわ。 |
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太郎:ふうん、なんかおもしろそうやなぁ。 図書館って本を借りるだけの所とちがうんや。だいぶイメージ変わったわ。 |
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花子:そやろ! 図書館ってこっちのさがし方ひとつでいろんなモンを見つけられんねん。 タダやし、いつでもカウンターで聞けるし、なかなかすごい所やわ。 |
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太郎:なんか、「使わな損」な気ぃになってきたなあ。今度僕もいっぺん行ってみよ。 |
自分も図書館へ行くようになって、使い方が上手になった太郎さんは、仕事の情報だけでなく、趣味の本も予約して借りるようになりました。そして最近では家族みんなが図書館を使っているそうです。
「今は情報が大事!」っていうけれど…
社会が大きく変化する中、毎日のくらしの中で直面するさまざまなできごとに対して、情報を収集し、自分にとって適切な情報を選択し、判断する必要性が高まっています。
また、独創的なアイデア、発想を生み出していくにも情報が必要です。新たなアイデアや発想は、過去に生まれた無数のアイデアがもとになり、それをアレンジしたり、結びつけたりして生まれます。アイデアを生みだすためには、たくさんの質の高い情報に触れることが大切です。
「確かな、質の高い情報を得る」ということが、今、ますます重要になっています。
では、どうすれば「確かな、質の高い情報」は得られるのでしょう?
調べるといえば、インターネットでしょう。検索エンジンに言葉を入れると、たちどころに膨大な情報がヒットします。
しかし、自分のさがしている情報にたどりつかない、見つかった情報が本当に確かなものか判断がつかない、という声は多く聞かれます。また、ウェブ情報が「強い分野」「弱い分野」もあります。
そこで、図書館の出番です!
図書館には、多くの本や雑誌(学術雑誌、業界雑誌)・新聞があります。書店で買える新刊本だけではなく、今では絶版になった古い本や、流通しない非売品の行政刊行物もあります。
また、今では図書館で、本や雑誌だけではなく、商用データベースを提供しているところも増えています。
くわえて図書館では、同じひとつのテーマに関することでも、さまざまな立場や見方に立って書かれた多様な資料を利用することができます。
たくさんの多様な情報がある図書館は、まさに人類の知識・智恵の宝庫です。これだけでも図書館のメリットは大きいですね。
でも、調べるときに図書館を使うメリットは、それだけではないんです!