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レファレンスサービスのご案内 縄文時代の遺跡めぐりをしてみたい

更新日:2023年6月21日


大阪府立中央図書館レファレンスサービスのご案内
2022年10月 »縄文時代の遺跡めぐりをしてみたい [PDFファイル/574KB]

日本全国には、遺跡が約47万件*もあることをご存知でしょうか。はるか昔の人々の痕跡は、意外と身近な地域にも残っているかもしれません。今回は、昨年新たに「北海道・北東北の縄文遺跡」が世界遺産に登録された縄文時代に焦点を当て、遺跡に関する資料をご紹介します。

(※【 】は当館請求記号)

質問:縄文時代の遺跡めぐりをしてみたい

■『縄文時代ガイドブック:ビジュアル版 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 別冊03)』(勅使河原彰/著 新泉社 2013.2)【210.2/7691N/】

「遺跡には感動がある。」をキーワードに遺跡調査の学問的成果をわかりやすく伝えるシリーズ「遺跡を学ぶ」から出た縄文時代の案内書です。縄文人の生活環境や土器・土偶をはじめとする遺物などの縄文時代に関する基礎的なテーマについて、豊富な写真・図版とともにコンパクトに解説します。一度は訪れたい代表的な縄文遺跡を記載した遺跡地図も最後に収録しています。

■『図説日本の史跡 1 原始 1』(同朋舎出版 1991.5)【210.2/314N/1】

文化財保護法により、歴史的・学術的に価値が高く、重要な遺跡は史跡として指定されます。本書は、古墳を除く旧石器時代から古墳時代までの史跡について、史跡ごとに基本情報と解説を収録しており、代表的な遺跡の概要を調べることができます。巻末には、国内の史跡を一覧できる地図索引が付いています。

■『土偶手帖:おもしろ土偶と縄文世界遺産 新版』(譽田亜紀子/著 武藤康弘/監修 世界文化社 2021.8)【210.25/43NX/】

縄文時代の代表的な遺物の一つである土偶は、人々の安寧や農作物の豊穣を祈願するために作られたと考えられています。土偶をこよなく愛する著者が厳選した50体の土偶について、特徴を掴んだキャッチコピーと平易な説明で紹介します。また、著者流の五感で感じる縄文遺跡の楽しみ方も書かれています。

■『日本全国見物できる古代遺跡100 (文春新書 451)』(文藝春秋/編 文藝春秋 2005.7)【L81/451N/】

旧石器時代から古墳時代までの古代遺跡のうち、展示施設等が整備されている見学におすすめの遺跡100件を紹介します。縄文時代の遺跡は38件取り上げられています。

■『発掘された日本列島 2022:調査研究最前線』(文化庁/編 共同通信社 2022.6)【210.02/56NX/】

文化庁主催の展示会「発掘された日本列島 2022」の図録です。年間8000件行われている遺跡発掘調査の中から、近年特に注目を集めた出土品等の成果をまとめています。関東最大級のムラ跡である取掛西貝塚(千葉県)や定住跡が火山噴火後も継続して確認された宿戸遺跡(岩手県)、遺跡を生かした町づくりを行っている井戸尻遺跡群(長野県)などの研究成果及び出土品が取り上げられています。


*参考資料 「令和3年度 周知の埋蔵文化財包蔵地数」文化庁HP(2022年10月10日参照)

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