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文献を探す(基礎篇)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月11日更新

 1. 図書(本)

  (1)書名・著者がわかっている場合

  (2)書名・著者がわからない場合

2. 雑誌・新聞の記事

  (1)論文名および掲載誌がわかっている場合

  (2)論文名および掲載誌がわからない場合

 仕事や研究で又は趣味で何か調べる必要がある場合、私たちは過去に書かれた文献をひも解きます。
 今では、インターネットの検索エンジンを駆使することで目当ての情報を手っ取り早く探し出す方法がありますが、玉石混交のネット情報だけでは、意外と必要な情報にたどりつくことができないのではないでしょうか。一方、冊子体の目録等から図書や雑誌の文献を検索するにはある程度の予備知識がないと難しいことと思います。
 現在では、図書館の所蔵する資料とインターネット上の情報を組み合わせることで本当に必要な情報や文献を容易に得ることができるようになりました。
 そこで、ここでは図書や雑誌に掲載された文献を探し当てるテクニックの基本をお示しします。

1 図書(本)

 (1) 書名・著者がわかっている場合

 通常、文献リストに、○○○○『△△△△』(□□□□ ××××年) と書かれている文献は図書といえます。このとき、○○○○が著者、『△△△△』が書名、□□□□は出版者にあたります。書名および著者名がわかっている場合は、中之島図書館内にいる場合は所蔵資料検索パソコン(OPAC)で検索してください。また、館外からは、大阪府立図書館のホームページ(Web-OPAC)から検索することが可能です。

 一方、書名・著者がわかっているが、中之島図書館に所蔵がない場合、OPAC・Web-OPACで大阪府立中央図書館の所蔵が確認できたら、取り寄せることができます(雑誌、辞書等一部取り寄せの出来ないものもあります)。
 また、大阪府立図書館(中之島/中央)に所蔵がない場合は、以下のサイトで所蔵館を調査することが可能です。

 大阪府立図書館(中之島/中央)を含む大阪府内の公共図書館(一部検索対象外あり)や近畿圏内の県立図書館などを同時に検索することができます。

 「ゆにかネット」の名称で提供していたサービスで、国立国会図書館と都道府県立図書館・政令指定都市立図書館等の和図書の検索ができる機能があります。

 NACSIS-CATで提供していたサービスを引き継ぎ、全国の大学図書館等約1,300館が所蔵している約1,150万件<のべ1億3千万冊以上)の本の情報や、約150万件の著者の情報を検索することができます。各大学図書館への直接リンクなどがさらに使いやすくなっています。

 リンクされた各々の図書館のサイトにとび、そこで蔵書検索が可能です。ただし、インターネットで検索できる図書館に限ります。特にその地域に関する本はその自治体(市町村/都道府県)の図書館を選んで検索してみてください。

 全国6,000館以上の公共図書館/図書室・大学図書館・専門図書館の所蔵・貸出状況を調べることができます。みんなで作るおすすめ本の紹介などさまざまな情報を掲載しています。

 ここで所蔵館が判明し、それが都道府県立図書館や市町村立図書館など公共図書館の場合であれば、直接来館又は電話等で文献入手の方法について相談に応じてくれます。
 各図書館の事情はありますが、基本的に中之島図書館に資料を取り寄せることが可能です。大阪府内の公共図書館が所蔵している場合は、取り寄せに際して経費はかかりません。図書館協力室でご相談ください(館外貸出は当館の規則に準じ、複写する際は改めて所蔵館にご依頼してください)。
 大学図書館の場合は利用に紹介状が必要なところもあります。各大学図書館で事情が異なりますので、図書館協力室でご相談ください。また、複写箇所が明確な場合は同室で複写依頼することも可能です。

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(2) 書名・著者がわからない場合

 書名・著者がわからない場合は、まず館内OPAC、Web-OPACともに書名のキーワード(そのキーワードを含む書名を検索します)による検索ができますので、必要なキーワードの見当をつけて検索してください。
 また、自分の探そうとしている情報がどんな分類に属するのか調査してみてください。中之島図書館では日本の公共図書館で多く用いられている『日本十進分類法』で分類しています。(平成元年までは、ODC<大阪府立中之島図書館図書分類法>を使用していました。

 この中で自分の必要としている分野から検索していくことも可能です。冊子体の分類目録で検索することもできます。

 こうした検索過程で、探そうとしているテーマについてたくさん著作のある著者がわかってきます。その際は1-(1)にもどって著者から検索することができます。さらに探し出した資料に「参考文献」として掲載された資料があれば、これを検索することで、芋づる式に必要な情報を引き出していくことが可能です。
 また、蔵書検索結果の詳細表示である「書誌詳細表示」ページにたどり着くと、「一般件名」の文字をクリックすると、そのテーマに関する資料の一覧が作成されます。
 同様に、「分類・ジャンル」の数字をクリックするとその分類番号で分類されています資料の一覧が表示されます。

  なお、中之島図書館の所蔵する和装書はOPAC・Web-OPACでは検索できません。直接ご来館いただいて、大阪資料・古典籍室に置いてあるカード目録を使って検索していただくことになります。

 漢籍については中之島図書館所蔵の漢籍の一部、その他参加各館の漢籍の検索が可能な全國漢籍データベースがあります。

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2 雑誌・新聞の記事

(1) 論文名および掲載誌がわかっている場合

 通常、文献リストに、 ○○○○「△△△△」『◎◎◎◎』□巻□号(××××年)と書かれた文献は雑誌の記事といえます。このとき、○○○○が著者、「△△△△」が論文名、『◎◎◎◎』が掲載雑誌名、□巻□号が巻号にあたります。「巻(号)」もしくは「(通号)」で表されることもあります。発行年を「[ ]」で示している場合もあります。
 中之島図書館に所蔵しているかどうかは、掲載雑誌名を検索してください。検索は図書と同様に、館内にいる場合はOPAC又は冊子体目録で、館外からはホームページで検索できます。所蔵している場合はさらに必要な巻号の有無を確かめてください。

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(2) 論文名および掲載誌がわからない場合

 まず、必要なテーマを特定して検索していきます。そして必要な文献にたどりついた時に「著者」「論文名」「掲載雑誌名」「巻号」「出版年」を確認します。 論文を検索できるツールは次の通りです。

 国立国会図書館サーチから簡易検索では、「記事・論文」を選択、詳細検索では「NDL雑誌記事索引」にチェックボックスにチェックを入れて検索してください。雑誌発行年の範囲を選んでから「論題名」に特定したテーマや使われていそうな言葉を入れて検索します。1948年から1984年までは冊子体の目録も所蔵しています。

  • CiNii[サイニィ](NII(国立情報学研究所)論文情報ナビゲータ)[Web] http://ci.nii.ac.jp/

 日本の学術論文を中心とした論文情報の提供サービスです。国内の学協会が発行する学協会刊行物に掲載された論文と、国内の大学等が刊行する研究紀要、国立国会図書館の雑誌記事索引データベースなどを含む膨大なデータから目的の論文を探すことができます。

 個別に存在していた科学技術情報をつないで、発想を支援するサービスを提供しているサイトです。登載された情報間のつながりから科学技術情報から発見や異分野の知識を入手する機会や手がかりを見つける事ができます。
 提供しているデータは、文献(国内外の主要な科学技術・医学・薬学文献のタイトル・著者・発表資料・巻号頁等約4,556万件のほかに、特許約1,289万件、科学技術用語約33万件、研究者約26万人など多岐に及んでいます。

  雑誌名が変更されると、継続的に遡って調査をすることが難しくなります。そんな時はこのサイトで雑誌名の変遷をマップであらわすことができるので便利です。ただし、検索にはNCIDもしくはFIDを入力する必要がありますので、「CiNii Books」でNCIDもしくはFIDを先に調査する必要があります。

 この時、図書と同様に、検索を繰り返すうちに、探そうとしているテーマについてたくさん著述のある著者が次第に明らかになっていきます。さらに、探し当てた論文に記載されている「参考文献」や引用論文をもとに必要な情報を引き出していくことも可能です。
 ただし、(2)以降はこれまでで得られた情報は、誰のどんな論文がどの雑誌に掲載されているかということしかわかりません。改めて中之島図書館がその雑誌(巻号も含む)を所蔵しているかどうか確認していただく必要があります。
 大阪府立中央図書館の所蔵する雑誌のうち、「禁帯出」のものはは取り寄せることができませんので、直接大阪府立中央図書館へ足を運んでいただくことになります。ただし、大阪府立図書館(中之島/中央)の所蔵のもので、著者、論文名、掲載雑誌、巻号が明らかな場合は、蔵書検索をした上で、インターネット上でご自宅から複写依頼をしていただくことができます。図書の場合でも複写箇所が特定されていれば、同様にWEB複写依頼が可能です。

 中之島図書館、府立中央図書館が所蔵していない場合は他館の蔵書検索をして所蔵の有無を確認してください。

 公共図書館に必要とする雑誌が所蔵されている場合は、所蔵館へ直接来館するか、又は電話・文書等で相談に応じてもらえます。なお、複写の場合は文書での依頼が必要な場合もありますので、所蔵館にお尋ねください。
 大学図書館の場合は各校で事情が異なりますので、図書館協力室でご相談ください。
 国立国会図書館への複写依頼は、専用の用紙を図書館協力室で用意していますので、お申し出ください。また、国立国会図書館で利用者登録すれば、インターネットから複写依頼が可能です。ただし、図書・雑誌とも複写箇所の特定が必要となります。

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