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大阪府立中央図書館 国際児童文学館 「喜の音(よろこびのおとづれ)」

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更新日:2013年11月1日


『喜の音』(よろこびのおとづれ)
(明治15年創刊 三浦徹:編集兼発行) 29巻529号~551号(明治43年)、30巻555号~576号(明治44年)合本2冊(194/192頁) 縦23cm×横16cm 1冊1銭

表紙 本文と挿絵

日曜学校で配付するため、キリスト教関係者によって創刊された雑誌。月2回刊(年24冊)。日本では、近代的な児童観に基づく子ども向け読み物が意識されるようになるのは明治20年代になってからだが、初期のこうした流れの一端を担ったのは若松賤子らキリスト教関係者たちであった。児童読み物が乏しかったこの時期、関係者の努力によって世に出された本誌は、好評をもって迎えられたという。

このほど入手したのは、29巻529号(明治43年1月)~30巻576号(同44年12月)の約50冊。これまで終刊不明とされ、29巻までしか確認されていなかった本誌だが、当館所蔵本によって少なくとも大正初期までは刊行されていたことが明らかとなっている。


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