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大阪府立中央図書館 国際児童文学館 雑誌「ぼくら」1巻1号

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更新日:2013年11月1日


雑誌『ぼくら』1巻1号
(昭和30年1月刊、大日本雄弁会講談社)258頁 縦26cm×横18.5cm 110円

表紙 もくじ

かつて講談社から刊行されていた月刊マンガ雑誌。1954(昭和30)年12月に創刊(1955年1月号=本書)、1969(昭和44)年10月号をもって休刊。『少年クラブ』(昭和21年創刊)とともに講談社の二枚看板と言われ、少女雑誌『なかよし』(本書と同時に創刊)も含めて少年少女誌の一時代を築いた。講談社には既に幼少年向きの『幼年クラブ』があり、その兄姉誌として『少年クラブ』『少女クラブ』があったが、両者の読者対象年齢にわずかな隔たりが存在していた。

戦後の新教育体制のなかで読者年齢により密着した雑誌が必要と感じた同社は、映画やテレビが席巻する時代を意識し、マスコミや視聴覚教育を重視した新雑誌を企画。〈ゆかいでたのしいぼくらの雑誌〉を標榜し、小学校三~四年生を対象にした新様式B5判大型雑誌として本誌を世に送り出した。創刊号(本書)の巻頭グラビアは、真田大助を東千代之介が演じた映画「龍虎八天狗」(原作:吉川英治、東映)。その他、佐藤紅緑「少年の歌」や藤子不二雄「海底人間メバル」などを掲載した。

1969年創刊の『ぼくらマガジン』は本誌の後発誌にあたる。


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