「はらっぱ」 No.35 おはなし会プログラム ~その11~
更新日:2022年3月31日
「はらっぱ」 No.35 おはなし会プログラム ~その11~
掲載日:2022年3月31日更新
大阪府立中央図書館 こども資料室
令和3(2021)年1月から12月までの期間に、当館で行うことができたおはなし会のうち、子どもたちが特に楽しんでくれたプログラムをご紹介するコーナーです。
開催日 令和3年10月中旬
対象者 支援学校小学部
テーマ おいしいもの食べよう
- てあそび「ととけっこう」
- 大型絵本『れいぞうこ』
- 新井洋行/作・絵 偕成社 2015.10
- パネルシアター「カレーライス号」
- 絵本『にんじんとごぼうとだいこん:日本民話』
- 和歌山静子/絵 鈴木出版 1991.4
- 紙芝居『おむすびくん』
- とよたかずひこ/脚本・絵 童心社 2009.4
- てあそび「おべんとうばこのうた」
- てあそび「ミックスジュース」
- エプロンシアター「おかしのほしのくいしんぼう」
- てあそび「さよならあんころもち」
大型絵本やパネルシアター、エプロンシアターのほか、てあそびをふんだんに取り入れ、絵や音を楽しめるプログラムを考えた。パネルシアターでは、カレーライスを作る過程を歌にのせて一緒に疑似体験。エプロンシアターでは、次々あらわれるお菓子がポケットの中に消えていくのが不思議だったらしく、おはなし会終了後に自分たちで何度もポケットに入れて楽しんだ。
読み手聞き手ともに歌や言葉のやりとりとおはなしの楽しさを共有することができた。
開催日 令和3年7月初旬
対象者 小学3年生
テーマ いろいろな国のおはなし
- 大型絵本『きょだいなきょだいな』(日本)
- 長谷川摂子/作 降矢なな/絵 福音館書店 2001.11
- 紙芝居『太陽はどこからでるの』(ベトナム)
- チヨン・ヒエウ/作 企画:ベトナムの紙芝居普及を支援する会 童心社 1996.9
- ストーリーテリング「アナンシと5」(ジャマイカ)
- 『子どもに聞かせる世界の民話』 矢崎源九郎/編 実業之日本社 1964.12
ベトナムやジャマイカにルーツのある子どもがいるということだったので、それに合わせたおはなしを選んで組んだプログラム。『きょだいなきょだいな』はストーリーの意外さがよかったのか、随所で反応があった。紙芝居も拍手が起こるほど楽しんでいた。
開催日 令和3年11月中旬
対象者 小学3年生
テーマ ことば
- 大型絵本『ちゅーちゅー』
- 宮西達也/作絵 鈴木出版 2010.1
- 紙芝居『みんなでぽん!:手話ってすてきなことば』
- まついのりこ/脚本・絵 童心社 2012.3
- ストーリーテリング「チモとかしこいおひめさま」
- 『おはなしのろうそく 14』 東京子ども図書館/編 東京子ども図書館 1984.3
コロナ対策で広い場所で距離を取って実施したため遠くからでも見やすいものとして、大型絵本や紙芝居を選んだ。紙芝居では実際に手話も組み込んだが、子どもたちは一緒に手を動かして楽しんでいた。8分ほどの長めのストーリーテリングも熱心に聞いており、子どもたちはどれも話の展開に驚きながら楽しんでいた。